一度は行きたい！神奈川県の名門&高級ゴルフ場10選【歴史がある・料金が高い】　

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東京からのアクセスが良く、フラットな地形が多い神奈川県にはたくさんのゴルフ場があります。

中でもアクセスの良い横浜市や相模原市、足柄下郡の箱根町などには、ビジターだけでは中々回ることができない名門ゴルフ場が点在しています。

これらの名門ゴルフ場は通常、メンバーの同伴や紹介がないとプレーができないです。

しかし毎年夏に神奈川県ゴルフ協会が主催している「神奈川県民ゴルフデー」に申し込むことで、ビジターのみでしかも普段よりリーズナブルな料金でプレーすることができます。

今回はそんな、ビジターでも回れるチャンスがあるかもしれない神奈川県の名門ゴルフ場を10コースご紹介していきます。

神奈川県の名門ゴルフ場10選

程ヶ谷カントリー倶楽部

横浜市にある程ヶ谷カントリー倶楽部。

初めて日本に造られたゴルフ場は兵庫県の六甲ゴルフ倶楽部ですが、こちらは外国人向けに造られたゴルフ場でした。

日本人向けに造られたのは東京ゴルフ倶楽部が最初（9ホールのみのゴルフ場）。

そして、初めて日本人向けに造られた18ホールの本格的なゴルフ場が、この程ヶ谷カントリー倶楽部です。

現在は、財政界の要人によって会員が構成され、その格式の高さから関東七倶楽部のひとつに数えられます。

歴史ある名門コースといえば「フラットな林間コース」というイメージですが、程ヶ谷カントリー倶楽部は比較的アップダウンの大きい丘陵コースとなっています。

バックティからは6,797ヤードというロングディスタンス。
⇒神奈川県の距離が長いゴルフ場ランキングをみる

クラブハウスやレストラン、コース内の茶店など、決して新しくはありませんが高級感のある落ち着いた雰囲気が特徴的です。

相模カンツリー倶楽部

大和市にある相模カンツリー倶楽部は関東七倶楽部の1つで程ヶ谷カントリー倶楽部とは対照的に、ほぼ全てのホールでティグラウンドからグリーンを見渡せるフラットな林間コースとなっています。

ゴルフのプレーだけでなく、メンバー・ゲストとの親睦を大切にしており、午後のレストランはラウンド後の会話を楽しむプレーヤーたちで賑います。

このゴルフ場には、「天候に関わらず、ゴルフの約束をした日には必ず相模へ行って､顔を合わせてからプレーの判断をする｣という慣習があります。

たとえ雨であっても、ゴルフ場へ行って少し会話を楽しんでから次のゴルフの予定を決め、帰宅するようにしましょう。

相模原ゴルフクラブ

相模原市にある相模原ゴルフクラブは日本女子オープン1回、日本オープン3回という開催実績を誇る神奈川県有数のトーナメントコース。

東コースと西コースの計36ホールがあります。

1. 東コースは全長7,255ヤードPar74という非常にタフなコース。
2. 西コースは、距離は長くありませんが東コースに比べアップダウンがあり、戦略性に富んだコースレイアウト

となっています。

西コースの途中には食堂があり、ハーフ9ホールを終えるとこの食堂で休憩をとってから残りのハーフをスタートしていきます。

昔ながらのGoing Out・Coming Inのプレースタイルが楽しめるのも、歴史あるゴルフ場ならではですね。

横浜カントリークラブ

横浜カントリークラブは2012年に日本女子オープン、2018年には日本オープンと立て続けに国内メジャートーナメントが開催されているコースです。

中でも日本オープンでは、「日本一曲がらない男」として知られる稲森佑貴プロがツアー初優勝を飾ったことで、ドライバーの正確性を要求されるコースであることを知らしめました。

東コースと西コースの計18ホールがあり、東コースは乗用カートによるキャディ付きまたはセルフでのプレー。

西コースではキャディ付き徒歩プレーの他に「1人用電動手押しカート」という珍しいカートを利用したセルフプレーもあります。

中々お目にかかれないカートなので、ぜひ1度体験してみたいですね。

磯子カンツリークラブ

横浜市磯子区にある磯子カンツリークラブは「美しさ」と「挑み甲斐」の両立をコンセプトとしたコースで、1960年の開場以来幾度となくコース改造を行ってきました。

コース設計家の大久保昌氏が手掛けた、8番332ヤードのミドルホールもその1つ。

フェアウェイ両サイドからグリーン周りまで15ものバンカーが設けられ、短いながら気の抜けないホールとなっています。

コース内の植樹にも長年力を入れており、ツバキ、コブシ、サクラ、ハナミズキ、ヤマブキ、ツツジなど、難しいコースの中で四季折々の美しい花を眺めながらプレーを楽しむことができます。

戸塚カントリー倶楽部

横浜市旭区にある戸塚カントリー倶楽部は名匠・井上誠一が設計を手がけた戦略性の高い18ホールで、プロのトーナメントも数多く開催されています。

トーナメント開催の実績がある西コースは難易度も高く中上級者向け。
⇒神奈川県の難易度の高いゴルフ場ランキングをみる

中でも2012年のキヤノンオープンでは池田勇太プロが史上最年少での通算10勝目を飾り、2019年のアネッサレディスでは全英女子オープン覇者の渋野日向子プロが優勝するなど話題性の豊富なゴルフ場となっています。

湘南カントリークラブ

茅ケ崎市にある湘南カントリークラブのコース設計は井上誠一氏。

昭和32年に、三菱グループのためのゴルフ場を創設しようと発起人会が結成され、昭和34年に9ホールのゴルフ場として仮オープン。

昭和46年に18ホールの本格的なゴルフ場としてオープンしました。

最近では乗用カートを導入し、クラブハウスを新設するなど最新の設備への改修を重ねてきました。

現在も、日本トップの財閥御用達のゴルフ場として、名匠の手掛けた名門コースとして、その伝統と格式を守り続けています。

本厚木カンツリークラブ

厚木市にある本厚木カントリークラブは練習環境が非常に充実しています。

練習場は28打席（230ヤード）あり、フェアウェイバンカーの練習ができる打席も3打席用意されています。

いずれも料金は10球100円でラウンド前としてはちょうどいい球数。しかもリーズナブルなのが嬉しいですね。

さらにアプローチ練習用のグリーンが2面、バンカー用のグリーンも1面完備されています。

コースは重厚な木々によってセパレートされた格式のある林間コース。レストランでは、厚木地場産の豚肉を使った生姜焼きが人気メニューとなっています。

箱根カントリー倶楽部

箱根町にある箱根カントリークラブは1,000m級の高い山々に囲まれ、360度の雄大な景色を見渡せる抜群のロケーションが魅力。

さらに新宿からロマンスカーでいける箱根湯本駅からのクラブバスが出ているので、電車でのアクセスが良いのも嬉しいですね。

ややアップダウンのあるコースですがフェアウェイは比較的フラットに作られています。

まわりに大きな山が見えることによる錯覚で、グリーンまでの距離感が合いにくいことがあるので注意が必要です。
⇒箱根カントリー倶楽部の攻略法！ドレスコードとレストランも

箱根カントリー倶楽部の評価

	評価	解説
コースの面白さ	5	挑戦欲が掻き立てられるか。
コースの起伏	4	起伏があるほうが数値が低い。
フェアウェイが広い	4	フェアウェイの幅。
距離が長い	3	レギュラーティからの距離。長い方が数値が高い。
グリーンの難易度	5	ｱﾝｼﾞｭﾚｰｼｮﾝが効いているか？難しい方が数値が高い。
ハザードの難易度	5	バンカーや池等の数や配置。難しい方が数値が高い。
OBの危険度	2	OBゾーンが近いか？危険度が高いほど数値が高い。
コースの景観	5	コースからの眺望。植栽の美。
メンテナンス	5	下草の処理や、グリーンの状態など。
付帯設備・キャディ	5	練習場の充実度。カートやグリーンの解説等（キャディ含）
料金　C/P	3	コース評価に対して料金が安ければ数値が高い。
アクセス	3	都心からの距離。最寄りICからの距離も参考。
食事が美味しい	5	メニュー量や味、レストラン充実度など。
ホスピタリティ	5	スタッフの姿勢。設備や備品の心遣い

※ゴルフジャーナリスト協会・影山篤がプレーして評価しました。

大箱根カントリークラブ

箱根町にある大箱根カントリークラブは女子トーナメントのCAT Ladiesを長年開催していることで有名なコースです。

試合が開催される夏場にはラフを伸ばし、グリーンも10フィートを超えてきます。

トーナメントコースならではのシビアなセッティングを楽しみたい上級者におすすめのコースです。

休日は3万円台、平日でも2万円台と料金は高めですが、ゴルフ場予約サイトから誰でも予約することができます。

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まとめ

ぜひ、神奈川県民ゴルフデーなどを利用して、これらの名門コースにチャレンジしてみてください。

これらのコースで体験できるコースクオリティとホスピタリティは、プレー後も大きな思い出として残ることでしょう。