ゴルフ中級者は飛ばすだけでなくコントロールに力を入れていきたいと思っている人が多いと思います。
ボールを見直すことによって、コントロール性能が上がったり、自分に合ったボールを使うことで飛距離アップも狙えます!
中級者におすすめのゴルフボールは、値段で選ぶならHONMAの「TW-S」や飛衛門の「V7」がおススメ。
また、テーラーメイドの「ツアーレスポンス」やボルビックの「XT SOFT」もコスパが良いでしょう。
プロモデルを使いたいという人はダンロップの「Z-STAR」やブリヂストンの「TOUR B XS」をぜひお試しください。
ゴルフ中級者になったら、2ピースよりも3ピース、ディスタンス系からスピン系へ移行する人も多いです。
この記事を読んで、ぜひご自身に合ったボールを探してみてくださいね。
Contents
中級者におすすめのゴルフボール10選
1.SRIXON Z-STAR(ダンロップ)
Z-STARの中でもソフトなフィーリングを重視したモデルです。
柔らかいスーパーファストレイヤーD.Gコアを採用し、打感、飛距離性能、スピン性能の良さを感じられます。
引用(著作権法第32条):DUNLOP
タイプ | 第3系 |
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構造 | 3ピース |
推奨ヘッドスピード | 36m/s~48m/s |
柔らかさ | ソフト |
弾道 | 中高弾道 |
ディンプル数 | 338 |
メーカー希望小売価格(1ダース) | 6930円 |
コア表面付近では硬度変化をゆるやかにして、優れたスピン性能を実現。
コアの中心部では硬度変化を大きくし、ボール初速がアップしドライバーの飛距離性能が向上します。
コア全体の2/3付近にかけて硬度を高め、アイアンのスピン量がアップ。
こだわりのスーパーファストレイヤーD.Gコアにより、ロングゲームではよく飛び、ショートゲームではよく止まります。
インパクト時のフェースに吸い付くような打感を体験することができます。
SRIXON Z-STARを打ってみた感想
打感はやや硬めで、打音もよく気持ちよく打てます。よく飛び、スピン性能も十分です。
- プロが使用しているボールを使いたい人
- ソフトなフィーリングが良い人
- アプローチスピン量を重視する人
- フェースに食いつくような打感を好む人
2.Pro V1X(タイトリスト)
高めの弾道で大きな飛距離が出るのに、アプローチ時にはしっかり止めるショットを打ちたい人におすすめです。
プロV1xは プロV1に比べて高めの弾道で、飛距離アップに繋がるボールです。
タイトリスト独自のデザインの348ディンプルが、安定した理想的な中高弾道を描きます。
引用(著作権法第32条):タイトリスト
タイプ | スピン系 |
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構造 | 4ピース |
推奨ヘッドスピード | 32m/s~48m/s |
柔らかさ | 硬め |
弾道 | 中高弾道 |
ディンプル数 | 348 |
メーカー希望小売価格(1ダース) | 7150円 |
ソフトな独自のキャストウレタン・エラストマー・カバーが、グリーン周りで優れたスピンコントロールを発揮。
プロV1xは、プロV1よりもショートゲーム時のスピン量がやや多くなります。
そして芯を感じるソフトな打感と、ロングゲーム時の初速アップとスピン量低減で、トータルパフォーマンスが良く、スコアアップに貢献するボールです。
プロにも信頼され選ばれているモデルをぜひお試しください。
Pro V1xを打ってみた感想
飛距離やスピン性能がすごく良いですね。
使っている人が多いのも納得です。
- ソフトな打感がいい人
- グリーン周りのスピン性能を重視している人
- 理想的な安定した中高弾道がいい人
- プロが使っているモデルがいい人
3.TOUR B XS(ブリヂストン)
アプローチショットの時にボールがフェースの上にしっかりと乗る感覚を大切にしていて、イメージ通りにコントロールできるボールを追求し、完成したのがTOUR B シリーズ。
TOUR B Xと比べてTOUR B XSの方がスピン量が多めでコントロールしやすく、ボールをつかまえたい人におすすめです。
ドライバーショットでは優れた飛距離性能を発揮し、アプローチショットでは、低初速の高いスピン性能とこだわりの乗り感を体験できます。
引用(著作権法第32条):BRIDGESTONE
タイプ | スピン系 |
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構造 | 3ピース |
推奨ヘッドスピード | 38m/s~52m/s |
柔らかさ | やや硬め |
弾道 | 中弾道 |
ディンプル数 | 330 |
メーカー希望小売価格(1ダース) | 6930円 |
フェースに吸い付く柔らかな打感、優れたスピンと、飛距離性能、全てにおいてバランスがとれたツアーボールです。
ウレタンカバー3ピース構造で、低初速×高スピンで止めて、乗り感アップ!
ハイドロ LSコアとハイスピードインナーカバーにより高初速×低スピンで飛ばします。
TOUR B XSを打ってみた感想
スピンの効きがよく、フェースに乗る感覚が強く、粘ります。このボールを使った時はアプローチショットがいい感じでした。
- プロが使っているボールがいい人
- タイガーと同じボールを使ってみたい人
- スピン量が多めのボールがいい人
- フェースに吸い付く打感が好みな人
4.TP5(テーラーメイド)
すべてのクラブで性能を発揮する、テーラーメイド独自の5層構造のツアーボールです。
テーラーメイド史上最も柔らかいツアーボールのTP5は、アプローチショットでの強烈なバックスピン性能を誇ります。
コントロールを重視したい人におすすめのボールです。
引用(著作権法第32条):テーラーメイド
タイプ | スピン系、第3系 |
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構造 | 5ピース |
推奨ヘッドスピード | 40m/s 以上 |
柔らかさ | よりソフト |
弾道 | 高弾道 |
ディンプル数 | 322 |
メーカー希望小売価格(1ダース) | 6930円 |
10年ぶりにディンプルデザインを変更し、キャリー飛距離がアップ。
また、スピードレイヤーシステムと、大きめの3層のコアで高初速を実現。
さらにソフトキャストウレタンカバーを採用したことにより、グリーン周りでのスピン性能を高め、コントロール性能を発揮します。
打感、飛距離性能、スピン性能、トータルパフォーマンスが良く、プロにも信頼されている人気のボールです。
TP5を打ってみた感想
スピン系のボールですが、ドライバーでの飛距離、直進性ともに良かったです。
- スピン性能を重視する人
- 国内外のプロも使用しているボールがいい人
- インパクトでフェースに乗る感覚が欲しい人
- コントロールしやすいボールがいい人
5. CHROME SOFT(キャロウェイ)
柔らかい打感と飛距離を求めるゴルファーにおすすめのクロムソフト。
キャロウェイのツアーボールクロムソフトは、シングルコアの採用によりボール初速がアップし、飛距離性能が向上。
ソフトなボールなのでロングショットの時にスピンが入りにくくさらに大きく飛ばすことが可能になりました。
引用(著作権法第32条):キャロウェイ
タイプ | スピン系 |
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構造 | 3ピース |
推奨ヘッドスピード | 表記なし |
柔らかさ | よりソフト |
弾道 | 高弾道 |
ディンプル数 | 332 |
メーカー希望小売価格(1ダース) | 6380円 |
Tour Aeroテクノロジーを導入することにより、ひとつひとつの六角形の深さなどを改良することで、空力性能が進化し、強い弾道とキャリーの増加の期待に応えます。
さらに各素材の配合にもこだわり、アプローチ時のスピン量増加でコントロールしやすくなっています。
精度を高めた均一性のある高品質なボールをぜひお試しください。
CHROME SOFTを打ってみた感想
打感が柔らかく気持ちがいいです。ツアーボールの中では飛距離が出る方だと思いました。
- ソフトな打感が好きな人
- ボールを真っ直ぐ飛ばしたい人
- 全ての番手で飛距離を求める人
- 飛距離を重視したい人
6. TW-S(HONMA)
高いスピン性能を発揮するツアー系ボールです。
飛行安定性も抜群で、柔らかいフィーリングでありながら高初速、高反発を実現し、大きく飛ばすことが可能です。
引用(著作権法第32条):HONMA
タイプ | 第3系 |
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構造 | 3ピース |
推奨ヘッドスピード | 全領域 |
柔らかさ | かなりソフト |
弾道 | 中高弾道 |
ディンプル数 | 338 |
メーカー希望小売価格(スリーブ単位) | 1320円 |
3ピース設計で、新配合ファストソフトコアが大きな飛距離を生み出すエンジンとなり、中間層には高反発アイオノマーが適切なスピン量を生みだします。
外側には新開発高耐久ウレタンカバーを使用し、優れた耐久性に加え、ショートゲーム時のコントロール性能がアップします。
さらに大小7種で構成されたこだわりの338シームレスディンプルが、弾道初期に発生する空気抵抗を減らし高初速を保ち、頂点を過ぎた後でももうひと伸びを得られる設計となっています。
飛行時の安定性、直進性にも力を発揮します。
TW-Sを打ってみた感想
スピン系のボールですがしっかり飛距離もアップしてくれますし、何よりコスパが良いボールだと思いました。
- 飛行安定性が欲しい人
- スピン性能を重視したい人
- 買いやすい価格のボールを探している人
- 飛距離アップを狙いたい人
7.V7(飛衛門)
コスパが良いと人気の飛衛門には、最高のスピン性能と驚異的な飛距離を実現した4ピースのプロモデルがあります。
すべてのゴルファーの理想を形にしたゴルフボールで、飛距離性能とスピン性能を両立しているにも関わらず買いやすいお値段なのが嬉しい。
引用(著作権法第32条):飛衛門
タイプ | ディスタンス系、第3 |
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構造 | 4ピース |
推奨ヘッドスピード | 40m/s~50m/s |
柔らかさ | ソフト |
弾道 | 中高弾道 |
ディンプル数 | 336 |
メーカー希望小売価格(1ダース) | オープン価格 |
柔らかく高耐久で、変色しにくいウレタンカバーを使用し、アプローチで最高のスピン性能を発揮!止めたいところに止められるコントロール性能を実現。
高反発ケース層とハイエネルギーコア層の組み合わせにより、吹きあがりや曲がるのを防ぎ、ドライバーショットでは弾きの良い打感と高反発、低スピンにより飛距離アップを狙えます。
スピン重視の人にも、飛距離アップを狙う人にも最適なゴルフボールです。
V7を打ってみた感想
飛衛門は飛距離重視のボールだと思っていましたが、スピンがよくかかりコントロールしやすかったです。
- スピン性能も飛距離アップも重視している人
- 飛衛門の4ピースボールを使用してみたい人
- とにかくコスパがよいボールがいい人
- 適度な硬さのあるボールが好きな人
8.XT SOFT(VOLVIK)
より柔らかな打感と、飛距離性能にこだわり、中高弾道で最大飛距離アップ!
飛距離性能を発揮するコアと、ウレタンカバーにより、スピン性能と安定した飛距離を実現します。
引用(著作権法第32条):volvik
ハイブリッドインナーカバーを採用することにより、超ソフトフィーリングとショートゲームでのスピン量がアップし、ロングゲームでは空気力学を用いたディンプルデザインを採用することにより飛行が安定します。
タイプ | スピン系 |
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構造 | 3ピース |
推奨ヘッドスピード | 38m/s~47m/s |
柔らかさ | 超ソフト |
弾道 | 中高弾道 |
ディンプル数 | 表記なし |
メーカー希望小売価格(1ダース) | 5720円 |
XT SOFTを打ってみた感想
飛距離、スピン性能ともに他のウレタンカバーボールと比べても遜色なく、使いやすいと思います。
- 人と被らないボールがいい人
- コスパが良いボールを探している人
- ウレタンカバーを使用したボールがいい人
- 中高弾道が好みな人
9.ツアーレスポンス(テーラーメイド)
ツアーレスポンスは、プロが使うツアーボールをアマチュアがより簡単に体感するために開発されたボールです。
新たなディンプルデザインを採用したキャストウレタンカバーにより、心地よいソフトな打感とずば抜けた飛距離性能、スピン性能が実現。
引用(著作権法第32条):テーラーメイド
タイプ | スピン系 |
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構造 | 3ピース |
推奨ヘッドスピード | 低~中 |
柔らかさ | ソフト |
弾道 | 高弾道 |
ディンプル数 | 表記なし |
メーカー希望小売価格(1ダース) | 5280円 |
ツアープロも使用するTP5シリーズに搭載された、ツアーフライトディンプルパターンをツアーレスポンスに採用することにより、キャリーを伸ばすことが可能に。
またキャストウレタン素材のみを使用したカバーは、グリーン周りで優れたスピン性能を発揮し、打感も良く耐久性が高く安心して使用することができます。
高反発なハイスプリングコアを採用しながら、コンプレッション数は70を実現。
アマチュアゴルファーが求める柔らかい打感と高初速性能を両立しています。
一時期は人気でなかなか買えない時もあったツアーレスポンスを、ぜひお試しください。
ツアーレスポンスを打ってみた感想
よく飛び、ボールが曲がりにくいと感じました。スピンも十分かかりますし、柔らかい打感も良いです。
- ボールの直進性を求める人
- 使いやすいツアー系ボールを使いたい人
- スピン性能と飛距離性能を両立したボールを選びたい人
- 人気のボールを使いたい人
10.E・R・C SOFT(キャロウェイ)
CHEROME SOFTシリーズにも使用されている、ハイパーエラスティック・ソフトファスト・コアを搭載し、ソフトなのに高反発、驚きの飛びを実現しました。
ハイブリッドカバー×グリップ・ウレタンコーティングシステムの組み合わせにより、アプローチ時にスピン量が増え、ボールをピタリと止めてくれます。
総合力の高いボールなので、力のない人や、飛距離重視の人におすすめです。
タイプ | ディスタンス系、第3 |
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構造 | 3ピース |
推奨ヘッドスピード | 全領域 |
柔らかさ | やや硬め |
弾道 | 普通 |
ディンプル数 | 表記なし |
メーカー希望小売価格(1ダース) | 6380円 |
ハイパーエラスティック・ソフトファスト・コアは、非常に柔らかいのに高反発で、どの番手で打っても同じフィーリングが得られます。
高いボールスピードと低スピンで、驚きの飛距離を実現します。
コアの外側にはハイスピード・マントルが採用され、飛距離性能とスピン性能を両立しています。
また、ハイブリッドカバーは弾力性がありつつも、柔軟性、耐久性も高いカバーとなっています。
ロングゲームでは低スピン、高初速、高打出を可能にし、ショートゲームでは高いスピン性能と心地良いフィーリングを実現しています。
E・R・C SOFTを打ってみた感想
柔らかい打感でよく飛ぶので、女性やシニアも使いやすいボールだと思いました。パターのライン合わせもしやすいです。
- 女性やシニアゴルファー
- さらに飛ばしたい人
- クラブに吸い付く感じが好きな人
- 総合力の高いボールを選びたい人
中級者のゴルフボールの選び方
ボールタイプで選ぶ
ボールタイプには大きく分けて「ディスタンス系」や「スピン系」があります。
ディスタンス系は飛距離重視型でまっすぐ飛びやすく、初心者にもおすすめです。
また、スピン系はグリーン周りでのスピンがかかりやすくコントロールしやすいという特徴があります。
その分ボールが曲がりやすいというデメリットがあるので中級者以上のゴルファーにおすすめです。
最後にディスタンス系やスピン系の良いとこどりの、総合力が高い「第3系」があり、飛距離もスピンも重視したい人におすすめです。
ヘッドスピードで選ぶ
人それぞれヘッドスピードが違うので、自分に合ったボールを使うことは重要です。
ヘッドスピードが遅い人は高弾道、低スピンのボールが扱いやすく飛距離が伸び、ヘッドスピードが速めの人は中弾道、低スピンが飛びやすいとされています。
一般的にはヘッドスピードが早めの人は飛距離よりもコントロール重視のスピン系のボールを選ぶ人が多いです。
構造や素材で選ぶ
ゴルフボールはいくつかの層で作られていて、2ピース、3ピース、4ピースなどと言われ、2ピースは2層、3ピースは3層、4ピースは4層になっています。
ピース数が多くなるほど構造にこだわっていて、高性能なゴルフボールになり、値段も高くなります。多いものだと5ピースもあります。
また、カバーでスピンのかかりやすさが変わってくるので、柔らかく低反発なウレタンカバーはスピンがかかりやすく、硬く高反発なアイオノマーカバーは飛距離重視の人におすすめです。
中級者以上のゴルファーはコントロールしやすいウレタンカバーで3ピース以上を選ぶ人が多い印象ですが、もともとスピン量が多い人はスピンがかかりにくいアイオノマーカバーを選ぶ方が飛距離アップにつながります。
コスパで選ぶ
スピン系は値段が高いものが多く、できたら値段が安くコスパが良いものを選びたいですよね。
最近のトレンドではスピン性能を重視しつつも低価格で買えるボールが増えてきています。
しかも、高いスピン系のボールと比べてもそこまで遜色ないというウワサ!
高価格のプロが使うスピン系のボールにチャレンジするのはハードルが高いという人も、低価格なスピン系のボールからチャレンジしてみるのもアリかもしれませんね。
また、スピン系とディスタンス系の良いとこどりの第3系のゴルフボールも、総合力を考えるとコスパが良いボールと言えるでしょう。