先中調子で走り系のシャフトでおすすめなのはUST mamiya「ATTAS CoooL」で、低スピンで高弾道で飛ばせます。
フジクラシャフトの「VENTUS TR RED」も弾道が高めなのが特徴で、ベンタスシリーズの中で最もつかまりを求めて設計されています。
グラファイトデザインの「TOUR AD PT」は、くせがなく、ツアーADの中でもかなりの低スピンで低弾道なシャフトです。
しなやかさや安定感もあり、これからスイングを作っていきたい人にもおすすめです。
低スピンのボールはアゲインストに強く、ぐんぐん真っ直ぐ飛ばせる強弾道のボールを打つことができます。
スピン量が多く飛距離をロスしてしまっているという人は、ぜひ低スピンのシャフトを使ってみるのも良いかと思います。
今回は低スピンのおすすめのシャフトを10選ご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
1.ATTAS CoooL(UST mamiya)
ATTAS CoooLは、走り系シャフトに叩ける要素をプラスした、手元と先端の剛性差で飛ばせるシャフトです。
シャフト全体の「走り」が、かつてない初速とつかまりを生みだし、タメを作り低スピンでスピード感のある飛びが期待できます。
先中調子のシャフトで、先端にかけて急激に剛性を高めているため、ハードヒッターが打ってもヘッドが開いて当たることという心配がありません。
スライサー向けかと思いきや、ドローヒッターにも打ちやすいシャフトだと思います♪
メーカー希望小売価格 | 44000円(税込) |
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フレックス | R~X |
長さ | 1168mm |
重量 | 46~76g |
キックポイント | 先中調子 |
トルク | 3.3~5.5 |
Tip径 | 8.5 |
Butt径(㎜) | 15.20~15.40 |
最適な手元部剛性、しなやかな中央部と先端部の剛性差によって、鋭いしなり戻りが体験できます。
鋭いしなり戻りにより、飛距離アップにつながるボール初速とつかまりを最大化し、キャリーだけでなくランでも飛距離を伸ばすことが可能になっています。
またHTT(Hard Trajectory Tip)テクノロジーにより、軽いのでヘッドスピードがあがり、硬いのでヘッドがブレずに飛ばせるシャフトです。
打ってみた感想
流行りの軽硬シャフトで、非常に振りやすいです。
硬さがあるので球が曲がりにくく、ヘッドスピードの速さを飛距離に変換してくれるように感じました。
2.SPEEDER NX GREEN(フジクラシャフト)
SPEEDER NX GREENは、高さを抑えた弾道で低スピンで飛ばせるシャフトです。
手元側のトルクを抑えて中間部とのトルク差を大きくすることによってなめらかなフィーリングでシャフト全体の一体感のある動きが体験できます。
また、先端剛性が高いため、より強い弾道の球を打つことができ、叩いても当たり負けしない分厚いインパクトが特徴です。
ベンタスシリーズがハードに感じる人は、SPEEDER NX GREENを使ってみるのもいいと思います。
メーカー希望小売価格 | 44000円(税込) |
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フレックス | R2~X |
長さ | ‐ |
重量 | 48~77.5g |
キックポイント | 中調子 |
トルク | 3.0~5.7 |
Tip径 | 8.5 |
Butt径(㎜) | 15.10~15.55 |
SPEEDER NXで採用したVARIABLE TORQUE COREテクノロジーをアップデートし、SPEEDER NXよりも手元側のトルクを締めることによって、さらにヘッドスピードがアップしています。
また、ダウンスイング中のシャフトの逆しなりを抑えることにより、一体感のあるスイングを可能になっています。
スピーダーの中ではハードなモデルですが、低スピンフェードを打ちたいという人におすすめです。
打ってみた感想
スイングすると手元が硬く中間はやや柔らか、先端は硬く感じ、インパクトでシャフト先端部から押し込むような挙動を感じます。
まさに分厚いインパクトで振りやすく叩けます!タイミングが取りやすいのも良かったです。
3.TOUR AD PT(グラファイトデザイン)
TOUR AD PTはツアーADシリーズの中でも低スピンのシャフトで、くせが無く、タイミングの取りやすさ、球のつかまりの良さを実現しています。
さらに安定した打ち出し角、スピン量で直進性のある強い弾道を体験できます。
発売されてから年数が経っていますが、今でも使っている人が多い、人気のシャフトです。
メーカー希望小売価格 | 46200円(税込) |
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フレックス | R2~X |
長さ | 1168 |
重量 | 52~83g |
キックポイント | 中調子 |
トルク | 3.1~5.8 |
Tip径/パラレル長 | 8.5/100 |
Butt径(㎜) | 15.20~15.40 |
TOUR AD PTの「PT」とは、PROTO TYPEの頭文字をとったもので、ツアーADシリーズの真ん中に位置している、基準のシャフトとして発売されました。
ツアーADの原点とも言われていて、手元側から先端部にかけて徐々に柔らかくなる中調子のシャフトで、スイングした時に全体的にしなりを感じられます。
低スピン、低弾道で安定感もあり、ゴルファーの要求に応えてくれるようなシャフトです。
打ってみた感想
しなやかでいて振りやすさがあり、かなりの低スピンでした。ツアーADシリーズの中でもダントツだと思います。
ミスをフォローしてくれるようなシャフトではありませんが、自分のスイング通りの球が打てるので、これからスイングを作っていきたい人にもおすすめです。
4.TOUR AD VF(グラファイトデザイン)
2023年に新登場したTOUR AD VFは、強く叩けて軽やかに振り抜けるシャフトで、中元調子で先がしっかりしていて、方向性がしっかりしているのが特徴です。
アスリート向けモデルで、左が怖い人や叩いても暴れないシャフトを探している人にぴったりです。
メーカー希望小売価格 | 46200円(税込) |
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フレックス | R2~TX |
長さ | 1168 |
重量 | 46~77g |
キックポイント | 中元調子 |
トルク | 3.0~5.6 |
Tip径/パラレル長 | 8.5/75 |
Butt径(㎜) | 15.10~15.40 |
手元部には高弾性素材のトレカM40Xを採用し、振り遅れやもたつきを抑えながら、シャープな振り抜きやすさがあります。
また、タメの強い切り返しでもタイミングが取りやすくスムーズな挙動を実現しています。
先端から中間部にかけて、しなりと強靭さを兼ね備えた素材のトレカT1100Gを広範囲に使用することによって、打点のばらつきやスピン量を抑えてボール初速がアップし飛距離につながります。
打ってみた感想
剛性感は高めですが、ハードというわけでなく振りやすさもあるのが良かったです◎
結構強い球が出て、スピン量も少なく感じました。もともとスピン量が少ない人は注意ですが、飛距離を伸ばせるシャフトだと思います。
5.LIN-Q BLUE EX(mamiya)
LIN-Q(リンク)BLUE EXは、飛び系の中元調子で、分厚いインパクトと安定感で叩いて振り抜けるシャフトです。
リンクは2019年にアメリカでPGAツアー用に開発したブランドで、これが日本にも採用され、ハードヒッターに好まれています。
手元の剛性は低く、グリップの下部分からセンターへの広範囲は先端剛性が高くなっているため、ヘッドスピードが早めで思い切り振りたい人に向いています。
メーカー希望小売価格 | 55000円(税込) |
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フレックス | R~X |
長さ | 1168/46 |
重量 | 58.0~79.0g |
キックポイント | 中元調子 |
トルク | 2.8~3.4 |
Tip径/パラレル長(㎜) | 8.5/- |
Butt径(㎜) | 15.40~15.55 |
素材はアメリカのものとは異なり、高級素材のトレカT1100Gをフルレングスに、トレカM40Xを先端に使用しています。
また、キーテクノロジーのグリップ部分の近くに入った潰れに強い「Qプライコア」が潰れや違和感を抑制し、スムーズな切り返しを実現しています。
UST Mamiya独自のノウハウで、素材を効率よく組み合わせることによって飛距離性能にプラスして方向性を重視した叩けるシャフトになっています。
打ってみた感想
方向性、飛距離性能ともにバランスの良いシャフトです。弾道は強め、低めでよく飛び、インパクトで押してくれるような印象がありました。
私は普段のスペックよりもやや落としてちょうど良かったです。
6.VENTUS TR RED(フジクラシャフト)
VENTUS TR REDはベンタスシリーズの中で最もボールのつかまりを求めて設計されたシャフトです。
手元剛性を高くしてあるため、しっかりしたフィーリングで、先中調子のシャフトですが切り返しのタイミングがとりやすく、インパクトでのエネルギーロスが少ないため、振った分だけ飛距離を伸ばすことができます。
先中調子系は走りやすく暴れやすいというイメージがある人もいるかもしれませんが、そのイメージを覆し、粘るフィーリングと安定感を感じられるのが特徴で、コントロール性と弾道の高さを求める人におすすめです。
メーカー希望小売価格 | 55000円(税込) |
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フレックス | R~X |
長さ | 1168mm |
重量 | 59.5~78g |
キックポイント | 先中調子 |
トルク | 2.8~3.5 |
Tip径 | 8.5 |
Butt径(㎜) | 15.45 |
VENTUS TR REDの「TR」は、ツアーにおける評価を反映したモデルで、プレイヤーの信頼を得ているシャフトです。
ヘッドの捩じれを抑制し、ボール初速を高める「VeloCore Technology」と、球の散らばりを抑制する「SPREAD TOW FABRIC」を採用していて、大きな特徴としてはキックポイントを先中に設計していることです。
先中調子のシャフトは一般的には走り系、弾き系の印象ですが、VENTUS TR REDは粘るフィーリングで、ボールが上がりやすく、ほどよいつかまり感もあり、高い操作性を兼ね備えています。
VENTUS TR REDは、ベンタスTRシリーズの中でも親しみやすい特性を持ったシャフトで、安定した飛距離を出すことができます。
打ってみた感想
先中調子とありますが、手元にややしなりを感じるため振りやすく、ほどよくつかまり、高初速で飛距離を伸ばすことができました。
上級者向けではありますが、総じて扱いやすいシャフトだと思います。
7.VENTUS TR BLUE(フジクラシャフト)
VENTUS TR BLUEは、VENTUSに安定感をプラスした中元調子で、先端剛性が高くハードに仕上がっているシャフトです。
動きが抑えられていてフィーリングは硬めなこともあり、ツアープロの使用率が高いアスリート向けモデルとなっています。
強弾道で叩いても吹けあがらず、左にも行きにくいのが特徴です。左に行かせたくないハードヒッターは試してみるといいでしょう。
メーカー希望小売価格 | 55000円(税込) |
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フレックス | R~X |
長さ | 1168mm |
重量 | 58~78.5g |
キックポイント | 中元調子 |
トルク | 2.7~3.5 |
Tip径 | 8.5 |
Butt径(㎜) | 15.40 |
PGAツアーのフィードバックを元に、コントロール性と飛距離性能を両立したVENTUSシリーズが進化を遂げたのがVENTUS TR BLUEです。
シリーズの特徴である叩けるフィーリングはそのままに、VENTUS BLUEとVENTUS BLACKの中間ともいえるモデルで、最外層にはフジクラ独自の開繊クロス材を使用し、中間層の捩じれと曲げ剛性を高めることにより、「VeloCore」テクノロジーとの相乗効果でさらなる安定感を生み出します。
先端剛性が高く、スピン量とつかまりが抑えられ、特に安定性が高いために飛距離を積極的に伸ばしていくことができます。
打ってみた感想
ハードなシャフトではあるものの、わずかに感じるしなりにより硬さを感じることがなく振りやすかったです。
ミスしてもそこまで曲がりにくく、方向性、飛距離性能を両立しているシャフトだと思いました。
8.TENSEI Pro White 1K(三菱ケミカル)
TENSEI Pro White 1Kは、ホワイト系の特徴的な強靭な先端剛性でヘッド挙動を安定させて、方向安定性と低スピンの強弾道を実現したシャフトです。
ヘッドの飛距離性能を損なうことなく、方向性を改善してくれるので左に苦手意識がある人にもおすすめです。
低弾道で低スピン、つかまりも弱いのでハードヒッター向けのシャフトだと思います。
メーカー希望小売価格 | 55000円(税込) |
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フレックス | R~TX |
長さ | 1168mm |
重量 | 53.5~85.5g |
キックポイント | ハイ |
トルク | 2.7~4.6 |
Tip径 | 8.6 |
Butt径(㎜) | 15.20~15.45 |
TENSEI Pro White 1Kのバッド部にはしなやかで効率的に補強効果を発揮する1Kクロスを配置し、切り返しで深いタメを作りインパクトまでストレスなく振りぬくことができます。
どんなヘッドでも合いやすく、それぞれの特性を生かしつつ、飛びの手助けをしてくれるようなシャフトです。
TENSEI CK Pro orangeよりも扱いやすく、「飛んで曲がらない」シャフトを探している人にもおすすめです。
打ってみた感想
オレンジに比べるとそこまで硬さは感じずに扱いやすいシャフトだと思いました。
ある程度ヘッドスピードはあった方が良いと思いますが、そこまでハードヒッターでなくても恩恵を受けられると思います。
タイミングも取りやすく、球が散らばらず良かったです。
9.The ATTAS V2(UST mamiya)
The ATTAS V2は、トッププロたちが認めたThe ATTASの最大の特徴であるクセのないしなり感を継承しつつ、よりニュートラルな剛性分布に再設計したシャフトです。
プロ、アマ問わずクセがなくタイミングがとりやすい、究極の中調子です。
スムーズなしなりで、タメが作りやすく振りやすさを感じられるため、多くのゴルファーにおすすめです。
メーカー希望小売価格 | 44000円(税込) |
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フレックス | R~X |
長さ | 1168/46 |
重量 | 47~76g |
キックポイント | 中調子 |
トルク | 2.8~5.1 |
Tip径 | 8.5 |
Butt径(㎜) | 15.10~15.40 |
The ATTAS V2の先端部には4軸カーボンシートと、高弾性・高強度トレカM40Xをダブルで使用することによって、先端部の挙動を抑えながら心地よいフィーリングを実現しています。
先端剛性が高いため、最近多くある慣性モーメントの大きいヘッドでも当たり負けせず、操作性の高いヘッドでは操作性を損なうことなくショットすることができます。
また、全長には高弾性シートを2種類使用し、トルクを強化しています。ニュートラルな剛性分布のまま、ロートルク化することによってキレのあるシャープな振り心地を体験できます。
打ってみた感想
誰もがしなりを感じやすく、ヘッドも選ばないので万人受けするシャフトだと思います。
方向性が安定しているため思い切り振ることができました。飛距離もいいのですが、安定性がとにかく良いです!
10.Diamana GT(三菱ケミカル)
Diamana GTは、高い安定性で思い通りの弾道を描けるのに加えて、スピーディーなしなり戻りでオートマチックに振りぬけるシャフトです。
「剛性分布の最適化」に着目し、先端の強靭さによってヘッドのブレを抑制し、手元剛性を高めて中間部のしなりを感じやすくなっています。
弾道はやや低めで、低スピンで重ためのボールになるのが特徴です。
非常に安定感があるシャフトなのでミスしてもボールが曲がりにくいため、スコアをまとめたい人におすすめです。
メーカー希望小売価格 | 44000円(税込) |
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フレックス | R2~TX |
長さ | 1168 |
重量 | 46~85.5g |
キックポイント | 中元調子 |
トルク | 2.9~5.6 |
Tip径/パラレル長 | 8.6/75 |
Butt径(㎜) | 15.50~15.55 |
Diamana GTは、ディアマナシリーズの中では最もスウィンガータイプの人が振りやすく感じるシャフトだと思います。
また、弾道は低めなのでもともとボールがが上がりにくいと感じている人よりは、バックスピン量が多めでボールが吹け上がりやすい人におすすめです。
アスリートだけでなく一般ゴルファーにも使いやすいシャフトだと思います。
打ってみた感想
振りやすさはありながら先端はしっかりしているので叩いても暴れません。
安定感があり、アゲインストにも負けない強弾道で飛ぶのでスコアをまとめたい人にもおすすめです◎
シャフト比較表
商品 | 詳細 | ポイント | 価格 | フレックス | 長さ | 重量 | キックポイント | トルク | Tip径 | Butt径(㎜) |
ATTAS CoooL(UST mamiya) | Amazonで見る | かつてない鋭いしなり戻り | 44000円 | R~X | 1168 | 46~76g | 先中調子 | 2.8~3.4 | 8.5 | 15.20~15.40 |
SPEEDER NX GREEN(フジクラシャフト) | Amazonで見る | 一体感のあるしなりの動きを体験できる | 44000円 | R2~X | ‐ | 48~77.5g | 中調子 | 3.0~5.7 | 8.5 | 15.10~15.55 |
TOUR AD PT(グラファイトデザイン) | Amazonで見る | くせがなく低弾道・低スピン | 46200円 | R2~X | 1168 | 52~83g | 中調子 | 3.1~5.8 | 8.5 | 15.20~15.40 |
TOUR AD VF(グラファイトデザイン) | Amazonで見る | 強く叩けて軽く振りぬける | 46200円 | R2~TX | 1168 | 46~77g | 中元調子 | 3.0~5.6 | 8.5 | 15.10~15.40 |
LIN-Q BLUE EX(mamiya) | Amazonで見る | 安定感がある叩けるシャフト | 55000円 | R~X | 1168/46 | 58~79g | 中元調子 | 2.8~3.4 | 8.5/- | 15.40~15.55 |
VENTUS TR RED(フジクラシャフト) | Amazonで見る | 扱いやすいつかまるシャフト | 55000円 | R~X | 1168 | 59.5~78g | 先中調子 | 2.8~3.5 | 8.5 | 15.45 |
VENTUS TR BLUE(フジクラシャフト) | Amazonで見る | 安定性があり左に行きにくいアスリートモデル | 55000円 | R~X | 1168 | 58~78.5g | 中元調子 | 2.7~3.5 | 8.5 | 15.40 |
TENSEI Pro White 1K(三菱ケミカル) | Amazonで見る | 飛んで曲がらないシャフト | 55000円 | R~TX | 1168 | 53.5~85.5g | ハイ | 2.7~4.6 | 8.6 | 15.20~15.45 |
The ATTAS V2(UST mamiya) | Amazonで見る | くせのないしなりと飛距離性能と抜群の安定感を両立 | 44000円 | R~X | 1168/46 | 47~76g | 中調子 | 2.8~5.1 | 8.5 | 15.10~15.40 |
Diamana GT(三菱ケミカル) | Amazonで見る | 飛びにつながるスピード感 | 44000円 | R2~TX | 1168 | 46~85.5g | 中調子 | 2.9~5.6 | 8.6 | 15.50~15.55 |
スピン量が多い人におすすめのシャフトの選び方
ドライバーを飛ばしたいと思ったら、バックスピン量を減らすことが重要になってきます。
合うシャフトを選ぶことによって、スピン量を抑えて飛距離アップが狙えるので、「自分はスピン量が多いな~」と思い当たる人はぜひシャフトを見直すといいと思います。
ただ、スイングによって変わってくるので、フィッティングをしてご自身に合うシャフトを選びましょう。
元調子のシャフトを選ぶ
元調子のシャフトは、手元側にキックポイントがあるシャフトで、一般的には低弾道、低スピンのボールを打つことができるといわれています。
それは、元調子のシャフトは先端が硬くなっていることによりヘッドがアッパーに動きにくく、インパクトロフトが増えません。
また、フェースの上部分にボールが当たりやすくなることにより、低打ち出し低スピンのボールがで打ちやすくなります。
硬めのシャフトを選ぶ
硬めのシャフトを選ぶとシャフトがしなりにくくなり、インパクトの時にフェースが上を向きづらくなり、スピン量が低減されます。
また、硬いシャフトを使用することによってスイングが安定してボールが曲がりにくくなります。
重いシャフトを選ぶ
重いシャフトを使用することによって、シャフトがしなりにくくなり、低スピンになる傾向にあります。
ご自身が振り切れるくらいの重いシャフトを選ぶと良いでしょう。
ただ、最近は「カルカタ」と呼ばれる軽くて硬いシャフトもあり、ヘッドとの組み合わせによっては軽くても低スピンになったりもします。
短めのシャフトを選ぶ
シャフトの長さを短くすることによって、弾道が低くなり低スピンになります。
また、ドライバーショットが安定し方向性の精度が上がります。
短くすることによってバランスが変わって軽くなるので、鉛を貼って振りやすい重さにするのもひとつの手です。
鉛を貼る
ヘッドの裏面や、シャフトに鉛を貼ることでスピン量を減らすことができます。
ヘッドの裏面の中央よりフェース面側に貼ることで、ヘッドの重心が前にいくためパックスピンが低減します。
またシャフトに鉛を貼ってグリップ側を重くすることにより、振りやすさがアップし、ヘッドスピードが上がるというメリットもあります。
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