トーナメントコースはアマチュアゴルファーの憧れです。
現地やTVで観戦していて、そこで起こるドラマ、語り継げられる名勝負が繰り広げられた舞台で自分もプレーしたいと憧憬の情に駆られます。
それがNHKで生中継されるメジャートーナメントなら尚更です。
今日ラウンドした紫カントリークラブすみれコースは1972年に日本プロゴルフ選手権。
2020年に日本オープン、そして今年、2022年9/29~10/2まで日本女子オープンが開催されます。
![京葉カントリー倶楽部](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2020/01/keiyo-320x180.jpg)
小林英年が設計し、2010年にダミアン・パスクーツォとスティーブ・ペイトが改造したコースは圧倒されるほどの美景です。
さて、どんなコースなのか、見どころが多そうです。いつもより写真も多いです。
ゴルフ歴35年、年平均40ラウンド、これまで700コース以上をプレーしている私が実際にラウンドしてきましたのでレポートしますね。
Contents
紫カントリークラブすみれコースの口コミと評判
紫カントリークラブすみれコースのへのアクセス
紫CCすみれコースは都心から1時間弱という近さ。
電車でもクラブバスが利用できるのでアクセスはバッチリです。
住所:〒278-0001 千葉県野田市目吹111
TEL:04-7124-1166
常磐自動車道・流山ICから約10km。
常磐自動車道・柏I.C.から、約9km。
つくばエクスプレス・流山おおたかの森駅で東武野田線(東武アーバンパークライン)に乗り換え、「野田市駅」下車。
クラブバス(約25分)か、タクシー(約10分)にてコースへ。
【クラブバス利用】
東武野田線(東武アーバンパークライン)野田市駅よりクラブバスを運行
![紫カントリークラブすみれコースの地図](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-map.jpg)
クラブハウス
![紫カントリークラブすみれコースのクラブハウス](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire21.jpg)
クラブハウスは紫のMをデザインした建物です。
当時、名門コースのクラブハウスといえば、レイモンド設計事務所設計の2階建洋館がスタンダードでしたが、設計家の吉川清作が斬新なデザインを施しました。
2010年に屋根の色や内装が改修されましたが、駆体は変えず開場した1961年のままです。
玄関前の松の木と絨毯のような芝を横目に歩いただけで名門の風格を感じてしまいます。
紫カントリークラブすみれコースのヒストリー
![紫カントリークラブすみれコースの歴史](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire65.jpg)
1959年第一次ゴルフブームの頃、すぐ近くにある千葉CCは毎週末ゴルファーでにぎわってました。
それを見ていた野田市の地主達が地元の大企業、野田醤油(現・キッコーマン)に掛け合ったのが始まり。
隣には紫CCあやめコースがありますが、それは野田醤油の茂木一族の私有地です。
紫CCの命名に関し、醤油のことを「むらさき」というからという説がありますが、それはガセネタ。(笑)
命名者はここの永世会員でもあった「宮本武蔵」を書いた小説家、吉川英治が名付け親です。
![紫カントリークラブすみれコースのポスター](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire67.jpg)
開場後すぐに開催された(1963年)第1回ゴルフ日本シリーズから紫CCすみれコースは公式競技開催地の名門コースとしてのストーリーが始まりました。
なお、1979年に経営は国際興業グループに代わっています。
フロントとラウンジ
![紫カントリークラブすみれコースのフロント](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire22.jpg)
菖蒲の画が飾られた厳かな雰囲気の受付です。
当然、楽天チェックインは使えません。
紫CCあやめコースはパブリックですが、すみれコースはメンバー制で予約サイトでは予約不可です。
![紫カントリークラブすみれコースのラウンジ](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire29.jpg)
ラウンジは1Fにあります。品の良い家具が整然と並んでいますね。
![鷹之台カンツリー倶楽部](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2020/01/takanodai-320x180.jpg)
紫カントリークラブすみれコースのドレスコード
![紫カントリークラブすみれコースのドレスコード](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-dress1.jpg)
推奨・ドレスコード
来場時
- ジャケット・ブレザー着用
プレー時
- 襟付きシャツ
- シャツカラー
- ポロカラー
- ハーフパンツにはハイソックス
NGな服装
- ジーパン
- カーゴパンツ
- スウェット
- トレーニングウェア
- トレーナー
- クールネック・ボートネック
- Tシャツ
- ノーハイソックス
- タンクトップ
- キャミソール型
- ミニスカート
ゴルフ場の一般的なドレスコードと同様ですが、名門コースはたとえ真夏でもジャケットを着ていくことをお勧めします。
もちろんシャツの裾はパンツの中です。
ビジタープレーヤーはメンバーコースにお邪魔している立場であることを認識するのが名門コースでラウンドする時のマナーと心がけましょう。
HPにも「長年培われた紫カントリークラブすみれコースの文化を背景に制定されたものです。」と冒頭に明記しています。
ビジターである我々は駐車場に駐車する場所もクラブハウスの近くに停めないことがマナーなんです。
プレー中はシャツの裾をパンツに入れるのはもちろんですが、短パンの場合はアンクルソックスではなく、ハイソックスを履きましょう。
紫カントリークラブすみれコースの練習場
![紫カントリークラブすみれコースの練習場](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire77.jpg)
クラブハウスから一歩、表に出ると普通はすぐにスタートホールですが、ここは違います。
見渡す限り180度の広さで練習場なんです。
![紫カントリークラブすみれコースの練習場](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire70.jpg)
均一に刈られた芝が輝いています。
この感動的な第一印象はパノラマ写真でないと伝えられません。日本では他に見たことの無い光景です。
![紫カントリークラブすみれコースの練習場](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-renshu.jpg)
スタートの2時間前に来場して、1時間以上みっちり練習したい充実した練習場です。
ドライビングレンジ
![紫カントリークラブすみれコースのドライビングレンジ](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire71.jpg)
クラブハウスの横に隣接して広大なドライビングレンジがあります。
17打席、250yd。1カゴ24球、330円です。
トーナメントの開催条件に練習場が充実していることが挙げられますが、練習場の狭いコースはホールを潰してドライビングレンジにしています。
紫CCすみれコースはプロも喜ぶ練習場ですね。
バンカー・アプローチ練習場
![紫カントリークラブすみれコースのアプローチ練習場](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire74.jpg)
紫CCすみれコースの場合は国内では珍しく「ターゲットグリーン」が2面あります。
20~30ydのアプローチができるグリーンの他、深いバンカーも2つあり様々なケースを想定した練習ができます。
![紫カントリークラブすみれコースのバンカー練習場](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire73.jpg)
特に、ここの名物は深いバンカーですから必ず捕まります。バンカー練習に時間を割きましょう。
また、ショートアプローチ専用のグリーンがターゲットグリーンとは別に1面あります。
パター練習場
![紫カントリークラブすみれコースのパター練習場](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire75.jpg)
パッティンググリーンはなんと3面。
しかし、全面が常に使えるわけではなく、ローテーションで使用グリーンが決まってます。
![紫カントリークラブすみれコースのパター練習場](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire76.jpg)
スティンプメーターは9.25ft。
上からは速く、下からはかなり遅く感じます。
2mくらいの距離を4方向から打って感覚を掴みましょう。
設計は小林英年
小林英年は八王子CC、赤城国際CC(南・東)、江戸崎CC、滋賀GC、葵CC等を設計しており、それぞれが名門コースです。
そのほとんどが1960年代前半に設計していることから活動期間が短かったのではないかと思われます。
ググッても詳しいプロフィールがありません。
むしろその弟の小林光昭のほうが鳩山CCやグリッサンドGC等39コースを設計し活躍しました。
しかし井上誠一との交友があったことから少なからず影響を受けているのではないかと思われます。
![八王子CC 17番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire59.jpg)
バンカーの深さやアゴに井上誠一らしさが見て取れます。
2010年ダミアン・パスクーツォとスティーブ・ペイトが改造
開場して49年目の2010年。ダミアン・パスクーツォ(全米ゴルフ場設計家協会元会長)とスティーブ・ペイト(PGAツアーで6勝)の2Pゴルフコースデザイン社によってコース改造が行われました。
![Damian V. Pascuzzo](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire26.jpg)
あの名門・小樽CCの改造を手掛けた二人です。
それはかなりユニークな改造で、2グリーンは高麗グリーンをベントにしただけでそのまま残し、OUTとINを入替え、バンカーと池を増やしたのです。
![Steve Pate](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire25.jpg)
特に6番、12番、18番は池が攻略のカギとなり、ピン位置によってはリスキーな攻めを強いられ、グリーンを少しでも外すと池まで転がり落ちるという設計にしました。
日本のトラディショナルなデザインコンセプトを残しつつ、飛距離の伸びた最近のギアの進化に合わせて難易度を高めたんですね。
紫カントリークラブすみれコースのの攻略法(レギュラーティー)
コース全体の特長
ゴルフダイジェスト社が発行した「美しい日本のゴルフコース」に掲載されたのが納得できる庭園のようなコースです。
フェアウェイは広く、ゼブラカットで均一に刈られています。
フラットですが真っ平ではなく絶妙なアンジュレーション。
![紫カントリークラブすみれコースの林](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire17-3.jpg)
両サイドには松林が密集しますが、下草はキレイに刈ってあり、枯れ葉で球をロストすることもない素晴らしいメンテナンスです。
しかし入ったら1打の負荷は覚悟です。
そしてベストルートのラインには必ず、深くて巨大なバンカーが待ち受けています。
バンカーに入れないでラウンドすることは絶対できないほどの数のバンカー。
![紫カントリークラブすみれコースの13番](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire13-4.jpg)
フェアウェイも松林もバンカーもまるでオーガスタのようです。
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/augasuta2.jpg)
この暗いほうの写真はオーガスタですが、よく似てると思いませんか?
![紫カントリークラブすみれコースの9番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire9-5.jpg)
さて、グリーン。平坦に見えても大きなアンジュレーションがあります。
スティンプメーターは9.25ftとアマチュア仕様ですが、上からはかなり速く感じます。メンテナンスも最高です。
距離は短いのに、難しいコース。これが紫CCすみれコースです。
紫カントリークラブすみれコースの難易度
グリーン | ティー | 距離(ヤード) | コースレート |
---|---|---|---|
Aグリーン | トーナメントティ | 7,378 | 75.1 |
チャンピオンティ | 6,907 | 72.7 | |
バックティ | 6,601 | 71.1 | |
レギュラーティ | 6,304 | 69.6 | |
フロントティ | 5,663 | 66.7 | |
Bグリーン | トーナメントティ | 7,089 | 73.9 |
チャンピオンティ | 6,635 | 71.7 | |
バックティ | 6,347 | 70.3 | |
レギュラーティ | 6,034 | 68.8 | |
フロントティ | 5,385 | 65.6 |
紫CCすみれコースはプレーするティーによって難易度がガラッと変わります。
トーナメントティーでの総距離は7378ヤード。
千葉県で一番距離があるコースです。
千葉県の距離が長いゴルフ場ランキング
よってトーナメントティーでの男子のコースレートは75.1。女子は82.1です。
千葉県で5番目に難しいコースとなります。
もちろん一般ゴルファーが楽しめるように配慮がされていて、レギュラーティーからのコースレートは68.8(Bグリーン)
エンジョイ派からアスリートまで幅広く楽しめる設計になっています。
1番ホール 390yd Par4 『Lion’s Laugh』笑うライオン
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire1-5.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの1番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire1-1.jpg)
各ホールのティーグランドには動物をモチーフとしたブロンズ像がホールの特長を表現しています。
これは彫刻家、今里龍生氏らによるものです。
![紫カントリークラブすみれコースの1番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire1-2.jpg)
広くフカフカなフェアウェイ。
右サイドの松の木までは180yd。左サイドのクロスバンカーは220ydほどです。
松の木をかすめるようにティーショットがベスト。
![紫カントリークラブすみれコースの1番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire1-4.jpg)
ここまで広く、深く、美しいバンカーが数多くあるコースを私は知りません。
アゴは170cm~200cmはありますが、真ん中なら脱出はまだできます。
砂の柔らかさはベストな状態。しかし、端につけたら苦労します。
![紫カントリークラブすみれコースの1番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire1-3.jpg)
バンカーが大きすぎて遠近感がわからなくなります。
グリーンは手前から攻めましょう。オーバーするとOBが浅いです。
2番ホール 338yd Par4 『Goat’s Gait』野羊の歩み
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire2-5.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの2番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire2-1.jpg)
短いミドルホールですが罠がたくさんあります。野羊のようにゆったりと。
![紫カントリークラブすみれコースの2番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire2-2.jpg)
ティーグランド前の池は気にしないで打てるでしょう。
しかし、右手の池までは280yd。
![紫カントリークラブすみれコースの2番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire2-3.jpg)
飛ばし屋は要注意です。
![紫カントリークラブすみれコースの2番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire2-4.jpg)
Bグリーンは池との距離が近く、池越えになるので2打目は左サイドから打ちたいですね。
3番ホール 376yd Par4 『Leopard’s Paw』豹の足
![紫カントリークラブすみれコースの3番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc3map.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの3番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire3-2.jpg)
グリーン奥まで左右にOBが続く長いミドルホールです。
![紫カントリークラブすみれコースの3番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire3-1.jpg)
OBは足早にやり過ごしたい3番。
![紫カントリークラブすみれコースの3番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire3-3.jpg)
ティーイングエリアからは左右のバンカーが横並びのように見えますが、左バンカーまでは190yd。
右バンカーまでは235ydです。
![紫カントリークラブすみれコースの3番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire3-4.jpg)
3番Hはバンカーに注意しつつもフェアウェイにある松に注意です。
空中のハザードとなり2打目でグリーンを狙えなくなります。
ティーショットは右サイドがベストです。
4番ホール 456yd Par5 『Elephant’s Back』象の背
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire4-7.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの4番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire4-1.jpg)
H/C1のロングホール。フェアウェイは象の背中のように左右に下っています。
![紫カントリークラブすみれコースの4番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire4-2.jpg)
右サイドにOBが続きます。
右サイドの2つのクロスバンカーは180yd~260ydまでと80ydもの長さ。
![紫カントリークラブすみれコースの4番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire4-3.jpg)
象の背と言ってもフェアウェイは広いので右だけ気を付けて思い切り飛ばしましょう。
![紫カントリークラブすみれコースの4番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire4-4.jpg)
グリーン手前のガードバンカーは深いので無理に2オンを狙わず3打目で距離感を確かにショットしましょう。
![紫カントリークラブすみれコースの4番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire4-5.jpg)
Bグリーンは3段グリーンです。
5番ホール 338yd Par4 『Bear’s Grin』熊の哄笑
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire5-5.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの5番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire5-1.jpg)
熊が哄笑(大笑い)するのは右サイドに続くバンカー群に捕まった時か?
![紫カントリークラブすみれコースの5番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire5-2.jpg)
短めのミドルホールですが、両サイドのクロスバンカーのせいでフェアウェイが狭く見えます。
![紫カントリークラブすみれコースの5番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire5-3.jpg)
左バンカーまで210yd。右バンカーまでは240yd。
![紫カントリークラブすみれコースの5番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire5-4-1.jpg)
Bグリーン周りのガードバンカーは大きく、深く、アゴが高く、脱出してもグリーンオーバーが気になり、思い切り打てないかも。
6番ホール 127yd Par3 『Rabbit’s Eye』兎の眼
![紫カントリークラブすみれコースの6番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire6-4.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの6番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire6-1.jpg)
兎の眼の意味は「リスクとリワード(報酬)は紙一重」ということだそうです。
コース改造によりさらにリスクが高まったホールです。
![紫カントリークラブすみれコースの6番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire6-2.jpg)
大きな池が球を誘うホール。
Aグリーンはグリーン中央より左に落ちた球をすべて池に誘い込む傾斜になっているので、リスクがあります。
![紫カントリークラブすみれコースの6番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire6-3.jpg)
しかし右のBグリーンは池の不安はありません。
しかし、砲台グリーンでしかも小さくアンジュレーションもあるのでパッティングはキャディさんのアドバイスを聞きましょう。
7番ホール 470yd Par5 『Camel’s Hump』駱駝のコブ
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire7-5.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの7番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire7-1.jpg)
駱駝のコブのようなアップダウンがあるということか?
おそらくフェアウェイがくびれて狭くなったり広くなったりしていることからでしょう。
![紫カントリークラブすみれコースの7番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire7-2.jpg)
ティーショットは定石通りフェアウェイセンターに置きたいですが、くびれて狭くなっています。
左サイドのバンカーは180ydで突入し、250ydのキャリーがないと越えられません。
![紫カントリークラブすみれコースの7番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire7-4.jpg)
2打目はさらに注意が必要でフェアウェイに点在する樹が大変やっかいです。
さらにグリーン周りのガードバンカーも大きく、3オンさえ阻みます。
8番ホール 145yd Par3『Monkey’s Flight』猿の跳躍
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire8-4.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの8番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire8-1.jpg)
猿のように軽々とピョンと池を飛び越え1オンを狙いたいホール。
![紫カントリークラブすみれコースの8番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire8-3.jpg)
このホールはAグリーンのほうが難しいです。
Aは距離が175ydです。トーナメントでは251ydにもなります。
私ならドライバーでもとどかない距離です。(泣)
レギュラーティーのBグリーンならアマチュアには程よい距離。
グリーンは小さめですが1オンさせたいですね。
9番ホール 310yd Par4 『Deer’s Flomecoming』鹿の帰り道
![紫カントリークラブすみれコースの9番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire9-6.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの9番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire9-2.jpg)
前半の最終ホール。鹿の軽やかな足取りで終えることができますか?
![紫カントリークラブすみれコースの9番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire9-1.jpg)
距離の短いミドルホールですが、両サイドのクロスバンカーが鍵です。
![紫カントリークラブすみれコースの9番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire9-4.jpg)
左バンカーまで200yd。右バンカーは230ydで入ります。
ティーショットがフェアウェイをキープできたら残りはウエッジの距離。
しかし、右にフケると3本の松の木に引っ掛かります。
手前のバンカーはピンまで40ydくらいになり寄せにくい距離です。
![紫カントリークラブすみれコースの10番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire10-7.jpg)
2打目を慎重にショットして気分よくランチできるといいですね。
10番ホール 398yd Par4 『Tiger’s Tail』虎の尾
![紫カントリークラブすみれコースの10番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire10-1.jpg)
虎の尾を踏まないように。
![紫カントリークラブすみれコースの10番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire10-3.jpg)
このホールの虎の尾は右サイドのバンカーか?左サイドの浅いOBか。
![紫カントリークラブすみれコースの10番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire10-5.jpg)
フェアウェイが二又に分かれます。右がAグリーン。左がBグリーン。
右サイドの2つ目のバンカーは230ydでインします。
![紫カントリークラブすみれコースの10番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire10-6.jpg)
Bグリーンは横長で微妙なアンジュレーションがあるので短い距離でもしっかりヒットさせましょう。
11番ホール 155yd Par3 『Chipmunk Hill』シマリスの丘
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire11-4.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの11番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire11-1.jpg)
フェアウェイに点在する樹々をシマリスのように上手くすり抜けて1オンさせましょう。
![紫カントリークラブすみれコースの11番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire11-2.jpg)
Bグリーンは小さいので直接オンさせると奥へこぼれる危険があります。
球の高さを出せない方は手前からが安全です。
![紫カントリークラブすみれコースの11番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire11-3.jpg)
手前のガードバンカーを避けて方向性を出して打ちましょう。
12番ホール 454yd Par5 『Cow’s Trudge』 牛の散歩
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire12-5.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの12番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire12-1.jpg)
牛の散歩のように焦って2オンを狙わず、ゆったり行こうということでしょうか。
![紫カントリークラブすみれコースの12番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire12-2.jpg)
珍しくクロスバンカーが無く、やや短いロングホール。
しかし、池の罠があります。
![紫カントリークラブすみれコースの12番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire12-3.jpg)
Aグリーンは池の奥。
グリーンの左に乗せると傾斜で池まで落ちる可能性があります。
![紫カントリークラブすみれコースの12番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire12-4.jpg)
フェアウェイ左サイドはOBが浅いので、センター狙いで2回ちゃんと打てればParオンしてバーディーも獲れるホールです。
13番ホール 355yd Par4 『Boar’s Charge』猪の突進
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire13-5.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの13番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire13-1.jpg)
マネジメントしない猪突猛進は大ケガするかもしれません。
![紫カントリークラブすみれコースの13番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire13-2.jpg)
大ケガは左サイドのOBか、右200yd付近の大きなバンカーか。
![紫カントリークラブすみれコースの13番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire13-3.jpg)
ティーショットはコントロールが必要です。
特にAグリーンはガードバンカーに守られているので、レイアップして確実に3オンでもいいでしょう。
14番ホール 418yd Par4 『Hoese’s Kick』馬のキック
![紫カントリークラブすみれコースの14番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire14-5.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの14番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire14-1.jpg)
右ドッグレッグで馬の脚のように細く長くうねったホールです。
![紫カントリークラブすみれコースの14番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire14-3.jpg)
ティーショットでショートカットを狙うには250ydのキャリーが必要です。
グリーン手前は広いので、レイアップして3打目で勝負してもOKでしょう。
![紫カントリークラブすみれコースの14番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire14-4.jpg)
ガードバンカーはアゴが高く深いので入れてはいけせん。
15番ホール 115yd Par3 『Racoon’s Lane』狸の細道
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire15-4.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの15番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire15-1.jpg)
狸が通る道のように攻略ルートが限られるショートホールです。
![紫カントリークラブすみれコースの15番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire15-2.jpg)
目の前に大きな池がありますが、チョロをしなければいけポチャはしないのであまりプレッシャーにはなりません。
![紫カントリークラブすみれコースの15番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire15-3.jpg)
問題はこのBグリーンです。
真ん中が凹んでおり、オンした位置によっては大叩きもあり得ます。
16番ホール 386yd Par4 『Dog’s Run』犬の走り
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire16-7.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの16番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire16-1.jpg)
まさに犬の脚の形をしたホール。関節部分には罠が待ってます。
![紫カントリークラブすみれコースの16番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire16-2.jpg)
コーナーにある2つのバンカーを越すには240ydのキャリーが必要です。
![紫カントリークラブすみれコースの16番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire16-3-1.jpg)
また、右にフケても大きなバンカーが待っています。
ティーショットはフェアウェイに置きたいですね。
![紫カントリークラブすみれコースの16番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire16-6.jpg)
このホールは途中に「紫稲荷本宮」があります。小銭を握りしめてお参りしましょう。
![紫カントリークラブすみれコースの16番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire16-5.jpg)
グリーン周りのガードバンカーも危険なアゴの高さです。
Bグリーンは3オン狙いでいいでしょう。
17番ホール 350yd Par4 『Seal’s Nose』アザラシの鼻
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire17-6.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの17番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire17-1.jpg)
アザラシはボールをコントロールする器用な鼻を持っています。
技術力を発揮しましょう。
![紫カントリークラブすみれコースの17番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire17-2.jpg)
ティーショットは180yd付近のクロスバンカー横を越えて行きましょう。
![紫カントリークラブすみれコースの17番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire17-4.jpg)
Bグリーンはガードバンカーもなく、攻めやすく見えますが手前にグラスバンカーが隠れています。
![紫カントリークラブすみれコースの17番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire17-5.jpg)
ピッチエンドランはできません。
18番ホール 458yd Par5 『Giraffe’s Neck』キリンの首
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire18-6.jpg)
![紫カントリークラブすみれコースの18番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire18-1.jpg)
キリンが長い首をもたげて池の水を飲もうとしてます。
グリーン周りがポイントの18番です。
![紫カントリークラブすみれコースの18番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire18-2.jpg)
ティーショットは左右のバンカーに注意してセンターへ。
![紫カントリークラブすみれコースの18番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire18-3.jpg)
2打目はフェアウェイの樹を避けて、グリーン手前100yd以内に球を置きましょう。
![紫カントリークラブすみれコースの18番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire18-4.jpg)
Bグリーンはピンがどの位置にあろうともグリーン左半分を狙わないと危険です。
![紫カントリークラブすみれコースの18番ホール](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire18-5.jpg)
グリーン右はラフが刈り込んであり、池に転がり落ちる可能性が大いにあります。
紫カントリークラブすみれコースの施設をチェックしました
レストラン「すみれ亭」
![紫カントリークラブすみれコースのレストラン](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire31.jpg)
⇒紫カントリークラブすみれコースのレストトランメニューの口コミをみる
ロッカールーム
![紫カントリークラブすみれコースのロッカールーム](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire45.jpg)
シンプルな木製のロッカーで特に華美ではありません。
![紫カントリークラブすみれコースのロッカー](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire44.jpg)
ロッカーの幅は十分で大きな荷物も楽に入ります。開閉は鍵式でした。
化粧室
![紫カントリークラブすみれコースの化粧室](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire47.jpg)
水しぶきの無い化粧室の洗面台。
きっと、使ったお客さんが毎回拭いているのでしょう。
マナーも基本ですね。
![紫カントリークラブすみれコースのアメニティ](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire48.jpg)
ところで、化粧品が立派でした。
ポール・スチュアートのローション、ヘアトニック、リキッドです。
ポール・スチュアートの化粧品は北海道ニセコのヒルトンホテルと併設されたニセコビレッジGCで見て以来です。
他にアトリックスのハンドクリーム、アウスレーゼのポマードとブラバスのスキンクリームが備えてありました。
これは大浴場も同様です。
幅広い年齢層に合わせた品揃えですね。
スコアカード
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-card.jpg)
今年、日本女子オープンが開催されるので、表紙は特別仕様になっていました。
ティーは5つあります。TT(Tournament)、CT(Champion)、BT(Back)、RT(regular)、
FT(Front)で、レディスティー、シルバーティーはありません。
ビジターはバックティーからはプレーできず、メンバーの同伴が必要です。
なお、紫CCすみれコースは2グリーン(両方ともベント)ですが、この日はBグリーンでした。Aグリーンのほうが距離があり難易度が高くなります。
スコアカードにはトイレ、売店、避雷小屋のマークが明記してあり、トイレはハーフに3つ設置してあります。
これは女性には有難いですねぇ。
カート
![紫カントリークラブすみれコースのカート](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire19.jpg)
名門コースほど徒歩でラウンドするものです。
元々、ゴルフは歩いてプレーするスポーツ。
最近は「乗用カートでフェアウェイ乗り入れOK」のシステムを導入しているコースが増えましたが、あれはゴルファーを甘えさせるだけです。
高齢か脚の悪い人以外は歩いてプレーが基本と知りましょう。
また、紫CCすみれコースは歩きプレーでも疲れない、ほぼフラットなコースです。
![紫カントリークラブすみれコースのカート](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire20.jpg)
全組キャディ付きです。ポーチはS字フックでキャディバッグに引っ掛けます。
喫煙所
![紫カントリークラブすみれコースの喫煙所](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire46.jpg)
喫煙所は1ヶ所。クラブハウスをコース側に出た右側にあります。
なお、プレー中の喫煙はティーグランドでのみOKです。
カートには灰皿が備えてありました。
特別室
![紫カントリークラブすみれコースの特別室](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire56.jpg)
レストランフロアにはこうしたプライベートルームが3部屋用意されています。
![紫カントリークラブすみれコースの特別室](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire57.jpg)
特別なお客様との同伴などでは予約して利用したいものですね。
大浴場
![紫カントリークラブすみれコースの大浴場](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire64.jpg)
クラブハウスが50年前に建てられたものですので浴場施設が古いのは仕方ありません。
![紫カントリークラブすみれコースのお風呂](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire61.jpg)
サウナ(稼働停止中)があるので、水風呂もちゃんと備えてあります。
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc99.jpg)
シャンプー、コンディショナーはニューヨークのスティーブンノル「KNOLL」。コーセーのライセンス品ですが、最高級品です。
よくリンスインシャンプーを置いている浴場があります。
オジサンならなんでも構わないと考えているゴルフ場はそうした点にホスピタリティの無さを感じて残念になります。
リンスインシャンプーを置いている時点で名門コースではないですね。
![紫カントリークラブすみれコースのアメニティ](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire63.jpg)
脱衣所の化粧品は洗面所のコーナーで紹介した通りです。
幅広い年齢のお客様に対応できています。
![紫カントリークラブすみれコースの脱衣所](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire62.jpg)
脱衣所はシンプルな和風。
古いながらも、とても清潔に整っています。
プロショップ
![紫カントリークラブすみれコースのショップ](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire-shop2.jpg)
品揃えが充実したプロショップです。
ボール等の消耗品に加えてウェア、シューズも客層に合わせたクラスの商品が販売されています。
![紫カントリークラブすみれコースのショップ](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire-shop5.jpg)
オリジナルグッズは無いそうです。とても残念ですね。
スペースももっと広く確保し、オリジナルグッズをラインナップすべきだと感じました。
日本女子オープングッズもありました
![紫カントリークラブすみれコースの日本オープングッズ](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire-shop4.jpg)
今年の秋に開催される日本女子オープンのグッズが所狭しとディスプレイしてありました。
私見ですが、ボタンダウンのポロシャツというデザインはどうなんでしょう?
ロゴも含めて日本のゴルフ場、大会の商品デザインは洗練されていません。
マスターズのデザインはイマイチですが、US OPENのデザインはカッコイイです。
![紫カントリークラブすみれコースの日本オープングッズ](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire-shop3.jpg)
日本のゴルフ場はグッズ売上げを重視して、アメリカのようにお客様がプレーフィーと同額くらいのお金を落とすようになれば、もっと経営が楽になると思います。
お土産
![紫カントリークラブすみれコースのお土産](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire51.jpg)
皆さんはゴルフ場でお土産を買い求めますか?
実は、お土産の選定やディスプレイはゴルフ場がお客様をもてなす気持ちが一番よく表れているところです。
![紫カントリークラブすみれコースのお土産](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire50.jpg)
紫CCすみれコースの場合は野田市の特産品、醤油系の商品と生みたて玉子、お菓子や牛肉、富士屋ホテルのジャムやクッキーと価格帯もジャンルも幅広く取り揃えてあります。
![紫カントリークラブすみれコースのお土産](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-sumire54.jpg)
陳列方法も見やすく考えられてますね。
お土産を渡す相手は家族か会社の同僚か、それをスタッフがイメージして集めた商品です。
ディスプレイにしても然り。
お土産売り場を重視しないコースは一流コースではありません。
紫カントリークラブすみれコースの評価
![紫カントリークラブすみれコースの評価](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-hyoka.jpg)
評価 | 解説 | |
---|---|---|
コースの面白さ | 5 | 挑戦欲が掻き立てられるか。 |
コースの起伏 | 1 | 起伏があるほうが数値が低い。 |
フェアウェイが広い | 4 | フェアウェイの幅 |
距離が長い | 3 | レギュラーティからの距離。長い方が数値が高い。 |
グリーンの難易度 | 5 | アンジュレーションが効いているか?難しい方が数値が高い。 |
ハザードの難易度 | 5 | バンカーや池等の数や配置。難しい方が数値が高い。 |
OBの危険度 | 2 | OBゾーンが近いか?危険度が高いほど数値が高い。 |
メンテナンス | 5 | 下草の処理や、グリーンの状態など。 |
付帯設備 | 5 | 練習場の充実度。ストレッチルーム等。 |
料金 C/P | 4 | コース評価に対して料金が安ければ数値が高い。 |
アクセス | 5 | 都心からの距離。最寄りICからの距離も参考。 |
食事が美味しい | 5 | メニュー量や味、レストラン充実度など。 |
楽天GORAのクチコミ評価8項目よりも多い12項目で評価しました。
JPGAやJLPGAがメジャー大会を開催するコースは、全国のゴルファーに紹介したくなるコースということです。
千葉県は名門コースの多いエリアですが、私がラウンドした全国のコースの中でもベスト10に入るコースです。
奇をてらったレイアウトではないし、距離もレギュラーからは普通なのに難しい。
そして極上のメンテナンス。
ゴルファーなら一度はラウンドすべきコースです。
次回はトーナメントで使用するAグリーンに挑戦したいものです。
![](https://www.golflab.jp/wp-content/uploads/2022/06/murasakicc-hyoka2.jpg)
(2022年5月取材・構成:JGJA日本ゴルフジャーナリスト協会会員 影山 篤)
- 住所:千葉県 野田市目吹111
- TEL:04-7124-1166
- 車: 常磐自動車道・流山 10km
- 電車:東武野田線・野田市からタクシーで7分
- クラブバス:野田市駅から運行(要予約)