【難しい】関東のコースレート難易度の高いゴルフ場ランキング

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ゴルフというスポーツは他の球技と違い、競技フィールドによって大きく難易度に差があるスポーツです。

ゴルフで言う競技フィールド、つまりゴルフ場は全国に2,000コース以上存在し、一つとして同じレイアウトのコースは存在していません。

エンジョイゴルフや接待ゴルフご用達の簡単なゴルフ場はスコアが出やすく、大半のゴルファーは気を良くしてプレーをしますが、アスリートゴルファーや腕に自信のある中上級者ゴルファーにとってみては、退屈で歯ごたえの無いコースに映ります。

そんなアスリートゴルファー、および中上級者ゴルファーの方のために今回は関東エリアのゴルフ場の中でも難易度が高い難しいゴルフ場を順に紹介していこうと思います。

さて、難易度が高いと言われるゴルフ場にはいくつか特徴があります。
ゴルファーの得意分野、苦手分野によっても差はありますが

1. コース距離が長いこと
2. コースレイアウトが工夫されており、戦略性が高いこと
3. グリーンが難しいこと（アンジュレーション・速さ・形状）
4. ハザードが多いこと（配置が巧妙であること）
5. アウトオブバウンズ（OB）の危険性が高いこと

などが一般的に挙げられますよね。

こんな点も踏まえながら、早速、コースレートの高いゴルフ場を順に紹介していきましょう！

関東のコースレート難易度が高い難しいゴルフ場ランキング

1位 ザ・ロイヤルゴルフクラブ（茨城県）

コースレート 78.4
フェアウェイが狭い ★★★☆☆
グリーンが難しい ★★★★☆
ハザードが難しい ★★★★★

日本に2,000以上あるゴルフ場の中で最もコースレートが高いゴルフ場。

全長が驚異の8,100ヤード超えという、まさにモンスターコース。

非常にフラットでコース幅も広く、多少曲げてもOBの心配はありませんが、その長さゆえに曲げるとスコアになりません。

2018年よりミズノオープンの開催地として選ばれています。トーナメントプロでもアンダーパーを出すのは非常に難しいコースです。

2位 鹿島の杜カントリー倶楽部（茨城県）

引用（著作権法第32条）：鹿島の杜カントリー倶楽部

コースレート 77.6
フェアウェイが狭い ★★★☆☆
グリーンが難しい ★★★★★
ハザードが難しい ★★★★★

日本第三位のコースレートの高さを誇る難関コース。

7,700ヤード超えのロングディスタンスと多数に織り交ぜられたハザードが驚異の難しさを演出しています。

それだけにとどまらず常時10フィートは超えるかという超高速グリーンも厄介で、ショートパットすら油断できません。

まさにビッグモンスターコース。

3位 宍戸ヒルズカントリークラブ（茨城県）

引用（著作権法第32条）：宍戸ヒルズカントリークラブ

コースレート 76.0
フェアウェイが狭い ★★★★☆
グリーンが難しい ★★★★☆
ハザードが難しい ★★★★☆

2003年より男子プロゴルフ最高峰のトーナメント「日本ゴルフツアー選手権」が毎年開催されることでもお馴染みのトーナメントコース。

東コースと西コースの２コース36ホールズで、仲でも西コースは距離が長いことに加え、狭められたホールも多く難易度は非常に高いコースです。

アップダウンも効いており、距離感が掴みづらいのも難点。

4位 下秋間カントリークラブ（群馬県）

引用（著作権法第32条）：下秋間カントリークラブ

コースレート 75.4
フェアウェイが狭い ★★★☆☆
グリーンが難しい ★★★★☆
ハザードが難しい ★★★★☆

榛名山・妙義山を望む丘陵コース。

アップダウンは程々になっていますが、微妙にアンジュレーションが効いたフェアウェイ・ラフは慣れないと方向性と距離を正確に出しづらくなっています。

さらに距離が7,400ヤードと長く、単純に飛距離がでなければ厳しいゴルフを余儀なくされます。

フェアウェイの狭いホールもあり、飛距離を取るか、方向性をとるか選択を迫られることも。

5位 紫カントリークラブすみれコース（千葉県）

引用（著作権法第32条）：紫カントリークラブすみれコース

コースレート 75.1
フェアウェイが狭い ★★★☆☆
グリーンが難しい ★★★★★
ハザードが難しい ★★★★☆

60年近い歴史を持ちますが、近年改造に改造を加え、近代的なデザインと難易度を達成したコース。

長さも7,300ヤードを超え、プロゴルファーでも攻略は容易ではありません。

アンジュレーションの効いた独特なグリーンは難易度が高く、ショートパットですら油断できません。

単調なコースは皆無でメリハリの効いたバランスの良い難関コースです。
⇒紫カントリークラブすみれコースのコースレイアウトをみる
⇒紫カントリークラブすみれコースのレストトランメニューの口コミをみる

紫カントリークラブすみれコースの評価

※日本ゴルフジャーナリスト協会・影山篤がプレーして評価

6位 霞ヶ関カンツリー倶楽部（埼玉県）

引用（著作権法第32条）：霞ヶ関カンツリー倶楽部

コースレート 75.0
フェアウェイが狭い ★★★☆☆
グリーンが難しい ★★★★☆
ハザードが難しい ★★★★☆

日本でトップクラスの超名門コース。

東京オリンピック開催予定のゴルフ場で、余裕の7,400ヤード超えのロングディスタンスと、世界基準のコースでもあります。

無数のバンカーが配置されているので、各々のショットの精度が非常に重要になります。

小さいグリーンも曲者で、外すとアプローチが難しく、ショートゲームの技術なしにはスコアメイクは至難の業。

赤星四郎が設計。

7位 大洗ゴルフ倶楽部（茨城県）

引用（著作権法第32条）：大洗ゴルフ倶楽部

コースレート 74.9
フェアウェイが狭い ★★★★☆
グリーンが難しい ★★★★☆
ハザードが難しい ★★★★☆

大洗港にほど近い位置に展開する戦略的なシーサイドコース。

シーサイドコースですが大きな松林に囲まれた林間コースの特徴も持っています。

フェアウェイは広くなっているものの、左右へ曲げると次のショットが打てなくなるなど空中のハザードとして林が機能していて、攻略ルートは限定されています。

距離も7,200ヤードととにかく長く飛距離が必要なのも厄介。

8位 皐月ゴルフ倶楽部　佐野コース（栃木県）

引用（著作権法第32条）：皐月ゴルフ倶楽部

コースレート 74.8
フェアウェイが狭い ★★★☆☆
グリーンが難しい ★★★★★
ハザードが難しい ★★★★★

モンスターホールにチャレンジ！世界最長ホールを持つ距離の長い丘陵コースです。

7番ホールPar7　964ヤードはまさにモンスター。なんとギネス登録されているとか。

フェアウェイは戦略的に絞られており、大きく曲げると厳しいゴルフを強いられます。

グリーンはオーソドックスですが、うまくガードバンカーにつかまるような設計に。ピン位置によって攻め方は変えていきたいところ。

9位 静ヒルズカントリークラブ（茨城県）

引用（著作権法第32条）：静ヒルズカントリークラブ

コースレート 74.8
フェアウェイが狭い ★★★★☆
グリーンが難しい ★★★★☆
ハザードが難しい ★★★☆☆

日本プロゴルフシニア選手権などの開催地として知られるコース。

設計は中嶋常幸です。

広々とした丘陵コースで見晴らしの良い豪快なプレーが楽しめる人気のゴルフ場です。

多彩なバンカーや多様な池が多く配置されており、チャンピオンティどころかレギュラーティからプレーしても手厳しい超難関コースです。

グリーンやそれを囲むハザードなど上げる転がす止めるなど戦略が重要なテクニカルコース。

10位 成田ヒルズカントリークラブ（千葉県）

 

コースレート 74.7
フェアウェイが狭い ★★★☆☆
グリーンが難しい ★★★★★
ハザードが難しい ★★★★★

ピートダイ設計の池が大きく絡む戦略的なゴルフ場です。

周囲を背の高い樹木で覆われた林間コース。

丘陵コースほどのアップダウンがなく平坦ですが、多数のマウンドが設置されており、これぞピートダイといった印象。

当たり前のように距離が長い上に、池以外にも深いバンカーも備えられているなどセッティングも凝られており、難易度は非常に高いコースです。

11位 烏山城カントリークラブ（栃木県）

引用（著作権法第32条）：烏山城カントリークラブ

コースレート 74.5
フェアウェイが狭い ★★★☆☆
グリーンが難しい ★★★★★
ハザードが難しい ★★★★☆

本丸コース・二の丸コース・三の丸コースと城にちなんだネーミングの３コースで構成された27ホールズのビッグスケールなゴルフ場です。
⇒烏山城カントリークラブの攻略法をみる

過去に日本女子オープン選手権の開催地として選ばれたことでわかる通り、本格的なチャンピオンコース。

フェアウェイ幅は概ね広いものの、各地に配されたハザード＆マウンドが狭く見せると言う設計の妙があります。

グリーンも固くて速く、ショートゲームでも手を焼きます。

12位 総武カントリークラブ 総武コース（千葉県）

引用（著作権法第32条）：総武カントリークラブ

コースレート 74.5
フェアウェイが狭い ★★★☆☆
グリーンが難しい ★★★★☆
ハザードが難しい ★★★★☆

距離のある林間コース。

広々としたフェアウェイが特徴的で、距離の出るプレーヤーに非常に有利なコースです。

ただし、大きく曲げると林に捕まるため、コントロール度外視ではスコアにはなりません。

２グリーン制のゴルフ場なので１つのグリーンが小さく、容易にパーオンはできません。

こぼれた際にいかに寄せていけるか、ショートゲームの技術も問われます。

13位 大利根カントリークラブ（茨城県）

引用（著作権法第32条）：大利根カントリークラブ

コースレート 74.5
フェアウェイが狭い ★★★☆☆
グリーンが難しい ★★★★☆
ハザードが難しい ★★★★☆

茨城県南西部、利根川流域の丘陵地に造られた戦略的な36ホールズ。

東コースと西コースの2コース構成で、両コースとも距離が長い難関コースです。

総じて自然林が残されたホールが多く、左右への曲がりにはあまり許容がありません。

過去にビッグトーナメントが開催されたゴルフ場で、プロも認める戦略性豊かで攻めごたえのあるコースとなっています。

14位 武蔵カントリークラブ笹井コース（埼玉県）

引用（著作権法第32条）：武蔵カントリークラブ

コースレート 74.3
フェアウェイが狭い ★★★☆☆
グリーンが難しい ★★★★☆
ハザードが難しい ★★★★☆

武蔵野の松林に広がる閑静な林間コース。

林間コースらしくフラットな造りですが、距離のあるホールが続くタフなゴルフ場です。

特にミドルホールの距離が非常に長く、ティショットから飛距離が求められます。

グリーンが固くて速いので、スピンの効いたショットで狙っていきたいところ。

その為にはやはり飛距離を稼いでおく必要があります。ラフに入れると元も子もないのでフェアウェイキープも意識しておきたいところ。

15位 東京ゴルフ倶楽部（埼玉県）

引用（著作権法第32条）：東京ゴルフ倶楽部

コースレート 74.3
フェアウェイが狭い ★★★☆☆
グリーンが難しい ★★★★☆
ハザードが難しい ★★★★☆

埼玉県だけでなく関東地方で最古のゴルフ場。

敷居の高さもトップクラスを誇り、プレーする機会にも中々恵まれないコースです。

周囲を林に囲まれた林間コースですが、左右幅が非常に広くのびのびとしたゴルフが楽しめます。

固くて速い砲台グリーンが最大の難点。生半可なアプローチだとすぐにこぼれ落ち、行ったり来たりを余儀なくされることも。

セカンドショット以降でいかに最良のライを選びグリーンを狙えるかが最大のポイント。

関東のコースレートランキング（難しい順）

バックティからのコースレート比較

順位	ゴルフ場名	県	コースレート	距離
1位	ザ・ロイヤルGC	茨城県	78.4	8,143Y
2位	鹿島の杜CC	茨城県	77.6	7,730Y
3位	宍戸ヒルズCC西C	茨城県	76.0	7,437Y
4位	下秋間CC	群馬県	75.4	7,403Y
5位	紫CCすみれC	千葉県	75.1	7,378Y
6位	霞ヶ関CC東C	埼玉県	75.0	7,466Y
7位	大洗GC	茨城県	74.9	7,205Y
8位	皐月GC佐野C	栃木県	74.8	7,355Y
9位	静ヒルズCC	茨城県	74.8	7,212Y
10位	成田ヒルズCC	千葉県	74.7	7,113Y
11位	烏山城CC 三の丸×本丸C	栃木県	74.5	7,193Y
12位	総武CC総武C東×西C	千葉県	74.5	7,089Y
13位	大利根CC 東C	茨城県	74.5	7,129Y
14位	武蔵CC笹井C	埼玉県	74.3	7,132Y
15位	東京GC	埼玉県	74.3	7,215Y

もっと難しいコースを探す

関東地方はゴルフ場は総計650コースを超えます。

都道府県で見ても、千葉県（日本3位）・栃木県（日本4位）・茨城県（日本5位）など、全国一ゴルフ場が多いエリアではないでしょうか。

そんな関東地方には超難関コースがずらりと軒を連ねています。

距離も当たり前のように長く、そして戦略性に富んだコースばかりなので、是非この機会に挑戦してみてくださいね。