飛ぶシャフトとして人気のUSTマミヤのアッタスシリーズからは、「The ATTAS v2」と「ATTAS CoooL」をピックアップしました!
「The ATTAS v2」はくせがなく万人受けする中調子で、「ATTAS CoooL」は飛距離重視のモデルです。両方とも叩いても暴れないのが嬉しいポイントです。
フジクラシャフトの「VENTUS TR RED」は、飛距離性能と安定性を高次元で両立させたプロも信頼するシャフトです。
また「SPEEDER NX GREEN」は飛距離性能に特化したシャフトで、振りやすくやさしめのヘッドとも相性抜群です!
飛距離を重視したシャフトを選びたいけどどれを選んでいいかわからないという人のために、おすすめのシャフト7選をご紹介します。
トレンドの「軽硬」シャフトもあるのでぶっ飛びを体験したい人はぜひチェックしてみてくださいね。
Contents
1.SPEEDER NX GREEN(フジクラシャフト)
SPEEDER NX GREENは、トルク分布をコントロールする「VARIABLE TORQUE COREテクノロジー」をアップデートすることにより、さらなるスピードアップを実現し、なめらかなフィーリングで一体感のあるシャフト挙動を体験できます。
中間部と手元側のねじり剛性の差を大きくすることにより、しなやかに切り返すことができます。
また、先端側の曲げ剛性を高め、ボールスピードがアップし、直進性が高くより強い弾道で飛距離アップを狙えます。
メーカー希望小売価格 | 44000円(税込) |
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フレックス | R2~X |
長さ | ‐ |
重量 | 48~77.5g |
キックポイント | 中調子 |
トルク | 3.0~5.7 |
Tip径 | 8.5 |
Butt径(㎜) | 15.10~15.55 |
SPEEDER NX GREENは、フジクラ独自の3次元モーションキャプチャシステム「enso(エンソ)」と、トルク分布をコントロールする「VARIABLE TORQUE COREテクノロジー」を採用し、さらに進化しています。
中間部と手元側のねじり剛性の差を大きくすることにより、しなやかに切り返すことが可能なシャフトになっています。
また、先端剛性を高めることにより押せるインパクト、ボールスピードアップで強い弾道を打つことができます。
打ってみた感想
タイミングをとりやすく、程よいしなりと走り感が感じられます。
デザインも深緑でかっこいいのでどのヘッドとも合いやすいのもGOOD◎
2.The ATTAS V2(UST mamiya)
The ATTAS V2は、トッププロが認めたThe ATTASの最大の特徴である「クセのないしなり感」を継承しながら、よりニュートラルな剛性分布に再設計された名器を進化させた究極の中調子シャフトです。
「4軸カーボンシート」と高弾性、高強度の「トレカM40X」をダブルで使用し、先端が補強され切り返しがなめらかになることによって、タイミングがとりやすくなっています。
プロ・アマ問わずタイミングをとりやすく、飛距離性能も安定性も抜群なので人気の理由が分かりますね。
メーカー希望小売価格 | 44000円(税込) |
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フレックス | R~X |
長さ | 1168/46 |
重量 | 47~76g |
キックポイント | 中調子 |
トルク | 2.8~5.1 |
Tip径 | 8.5 |
Butt径(㎜) | 15.10~15.40 |
The ATTAS V2は、先端部に「4軸カーボンシート」と「トレカ®M40X」をダブルで採用し、先端部の挙動を抑えながら心地よいフィーリングを実現しています。
高い先端剛性により、操作性の高いヘッドでは操作性を損なわず、最近多くある慣性モーメントの大きいヘッドでも当たり負けを防ぎます。
また、全長には高弾性シートを2種類使用し、ダブル高弾性設計にすることによってトルクを強化しています。ニュートラルな剛性分布はそのままでロートルクでキレのある振り心地を体験できます。
打ってみた感想
誰でもしなりを感じやすい作りで、どんなヘッドにも合わせやすい非常に万人受けするシャフトだと思いました。
安定感があり、安心して振れるため飛距離だけでなく全体的なパフォーマンスもアップしました。個人的にはかなりおすすめです!
3.TOUR AD CQ(グラファイトデザイン)
TOUR AD CQは、先中調子系でつかまる飛ぶシャフトで、ムチのようにしなり、インパクトへ向かって加速します。
手元側の剛性を高めて全体の剛性にメリハリをつけることによって、切り返しやすくなりインパクト前後はスピードアップし、軽やかな走り感を体験できます。
最近多い傾向にある低スピン設計のヘッドに、高弾道とつかまりをプラスしたイマドキのシャフトです。
メーカー希望小売価格 | 46200円(税込) |
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フレックス | R2~TX |
長さ | 1168 |
重量 | 47~76g |
キックポイント | 先中調子 |
トルク | 3.2~6.1 |
Tip径/パラレル長 | 8.5/75 |
Butt径(㎜) | 15.15~15.40 |
ツアーADシリーズでは珍しい先中調子系ですが、ツアーAD CQは先端に向かって剛性が落ちていく感じで、ダウンスイングからインパクトにかけて先中部分になめらかなしなりを感じます。
安定性もあるので暴れることなくヘッドスピードを自然にあげてくれるシャフトです。
やや重めのヘッドの方が相性はいいと思いますが、比較的どんなヘッドとも合うので、リシャフトすることによりやや曲がりを抑えて飛距離アップを狙うゴルファーにおすすめです。
打ってみた感想
なめらかな挙動で振り心地が良く飛距離が伸びました。
先中調子ですが勝手に走ってタイミングをとりにくいなんてことはなく、本当に自然にヘッドスピードが上がったのに驚きました。
4.Diamana GT(三菱ケミカル)
Diamana GTは、高い安定性で思い通りの弾道を描きながら、スピーディーなしなり戻りでオートマチックに振りぬくことができるシャフトです。
先端の強靭さによってヘッドのブレを低減し、手元の剛性を高めることによって中間部のしなりを感じやすくする剛性分布の最適化に着目しています。
飛びにつながるスピード感で高く吹け上がることなく低弾道の強い球を打つことができます。
メーカー希望小売価格 | 44000円(税込) |
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フレックス | R2~TX |
長さ | 1168 |
重量 | 46~85.5g |
キックポイント | 中元調子 |
トルク | 2.9~5.6 |
Tip径/パラレル長 | 8.6/75 |
Butt径(㎜) | 15.50~15.55 |
ディアマナGTの「GT」はGet TargetとGran Turismoの2つの意味から名付けられており、スピード感や自分の狙った球を打てるようなイメージがあります。
先端部の剛性が硬めですが中間部は柔らかめなので、剛性差で加速するしなりを感じることができます。
先端部の走り感は前作のディアマナZFに比べるとやや抑え気味で安定感が増しています。
ディアマナGTは一般のゴルファーにもタイミングも取りやすく振りやすいシャフトだと思います。
打ってみた感想
しなやかさがあり、ボールがつかまりやすいシャフトだと思いました。
飛ばしたいときにもしっかりと振っていける安定感も持ち合わせているので、しっかりスコアをまとめていけますね。
5.VANQUISH(三菱ケミカル)
VANQUISHは、三菱ケミカルの誇るテクノロジーを集結させた高品質軽量ブランドのシャフトです。
スムーズな切り返しでボールにしっかりとエネルギーが伝わるため、バックスピンも増えすぎることなく強弾道の球が打てます。
また、硬めを選べばしっかりとハリを感じられるのに、硬すぎて扱いにくくなることはなく中間部から先がよく動きます。
流行りの「軽硬」シャフトを使いたい人にもおすすめです。
メーカー希望小売価格 | 44000円(税込) |
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フレックス | R2~TX |
長さ | 1168 |
重量 | 47.3~59.8g |
キックポイント | 先中調子 |
トルク | 4.0~5.4 |
Tip径/パラレル長 | 8.6/75 |
Butt径(㎜) | 15.00 |
VANQUISHは、軽量ながらも強度を落とさない高性能素材を採用し、飛びと安定性を両立しています。
先中調子のシャフトですが走り感はありながらつかまりはほどほどで、緩やかなドローボールを打つことができます。
軽量なのにしっかり叩いても暴れにくく、期待通りの飛距離を出すことが可能です。
振りやすさと安定感、飛距離を求める人はぜひチェックしてみてください。
打ってみた感想
軽量なので振りやすさはありますが、飛距離と安定性が抜群なのに驚きました。
力のないシニアや、アマチュアゴルファーは十分に恩恵を受けられるシャフトです。
6.ATTAS CoooL(UST mamiya)
ATTAS CoooLはシャフト全体の走りが、かつてないボール初速とつかまりを生む飛距離性能を重視したシャフトです。
最適な手元部剛性と、中央、先端部のしなやかな剛性差によってかつてない鋭いしなり戻りを実現しています。
ボール初速とつかまりを最大化することにより、キャリーだけでなくランでも飛距離を伸ばし、走り系シャフトに叩ける要素がプラスされています。
メーカー希望小売価格 | 44000円(税込) |
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フレックス | R~X |
長さ | 1168mm |
重量 | 46~76g |
キックポイント | 先中調子 |
トルク | 3.3~5.5 |
Tip径 | 8.5 |
Butt径(㎜) | 15.20~15.40 |
ATTAS CoooLではHTT(Hard Trajectory Tip)テクノロジーが採用されており、走り系のシャフトにありがちな当たり負けや、インパクト時にヘッドがブレることがないのが特徴です。
走って叩いて飛ばせる、今までに無い振り心地をもたらします。
ATTASシリーズでは先中調子は初めてで、手元部の剛性が高めで、中間部はしなやかに走るのが特徴です。
重さが40g台から70g台まで揃っているので流行りの「軽硬」シャフトがいいという人にもおすすめです。
打ってみた感想
飛距離はキャリーだけでなくランも出て、左にも行きにくいと感じました。
インパクト前後でほどよく走り、つかまりやすく、球も上がりやすいので上手に選べば多くの人が扱いやすいシャフトだと思います。
7.VENTUS TR RED(フジクラシャフト)
VENTUS TR REDは、先中調子のシャフトで走り系、弾き系でありながら粘るフィーリングが特徴です。
ボールの上がりやすさや、ほどよいつかまり感を搭載しつつ、高いコントロール性能を誇ります。
走り系のシャフトはコントロールしにくく暴れやすいイメージがある人も扱いやすい、ややしっかり目のシャフトです。
メーカー希望小売価格 | 55000円(税込) |
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フレックス | R~X |
長さ | 1168mm |
重量 | 59.5~78g |
キックポイント | 先中調子 |
トルク | 2.8~3.5 |
Tip径 | 8.5 |
Butt径(㎜) | 15.45 |
ヘッドのねじれを抑制し、ボール初速を高める「VeloCore Technology」と、球の散らばりを抑制する「SPREAD TOW FABRIC」を採用し、粘りがあるフィーリングとボールの上がりやすさ、ほどよいつかまり感を兼ね備えたバランスの良い先中調子のシャフトです。
ベンタスは難しいパワーヒッター向けのシャフトと思いがちですが、VENTUS TR REDはしっかりスペックを合わせればヘッドスピードが42m/sほどの人も振りやすいです。
また、高いコントロール性能を持ち合わせているため、コントロール性と弾道の高さを求めているゴルファーにおすすめです。
打ってみた感想
先中調子だとインパクトで合わせにくい場合がありますが、VENTUS TR REDはそんなことはなく振りやすさに驚きました。
手元側にしっかり感はあるのですが、しなりも感じられました。低スピンで安定感も良く、思い切り飛ばしたい人も扱いやすいと思いました。
飛ぶシャフト比較表
商品 | 詳細 | ポイント | 価格 | フレックス | 長さ | 重量 | キックポイント | トルク | Tip径 | Butt径(㎜) |
SPEEDER NX GREEN(フジクラシャフト) | Amazonで見る | 一体感のあるしなりの動きを体験できる | 44000円 | R2~X | ‐ | 48~77.5g | 中調子 | 3.0~5.7 | 8.5 | 15.10~15.55 |
The ATTAS V2(UST mamiya) | Amazonで見る | くせのないしなりと飛距離性能と抜群の安定感を両立 | 44000円 | R~X | 1168/46 | 47~76g | 中調子 | 2.8~5.1 | 8.5 | 15.10~15.40 |
TOUR AD CQ(グラファイトデザイン) | Amazonで見る | 軽やかな走り感を体験できるシャフト | 46200円 | R2~TX | 1168 | 47~76g | 先中調子 | 3.2~6.1 | 8.6 | 15.15~15.40 |
Diamana GT(三菱ケミカル) | Amazonで見る | 飛びにつながるスピード感 | 44000円 | R2~TX | 1168 | 46~85.5g | 中調子 | 2.9~5.6 | 8.6 | 15.50~15.55 |
VANQUISH(三菱ケミカル) | Amazonで見る | 振りやすいトレンドの軽硬シャフト | 44000円 | R2~TX | 1168 | 47.3~59.8g | 先中調子 | 4.0~5.4 | 8.6 | 15.00 |
ATTAS CoooL(UST mamiya) | Amazonで見る | かつてない鋭いしなり戻り | 44000円 | R~X | 1168 | 46~76g | 先中調子 | 2.8~3.4 | 8.5 | 15.20~15.40 |
VENTUS TR RED(フジクラシャフト) | Amazonで見る | 扱いやすいやや硬めのシャフト | 55000円 | R~X | 1168 | 59.5~78g | 先中調子 | 2.8~3.5 | 8.5 | 15.45 |
飛ぶシャフトの選び方
硬さで選ぶ
硬いシャフトと柔らかいシャフトのどちらが飛距離が伸びるかというと、柔らかいシャフトの方が飛距離が出やすい傾向にあります。
ただ、ヘッドスピードやパワーがあるゴルファーが柔らかいシャフトを使用するとしなりすぎてしまい曲がりやすくなります。
力がない人は柔らかめのシャフトがおすすめですが、ある程度ヘッドスピードやパワーがある人は硬めのシャフトを選ぶと飛距離がアップするでしょう。
重さで選ぶ
シャフトは重いと振りぬきにくくなるため、軽い方が楽に飛距離を伸ばすことができます。
今はヘッドが大きめのものがおおいので、ヘッド挙動を安定させるため軽いシャフトでもねじれに強いものがあります。
トレンドになっている「軽硬」シャフトは、ヘッドスピードに関係なく振りやすいのでおすすめです♪
中古のシャフトはあまりおすすめしない
中古のシャフトは新品に比べると安く手に入るというメリットがありますが、目では分からないダメージがある場合があります。
シャフトメーカーも「再利用はしないでください」と明記しているほどですし、中古のシャフトは新品と比べると違うものになってしまっている場合があるので、使わない方が無難です。
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