東千葉CCは1977年開場。東コース、西コースを要する36ホールからなるコースです。
東コースはキャディ付き、西コースはセルフが原則です。
1990年頃は会員権が3,000万円もしましたが、バブルが弾け、年月を経て、2021年4月オリックスグループからアコーディアに譲渡され、現在は100万円を切る価格です。
旧来からのメンバーによると数年前までのフェアウェイは絨毯のようで、グリーンは速く美しかったそうです。
しかし、今やグリーンはボールマークだらけでした。。
メンバーによるとアコーディアに変わってからメンテナンスレベルが落ちたと嘆いていました。
その分、プレーフィーも安くなりビジターには嬉しいのですが。それでも私にはフェアウェイの芝つきは詰まっておりメンテナンスは良いと感じました。
楽天GORAの評価は4.0という評価です。平日だと5,000円台でプレーできる日もあるそうですよ。コスパ抜群です。
ゴルフ歴35年、年間40ラウンド以上している私が実際にラウンドしてきましたのでレポートをお届けします。
今すぐコース攻略法を見たい人はコチラ
1番ホールにジャンプします。
それでは早速参りましょう!
Contents
東千葉カントリークラブの口コミと評判
東千葉カントリークラブへのアクセス
住所:〒283-0825 千葉県東金市滝503
TEL:0475-54-2681
千葉東金道路 東金ICより2km。4分
JR外房線・大網駅下車。タクシー20分
【クラブバス】大網駅発 8:35のみ。(土日祝のみ運行)
東千葉CC発 16:55のみ。(土日祝のみ運行)
高速ICから大変近く、駅からも近いのでアクセスは抜群です。
フロント
豪華な吹き抜けをデザインした広いエントランスホールです。
1977年開場ですが、この雰囲気はバブル期にクラブハウスを改装していると思います。
アコーディアで過去にプレーした方はアコーディアカードを持っているでしょう?
カードでチェックインと精算ができます。
初めての方はフロントで用紙に記入してアコーディアカードを発行してもらってください。
ドレスコード
プレーの際はゴルフウエアを着用し、シャツの裾は必ずズボン・スカートの中にいれましょう。
女性のスポーツシャツでオーバーブラウス用に作られているものは外に出してもOKですが、極端に短いものはNGです。
また夏場の半ズボンの際はハイソックスを指定しているコースもありますが、東千葉CCはアンクルソックスでもOKです。
しかし、HPには半ズボンの規定が書いてありました。「半ズボンの際は膝頭までの長さのものなら可。(短パンは不可)」です。
そしてTシャツ・タンクトップ・ジーンズはプレー時も入退場時も厳禁です。気をつけましょうね
練習場
開場当時の名門コースの名残でしょう。
ドライビングレンジは18打席、250ydもあります。25球220円ととてもリーズナブル!
クラブハウスから徒歩3分とちょっと遠いですが。
バンカー練習場はバンカーが巨大。一度に4人は練習できますね。もちろん、アプローチもOK。練習場はとても充実しています。
初心者は2時間前には来て、練習するといいですよ。
パッティンググリーンは2面。
東千葉CCのグリーンは強いアンジュレーションはありませんが、難しいのでしっかり練習しておきましょう。
東千葉カントリークラブの攻略法
東千葉カントリークラブの特徴
東コースは山武杉に囲まれた美しく本格的なトーナメントコース。
フェアウェイも広い。が、なぜか左側に多くハザードがあって、ティーショットを曲げるとスコアに響きます。
また、グリーンにはボールマークがたくさんありました。
自分が付けたボールマークでなくてもこまめに修繕しましょう。
キャディマスター室にはステンレス製のグリーンフォークが置いてあります。
ちなみに西コースはフラットで、スコアを作るなら西がいいそうです。
なお、他のコースが6~7分間隔なのに対し、東千葉CCは8分間隔なので前後の組の影響が少なく、そうしたストレスもなくスムーズにラウンドできます。
東千葉カントリークラブの難易度
ゴルフ場の難易度を示す数値をしてコースレートというものがあります。
数値が大きければ大きいほど難しいゴルフ場ということになります。
東千葉CC・東コースのコースレートは70.9(左グリーン)
千葉県で12番目に難しいコースです。
なお西コースの方が簡単です。
参考までに千葉県の難しいゴルフ場・簡単なゴルフ場をランキングしてみました。
ご参考にしてくださいね。
また東千葉CCは距離が長いことでも有名。
バックティからは7,181ヤード。(左グリーン)レギュラーティでも左グリーンで7,067ヤード・右グリーンは6663ヤードもあります。
県内で12番目に距離が長いコースです。(バックティで調査)
ランキングしてみました。ご参考にしてみてください。
千葉県の距離が長いゴルフ場ランキング
<東コース>
グリーン | ティー | コースレート | 距離(ヤード) |
---|---|---|---|
Rグリーン | バック | 72.9 | 7,136 |
レギュラー | 70.7 | 6,663 | |
フロント1 | 68.8 | 6,176 | |
フロント2 | 65.6 | 5,295 | |
Lグリーン | バック | 73.2 | 7,181 |
レギュラー | 70.9 | 7,067 | |
フロント1 | 68.8 | 6,210 | |
フロント2 | 65.7 | 5,315 |
<西コース>
グリーン | ティー | コースレート | 距離(ヤード) |
---|---|---|---|
Rグリーン | バック | 72.4 | 6,826 |
レギュラー | 70.1 | 6,341 | |
フロント1 | 67.7 | 5,685 | |
フロント2 | 66.9 | 5,465 | |
Lグリーン | バック | 72.2 | 6,775 |
レギュラー | 70.0 | 6,290 | |
フロント1 | 67.5 | 5,627 | |
フロント2 | 66.8 | 5,415 |
それでは、お待ちかねの各ホールの攻略法です。是非ご覧ください。
東千葉CC(東コース)の攻略法
1番ホール 358yd Par4
引用(著作権法第32条):東千葉CC
樹木が大きく、高さも揃っていて、こうした所に歴史を感じます。
他のホールも同様で「自分たちだけの空間」を味わえます。
1番は右側から攻めていくのが左グリーンを狙う正攻法です。
2番ホール 164yd Par3
引用(著作権法第32条):東千葉CC
やや距離のあるショートホール。
グリーンまでにフェアウェイは無いと言ってよく、大き目のクラブで右側から攻めましょう。グリーン右だけが安全圏です。
また、グリーンが縦に重なっているので、距離計が正しい距離を表示しない可能性があります。左グリーンは奥のグリーンです。
グリーンから見た景色です。
池が大きいことがティーグランドからよりもわかりますね。
ニューボールは決して使ってはいけませんよ。
3番ホール 400yd Par4
引用(著作権法第32条):東千葉CC
左ドッグレッグのミドルホールです。
ドライバーが飛ぶ人は代えたほうがいいでしょう。
突き抜ける可能性があります。
2打目地点からグリーン方向を観ていますが、樹木に隠れて見えませんね。
樹木の先は谷底になっていて、120yd先にグリーンがあります。あなたなら迂回しますか?
ここは考えところです。
4番ホール 380yd Par4
引用(著作権法第32条):東千葉CC
4番も左ドッグレッグです。
ティーショットはまっすぐ打つと突き抜けるので、ドライバーの方向性に自信があれば左の樹スレスレを狙いましょう。
2打目はやや打ち上げです。大き目のクラブがいいでしょう。
5番ホール 521yd Par5
引用(著作権法第32条):東千葉CC
一見、打ちやすいように見えますが、200yd付近の左右に池がありフェアウェイを狭くしています。
ドライバーが当たれば2オンも狙えるホールです。
左グリーンを狙うには左側の樹ギリギリを狙わなければいけません。
正確性が試されるホールです。
6番ホール 446yd Par4
引用(著作権法第32条):東千葉CC
距離があるミドルホールです。
ティーショットはセンターの高い樹の左側を狙いましょう。
但し、余り左に打ちすぎるとバンカーと池が待ってます。
このホールはムリせず3オンでOKですよ。
7番ホール 414yd Par4
引用(著作権法第32条):東千葉CC
少し右ドッグレッグしています。
右サイドの高い樹の左側を狙えばいいポジションです。
左側にはバンカーが待ってます。
8番ホール 166yd Par3
引用(著作権法第32条):東千葉CC
打ち下ろしのショートホールです。
H/C17ですので優しいホール。気にするのは風向きだけですね。
9番ホール 537yd Par5
引用(著作権法第32条):東千葉CC
やや右ドッグレッグのロング。右は崖ですぐにOBなのでティーショットは左サイドからです。
しかし、ティーショットの落とし場所によっては2打目がスタイミーになります。
東千葉CC、東コースは2打目のスタイミーが多いように感じました。
10番ホール 377yd Par4
引用(著作権法第32条):東千葉CC
後半最初のホール。
カートのGPSには樹の右狙いと書いてありますが、左グリーンですし、樹の左側狙いの方がいいと思います。
但し、樹の右は狭いかわりにハザードもありませんが、左サイドには2つのバンカーがあります。
よって、樹のギリギリ左側がベストピジションです。
11番ホール 375yd Par4
引用(著作権法第32条):東千葉CC
比較的優しいミドルです。
ティーショットの落とし場所にはハザードが無いので思い切り振り抜きましょう。
2打目はバンカーに囲まれたグリーンなので、正確な距離が必要です。
12番ホール 518yd Par5
引用(著作権法第32条):東千葉CC
やや左ドッグレッグのロングホール。
ティーショットは左に曲げるとOBが近いのでセンター狙いで。
セカンド地点からは打ち下ろしになりますが、手前のバンカーは深いのでレイアップして3オンでOKです。
13番ホール 388yd Par4
引用(著作権法第32条):東千葉CC
ティーショットが打ちやすく感じられる13番。ここはセンターから左側がティーショットの落とし場所です。
14番ホール 406yd Par4
引用(著作権法第32条):東千葉CC
この14番も気持ちよくティーショットが打てますね。森に囲まれていて美しいホールです。
ティーショットはスライスだけに注意。右は崖です。
15番ホール 491yd Par5
引用(著作権法第32条):東千葉CC
打ち下ろしのロングホール。ここは2オンが十分狙えます。
ティーショットがフェアウェイにあればスプーンで狙ってみましょう。
16番ホール 184yd Par3
引用(著作権法第32条):東千葉CC
長いショートホール。つい力が入りますが、狙い所はふたつのグリーンの真ん中です。
左グリーンの左側は谷になってます。
17番ホール 401yd Par4
引用(著作権法第32条):東千葉CC
広いミドルなので豪快に打ちたいところですが、2打目はセンターの樹がスタイミーになります。
2打目地点から見てわかるようにスタイミーになりそうな樹が2本あります。
これをうまく避けて打ちましょう。
18番ホール 181yd Par3
引用(著作権法第32条):東千葉CC
最終ホールは池越えの距離のあるショートホール。
距離さえ出れば池ポチャは避けられますが、真ん中にある樹がやらしく、ショットスペースを狭くします。
この18番は東千葉CCの名物ホールです。
東千葉CC西コースの攻略法(レギュラーティー・左グリーン)
西コースは東コースより総距離で400ydも短いので、易しいコースと思いがちです。
また、フェアウェイも広く、フラットでトリッキーなホールがあまりありません。
しかし、バンカーが多く、そのどれもが大きいので必ずハマります。また、OBも浅いです。
コースレートで見ても東コース左グリーンが73.2に対し、西コース左グリーンは72.2。
1打しか違わないので、実は難易度はそう変わらないのです。
グリーンも難易度を上げている要因です。
アンジュレーションは無いのに、ストレートラインがあまりありません。スティンプメーターで見たグリーンスピードは9.0ft程度。
タッチが求められるグリーンです。
なお、夏場でグリーンが柔らかかったせいかボールマークがたくさん付いてました。ネットのクチコミにもグリーンのボールマークについて苦言が多く書かれています。
東千葉CCはベントの2グリーン。交代で使用すればここまで傷だらけじゃないだろうに、と思います。
グリーンの優劣はコース評価の大きな要因のひとつ。神経質に手入れしていただきたいですね。
ところで、5分以内に修復されたボールマークは24時間以内に元通りになりますが、10分経過すると15日間も残ってしまいます。
つまり、修復はプレーヤーがしなくてはいけないのです。
皆さんもグリーンのボールマークは毎回、全部修復する気持ちでプレーしましょう。
グリーンフォークはキャディマスター室に常備してあり無料です。
1番ホール 500yd Par5
距離の短いロングホール。
ヒッカケると林に隠れて池があります。
センターの高い木まで250yd。グリーンを狙うにもティーショットは右サイドに置ければベストです。
飛ばし屋ならばセンターの木の右側から2オンを狙えるでしょう。
普通なら大きいガードバンカーを避けるためにも3オン狙いでOKです。
グリーン100yd手前から3打目を打つと考えれば2打で400yd打てば良いのです。
そう考えるとPar5が簡単に思えてきませんか?
2番ホール 309yd Par4
このホールも短いミドルホールです。
Parを獲りにいきましょう。
2番ホールで気を付けるのは右サイドのクロスバンカー。220ydで入ります。
ティーショットがフェアウェイをキープできたら残りはウェッジの距離。
ガードバンカーは柔らかいのでアゴは低くても一発で脱出できないことがあります。
クリーンに打ってみましょう。
3番ホール 334yd Par4
木の高さが揃って美しい林間ホールです。
短いミドルですが、フェアウェイが狭いのでドライバーの方向性に自信が無ければ3Wでもいいでしょう。
3番ホールのガードバンカーはセンターのひとつだけです。
距離感に注意してグリーンセンターにオンさせるつもりで。
4番ホール 433yd Par4
左ドッグレッグのやや長いミドルホールです。
1970年代に造成されたコースの多くはドッグレッグのコーナーにバンカーを設けています。
富澤誠造の設計はその代表でしょう。
220ydで左バンカーは越せますので、ここは果敢に狙いたいですね。
このバンカーに捕まったら残りは200ydですから2オンは諦めて3オン狙いにしましょう。
H/C1のホールですが、グリーン手前にガードバンカーがないので、ティーショット次第ではParが獲れます。
5番ホール 178yd Par3
距離のあるショートホールなのにガードバンカーが5つもあります。
以前は7つのバンカーがありましたが、手前の2つは埋められたそうです。
距離のあるショートホールは花道を作っておくことが設計の鉄則です。
このホールも花道はしっかりありました。
ガードバンカーはアリソン型ですが、アゴは低いですね。
砂質はフワフワしていてエクスプロージョンが効きづらいタイプです。
6番ホール 377yd Par4
ストレートなミドルホール。
両サイドにクロスバンカーがありますが、あまり気にしなくて大丈夫です。
右バンカーまで190yd。左バンカーまで200ydですから220yd以上飛ばせれば楽に越えます。
ところで、このガードバンカーのエッジは芝の一部に刈り残しがありました。
名門と言われるコースのバンカーは芝がキチンと刈ってあり、エッジが立っています。
エッジが立っていると遠くから見てもプレーヤーにバンカーの主張がわかりプレッシャーになるんです。
もちろん、バンカー内に芝が生えているのもNGです。
7番ホール 195yd Par3
距離の長いショートホールです。
正面に大きなバンカーが口を開けていて、大きいクラブを持ちたくなりますよね。
でもそれではミスショットの確率もアップします。
195ydだとUTか4I、または5Wを持たなければいけませんが、グリーンに乗せるだけなら155ydでOK。
自信のあるクラブでバンカーの左サイドの花道に運びましょう。
8番ホール 330yd Par4
サービスミドルです。
右グリーンの場合は2打目がスタイミーになりやすい右の大木も左グリーンならば関係ありません。
フェアウェイも広いし、クロスバンカーも無いので思い切り振ってください。
グリーン正面のガードバンカーはアゴがありますが、2打目がウエッジなら気にすることはありません。
バーディーを狙いましょう。
9番ホール 505yd Par5
バンカーの造形美が美しいロングホールです。
両サイドのガードバンカーが230~240ydにあり、その間のフェアウェイが狭いので余計難しく見えます。
2打目で無理すると左サイドのOBへヒッカケることもあるので、右サイドから攻めましょう。
距離のあるロングホールなので確実に3オンを狙いたいですね。
10番ホール 338yd Par4
幅が広く思い切り打てるミドルホールです。
ティーグランドからはバンカーが横並びに見えますが、右のクロスバンカーから奥のガードバンカーは70ydも違います。
なお、右サイドのクロスバンカーは220ydで越えます。
このカート道路より左はOBが浅いので右サイドから攻めましょう。
ガードバンカーはエッジが効いていて淵に球が行ってしまうと次が厳しくなります。
11番ホール 542yd Par5
長いロングホールです。
ティーショットの落とし所が狭くなっているように見えますが、これは錯視で実はさほど狭くなっていません。
しっかりセンターを狙いましょう。
2打目で気を付けるのは右サイドのクロスバンカーです。
やや左側を狙う感じでいいでしょう。
ガードバンカーも手前にはひとつだけ。方向性だけ気を付けて3オンさせましょう。
12番ホール 156yd Par3
西コースでは最も短いショートホールです。
短いのでグリーン周りを5つもの巨大なバンカーが取り囲んでいます。
ガードバンカーには「入れていいバンカー」と「入れてはいけないバンカー」があります。
この12番の左グリーンの場合だと右グリーン横と後ろのバンカーはホームランの可能性もあり距離感を出すのが難しいので「入れてはいけないバンカー」。
また、ピンが奥にあった場合は奥のバンカーも寄せづらいのでNGです。
正面の大きなバンカーなら距離感も出しやすく、グリーンを縦に使えるので「入れてもいいバンカー」です。
13番ホール 362yd Par4
やや距離のあるミドルホールのせいかクロスバンカーがありません。
また、フェアウェイも広く思い切って打てます。
左サイドのカート道路から左に外すとOBゾーンが浅いのでそこだけ注意しましょう。
ガードバンカーもグリーン正面にはないので2打目も打ちやすいホールですね。
Parを獲りにいきましょう。
14番ホール 375yd Par4
左ドッグレッグのPar4です。
そしてお約束のコーナーにあるクロスバンカー。
バンカーを越えるにはキャリーで220ydとなると力んでヒッカケそうですね。
左の林に入れるとほぼOBですからフェアウェイセンター狙いで打ちましょう。
コーナーバンカーは広めです。入れたくないバンカーですね。
クロスバンカー右からグリーンセンターまで145yd。
ティーショットで無理しなくとも十分2オン可能です。
15番ホール 495yd Par5
大きな池がプレッシャーとなるロングホール。
この池はかなり広く、池の先のバンカーまでは210ydもあります。
右にプッシュアウトするとほぼ必ず池ポチャ。
左サイドの、のり面を使いましょう。
2打目地点から振り返ると池の広さがよくわかりますね。
フェアウェイは広いので3Wでグリーンに近づきましょう。
飛ばし屋なら2オンもあり得ます。
ガードバンカーは高くありませんが、柔らかい砂は距離が出ません。
16番ホール 320yd Par4
距離は短いですが難易度の高いホールです。
池の淵まではストレートに狙っておよそ250yd。
チーピンだと200ydで入ってしまいます。
フェアウェイウッドでティーショットしてもOKです。
池の奥行は35ydですが、グリーンを狙ってダフると餌食になります。
ガードバンカーはアゴがあり、これも脱出はたやすくありません。
16番は距離感が試されるホールです。
17番ホール 192yd Par3
距離の長いショートホールですが、グリーン手前にバンカーが無いので転がして乗せることもできます。
192ydに自信が無ければ、方向性が出せる150ydをしっかり打つのもマネジメントです。
150ydでグリーンの端にオンできますよ。
ガードバンカーは左足上がりになるライだとうまく脱出できないかも。
グリーンは縦長です。
ピンポジによっては端に乗せるより手前からランニングアプローチしたほうがParが獲れます。
18番ホール 349yd Par4
バンカーが効いたミドルホール。
左サイドはすべてNGです。奥のクロスバンカーを越えるのにはキャリーで250ydですし、木がスタイミーとなります。
安全な右側から攻めましょう。
連なるバンカーが美しいですね。でも入れてはいけません。
このように芝が伸びたガードバンカーは球が当たって戻ることもあります。
エッジを立てて欲しいですね。
東千葉カントリークラブの施設をチェック
東千葉カントリークラブのレストラン
売店
西コースの売店は3番と15番にあります。いずれも有人で、カードフォルダーの番号で精算できます。
おしぼりとカリカリ梅があるので夏場は必ず立ち寄りましょう。
十勝おはぎ(158円)が人気で売り切れ必至だそうですよ。
わかります。甘いものが欲しくなりますよね~。
ロッカー
質感のあるロッカーです。
ロッカー前に張り出しがあるので、椅子になりとてもいいですよね。広さも十分です。
洗面台
スキンローション、ヘアトニック、ヘアリキッドが設置されてました。
歯ブラシはありませんが、うがい薬はありました。タオルは布製です。
カート
自走式カートですがセルフの場合は電磁誘導式になります。
キャディ付きの場合はフェアウェイ乗り入れ可の自走式となります。
フロントガラスは開くタイプ。
GPSは最新式タブレット型でした。
収納スペースは後部座席にもう一つあると嬉しかったんですけどね。
最近は皆、トートバッグを持っているので、収納カゴは多いほうがいいですよね。
灰皿はカップ型のものが備えてあります。
スコアカード
東コースと西コースのスコアカードです。
西コースは左右のグリーンでスコアカードが異なります。
東のほうが西よりも400ydも長いです。
また、両コースともにショートコースがタフであることもわかりますね。デザインはシンプルです。
なお、売店ではスコアホルダーの番号で精算できます。
大浴場
非常に高級感のある大浴場です。洗い場も個々に仕切られています。
とても広い脱衣所。隣り合わせでは使わせないようになってました。
ビニール袋撤廃のコースが多い中、アコーディアはビニール袋もありましたよ。
化粧品はクラシエのZIOTシリーズ。
ヘアトニック、リキッド、ムース、化粧水が備えてありましたがブラシはありませんでした。コームのみです。
プロショップ
ゴルフ場のプロショップは必ず覗いてみましょう。
東千葉CCはアコーディア系列ですからショップの充実度はハンパありませんでした。
トミーヒルフィガーやサイコバニー等々のブランドが全部値引きされてますし、人気のBRIEFINGは特設コーナーまで。
さらにシューズの品揃えも豊富で安い!
ゴルフショップ並みのラインナップですよ。
シーズンごとにブランドの入れ替えもしていますので、行くたびに覗いてみたほうがいいですね。
東千葉カントリークラブの評価
評価 | 解説 | |
---|---|---|
コースの面白さ | 4 | 挑戦欲が掻き立てられるか。 |
コースの起伏 | 5 | 起伏があるほうが数値が低い。 |
フェアウェイが広い | 4 | フェアウェイの幅。 |
距離が長い | 3 | レギュラーティからの距離。長い方が数値が高い。 |
グリーンの難易度 | 4 | アンジュレーションが効いているか?難しい方が数値が高い。 |
ハザードの難易度 | 4 | バンカーや池等の数や配置。難しい方が数値が高い。 |
OBの危険度 | 3 | OBゾーンが近いか?危険度が高いほど数値が高い。 |
コースの景観 | 4 | コースからの眺望。植栽の美。 |
メンテナンス | 3 | 下草の処理や、グリーンの状態など。 |
付帯設備・キャディ | 4 | 練習場の充実度。カートやグリーンの解説等(キャディ含) |
料金 C/P | 4 | コース評価に対して料金が安ければ数値が高い。 |
アクセス | 4 | 都心からの距離。最寄りICからの距離も参考。 |
食事が美味しい | 2 | メニュー量や味、レストラン充実度など。 |
ホスピタリティ | 3 | スタッフの姿勢。設備や備品の心遣い |
楽天GORAのクチコミ評価8項目より多い14項目で評価しました。
アコーディアに買収されてからコースの質が落ちたと言われていますが、私がプレーした真夏の暑い天候でも芝つきが良く、堪能できました。
フェアウェイはコーライ芝、ラフは野芝です。
グリーンの状態はツーグリーンをうまく使って乗り越えて欲しいですね。
また、深い樹木にセパレートされた各ホールは高級感も漂うのに、このコスパは穴場と言えます。
楽天GORAでは4.0の評価でしたが、他の3.9はもっと酷いコースが多いので、私はやや高い評価にしました。
グリーンやレストラン等が改善されればもっと人気コースになるでしょう
(2021年8月取材【東コース】2022年8月取材【西コース】
・構成:JGJA日本ゴルフジャーナリスト協会会員 影山 篤)
- 住所:千葉県東金市滝503
- TEL:0475-54-2681
- 車: 千葉東金道路/東金IC 2km
- 電車:JR外房線 ・大網駅 からタクシーで約20分3000円ほど
- クラブバス:なし
- コースレート:東コース B.T 73.2 R.T 70.9 / 西コース B.T 72.4 R.T 70.1
- ヤーデージ: 東コース 7,181Y / 西コース 6,701Y (いずれも左グリーン使用時)
- ドラコン推奨:東コース(OUT:9番IN:15番)・西コース (OUT:9番IN:15番)
- ニアピン推奨:東コース(OUT:8番・IN:18番)・西コース(OUT:5番・IN:12番)