東京都の西側に住む都民が最も利用しやすい高速道路は中央道です。
そういう意味で山梨県のコースは東北道、関越道、京葉道で行くコースよりも近くて便利。
八王子インターから1時間もあれば甲府に着きますから、甲府までのエリアでお気に入りコースを見つけたいですね。
今日、プレーするコースは山梨県で3番目に開場したという名門・甲府国際カントリークラブ。
ここをラウンドして、私は赤星四郎の言葉を思い出しました。
「アンジュレーションこそ、ゴルフの生命。もしコースが湖面のように平たん続きなら、ゴルフは滅びていただろう。心からアンジュレーションを愉しまなくて、何がゴルフだ。」
そして、甲府国際CCの設計者は第1回日本オープンで赤星四郎に破れ2位となった浅見緑蔵です。
浅見緑蔵も赤星と同じマインドで甲府国際CCを設計したのだろうと思うと地形を活かしたこのコースを楽しんでやろうという気分になりました。
山梨県は山岳県。山と景観を愛でつつプレーを楽しみましょう。
ゴルフ歴35年、年平均40ラウンド、これまで700コース以上をプレーしている私が実際にラウンドしてきましたのでレポートしますね。
Contents
甲府国際カントリークラブの口コミと評判
甲府国際カントリークラブへのアクセス
甲府国際CCは甲府昭和ICの2つ手前、一宮御坂ICから約10分というアクセスの良さです。
電車でも最寄り駅からタクシーで20分ですのでアクセスはバッチリです。
住所:〒406-0812 山梨県笛吹市御坂町下黒駒3193
TEL:055-264-2711
中央自動車道・一宮御坂ICより5km、約10分。
笛吹八代スマートICより8.1km、約15分。
JR中央本線「石和温泉駅」より、駅からタクシーで約20分
※クラブバスなし
クラブハウス
1965年に開場した歴史あるコースです。当時のままのクラブハウスが伝統を感じます。
たくさんの燕が飛び交い巣を作っていました。これも歴史あるコースならでは?
設計家は浅見緑蔵
浅見緑蔵(1908~1984年)は28コースを設計していますが、設計家というよりはプレーヤーとしての実績が素晴しく、2012年に殿堂入りを果たしています。
19才で日本オープン、同年の日本プロにも優勝しこの両大会の最年少記録は現在も破られていません。
その後もメジャートーナメントをすべて制覇し、海外にも派遣されました。
日本のプロゴルファーの草分け的存在です。
晩年は日本プロゴルフ協会設立(57年)に尽力。63年からは同協会の第2代理事長を務めてプロゴルフ界の発展に寄与しました。
山梨県の設計コースは甲府国際CCのほかは甲斐駒CCだけです。
茨城県に自身の名を冠にした浅見GCを造成し、日本プロを開催しました。
ドレスコード
最近はドレスコードがゆるくなったと思います。
甲府国際CCも厳しいドレスコードは設けていませんが、シャツの裾はパンツの中に入れること。
夏季半ズボン着用の際はショートソックスと裸足はNGです。
入場の際は夏場のジャケット着用は義務付けられていません。
が、ゴルフラボの読者なら颯爽とジャケットを着ていきませんか?
アパレル業界が次々と参入してきたのは「ゴルファーはおしゃれに気を遣う」というマーケティングデータによるものです。
夏もサマージャケットを着こなして行きたいですね。
推奨・ドレスコード
来場時
- ジャケット・ブレザー着用
プレー時
- 襟付きシャツ
- シャツカラー
- ポロカラー
- ハーフパンツにはハイソックス
NGな服装
- ジーパン
- カーゴパンツ
- スウェット
- トレーニングウェア
- トレーナー
- クールネック・ボートネック
- Tシャツ
- ノーハイソックス
- タンクトップ
- キャミソール型
- ミニスカート
練習場
ドライビングレンジ
キャディマスター室でコインを購入しましょう。
1コイン 25球 440円です。打席数は9打席、180ydですがドライバーも使用できます。
パター練習場
グリーンのスティンプメーターは8.0~8.5ftくらいでしょう。
本グリーンにアンジュレーションがあっても練習グリーンはほぼフラットが普通です。
そのため練習グリーンでは長い距離を打たず、1~2mの距離を真っすぐに打つことが重要です。
特に甲府国際CCのグリーンは甲府盆地に向かって順目です。
この写真の右側に甲府盆地が見えますから、そのつもりで練習しましょう。
甲府国際カントリークラブの攻略法(レギュラーティー/メイングリーン)
コース全体の特長
浅見緑蔵は自然の地形を活かして設計し、それ自体がハザードになると考えたんでしょう。
池やバンカーが少ないのは「傾斜」がハザードになるということでしょうね。
2打目やアプローチが左足上がりになるホールが多いので、スコアアップの秘訣はティーショットをできるだけフラットな場所に置くことです。
グリーンは2グリーン。その多くが砲台グリーンのためチャックリ病が起きやすいです。
グリーンは以前もっとアンジュレーションがあったようですが、改造してフラットになりました。
そして、芝目は甲府盆地に向かって順目です。
バンカーの砂は厚く、ちょうど良い固さです。
砂の色が違うバンカーがありました。砂質が違うのかな?いずれもアゴは低いので脱出はたやすいでしょう。
甲府国際カントリークラブの難易度
グリーン | ティー | 距離(ヤード) | コースレート |
---|---|---|---|
メイン | バックティ | 6,565 | 71.8 |
レギュラーティ | 6,141 | 69.9 | |
フロントティ | 5,828 | 68.7 | |
サブ | バックティ | 6,334 | 70.7 |
レギュラーティ | 5,910 | 69.0 | |
フロントティ | 5,597 | 67.8 |
コースの難易度を図る指標としてコースレートがあります。
数値が小さいほど易しいコースだという事になります。
甲府国際ccのコースレートは69.9(レギュラーティ)
レギュラーティからは県内で12番目の易しさです。
しかし、バックティーからは山梨県で15番目に難しいコースに!!
甲府国際ccは初心者でもアスリートでも楽しめるコースなんです。
参考までに山梨県のゴルフ場を難易度別にまとめましたので参考にしてくださいね。
お待たせしました!!
甲府国際ccの各ホールごとの攻略法です。
頑張ってくださいね。
1番ホール 364yd Par4
ティーショットは打ち下ろし、2打目は打ち上げとなるミドルホール。
このスタイルのホールが多いのでティーショットはフラットな場所に置きたいもの。
1番ホールだと200yd地点になります。
2打目はピンが見えないほどの打ち上げ。
残り100ydでピンが見えました。1番手以上クラブを上げましょう。
グリーンから振り返ると相当の打ち上げであることがわかりますね。
2番ホール 446yd Par5
2番も打ち上げのロングホールです。
ティーショットはフェアウェイに置きさえすればほぼ平坦な場所から2打目を打てますが、残りの距離が相当あるはずです。
レイアップして3オン狙いで良いホールです。
バンカーはひとつしかありません。
2番Hのバンカーは砂がやや固め。鋭角にドンと打ちこみましょう。
グリーンは中央に向かって芝目が流れているので、上からは速いです。
3番ホール 146yd Par3
相当な打ち下ろしのショートホールです。
距離感が難しいですが、15ydマイナスして番手を選んでください。
左側の傾斜を利用して1オンすることも可能です。
左グリーンの奥のバンカーを越えるとOBですから、番手選びは慎重に考えましょう。
4番ホール 375yd Par4
激しい打ち下ろしですがストレートのミドルホール。
1打目で距離が稼げますので、Parを狙いましょう。
なお、甲府国際CCのホールは左右にOBや1ペナがあるので、ドライバーが曲がる人は苦労します。
2打目はフラットなライから打ち下ろしでグリーンが狙えます。
バンカーを避けるルートでショットしましょう。
左にヒッカケると松の木がスタイミーになります。
5番ホール 384yd Par4
H/C1の左ドッグレッグのPar4ですから無理をしないように。
真っすぐ180yd以上打つとフェアウェイを突き抜けます。
フェアウェイ左端を狙うか、アイアンでティーショットを打ちましょう。
フェアウェイ幅は広いので、2打目もストレスなく打てますが、3オン狙いで楽に打つのがH/C1のホールの攻め方です。
グリーンは奥から速いので手前から攻めましょう。
6番ホール 374yd Par4
フェアウェイが右に傾斜しているため狙い所は土手ののり面でいいでしょう。
ティーショットをフェアウェイに置けた場合、2打目は左足下がりとなります。
フェアウェイがうねっているため左足上がりショットの場合もあります。
左足上がりでも、左足下がりでも球は右足寄りに置いて打たないとダフりますよ。
アプローチは傾斜地からの打ち上げです。
スタンスを広くするとクラブが球をきれいに拾えません。
傾斜地からはスタンス狭め、スイング小さめでゆっくり振るとナイスショットが出ますよ。
7番ホール 306yd Par4
短いミドルホールです。
私はバックティーでプレーしていましたが、バックティーのティグランドを見つけるのに苦労しました(笑)。
バックティーはレギュラーティーの右側かなり後方、6番グリーンの右側です。
2枚目の写真はバックティーのティーグランドからの風景。
レギュラーと全然違いますよね。
この7番ホールはずっと上りのため実際の距離よりも長く感じます。
このクロスバンカーからグリーンまで140ydですが、かなり上っているので1番手上げましょう。
8番ホール 174yd Par3
やや距離のあるショートホール。
左グリーンの場合、左側に縦長のバンカーがありますが、さらにその左が1ペナなので、ガードしてくれてます。
メイングリーンは右側。ここもバンカーに入れやすいレイアウトです。
グリーン奥が傾斜の場合、バンカーからのホームランが気になりますよね。
グリップを緩めると脱出できません。
しっかりグリップしてエクスプロージョンすればホームランしませんよ。
9番ホール 468yd Par5
やや右ドッグレッグのPar5。
クロスバンカーまでは200ydで入ります。狙いは右の山すそです。
右サイドのほうが1ペナゾーンが深いので、右、右と打っていきましょう。
だらだらと上っていくレイアウトです。
左足上がりでフェアウェイウッドを持つとミスショット率が高まります。
クォータースイングでゆっくり打つか、ミドルアイアンで残り100ydまで運びましょう。
9番はガードバンカーが多いホールです。
アプローチはグリーン手前からが鉄則です。
10番ホール 357yd Par4
幅が広く打ちやすいホールです。
しかし、グリーンまで上っており、フラットな場所はないのでティーショットで距離を稼いでおきましょう。
ここは思い切り打って大丈夫なホールです。
2打目は打ち上げでグリーンが見えません。
1番手大きいクラブで方向性を確かにショットしましょう。
11番ホール 482yd Par5
打ち下ろしのロングホールです。
ドラコン推奨ホールでもあるので、飛ばしてOK!
フェアウェイ右のクロスバンカーまで230ydありますが、打ち下ろしなので入りやすい距離です。
2打目からは打ち上げ。打ち上げが続くと疲れますよね。
ガードバンカーはグリーン周りに4つ。
無理に2オンを狙わず、確実にアプローチウエッジでパーオンを狙いましょう。
12番ホール 400yd Par4
やや左ドッグレッグにうねるミドルホール。
ドッグレッグのカーブまでは250ydありますので、打ち下ろしとはいってもドライバーが突き抜けることはあまりありません。
このホールもティーショットは振っていきましょう。
2打目からはグリーンまで上りです。
このクロスバンカーから付近からメイングリーンまでは175ydもありさらに上りですから、グリーン近くまでレイアップする気持ちで打てばいいでしょう。
13番ホール 152yd Par3
13番から先のホールではあちこちで甲府盆地が見渡せて気分が晴れます。
池越えのショートホールです。甲府国際CCの池はこのひとつだけです。
高低差も無いので距離感を合わせて打ちましょう。奥はOBです。
この13番のバンカーは砂が白かったです。他のホールと違うのかな?
14番ホール 332yd Par4
見た目フラットなミドルホール。フェアウェイが狭いのでセンターより右目を狙いましょう。
グリーン近くまで寄せても、これだけの高さのある砲台グリーンは初心者にはハードです。
球をグリーンで止めることができません。
グリーン横は松の木と甲府盆地という日本画のような景観が広がるフォトスポットです。
15番ホール 343yd Par4
15番もフェアウェイが狭く、方向性が求められるミドルホールです。
右側はOB。左側は1ペナ、そしてグリーンまで打ち上げという甲府国際CCを象徴するようなホールですし、
設計家の浅見緑蔵の挑戦に勝負するH/C2のホールです。
ここまでプレーしてきたら左足上がりのアイアンショットの感覚がだいぶわかってきたと思います。
掬い上げる打ち方ではなく、ロフト角を信じて、上から打ちこみましょう。
16番ホール 165yd Par3
両サイドとグリーン奥がOBという、方向性と距離感が求められるショートホール。
打ち下ろしなので7番アイアンで振り抜きましょう。
グリーンを外すと、いつもの砲台グリーンです。
2m以上もある砲台なので柔らかい球筋でピンを狙いたいですね。
17番ホール 464yd Par5
左右にOBが控えるロングホールですが、フェアウェイが広いので、右サイドからセンターの間を狙って打っていきましょう。
このフェアウェイ左のクロスバンカーまでは230yd。
フェアウェイがやや左傾斜なので入りやすい罠です。
アプローチは打ち上げになります。奥のOBは深いので大き目に打ちましょう。
18番ホール 409yd Par4
甲府盆地に向かってショットする名物ホールにやってきました。
ティーショットは斜めに立っている松の木の先がベストポジションです。
2打目もグリーンまで打ち下ろしです。
ショートアイアンで打てる距離なので2オン、Parを狙いたいですね。
グリーンは手前から速いです。
景観に見惚れそうですね。
お疲れ様でした。
甲府国際カントリークラブの施設をチェック!
フロントとラウンジ
受付ではGORAチェックインが使えました。
もちろん感染症対策もしっかりやっています。
山梨県は感染者数が関東甲信越で群を抜いて少ない県なので、コロナ対策はバッチリです。
ラウンジは2Fのレストラン横にあります。
1Fのメインスペースはプロショップになっていました。
レストラン
コースや山々の景観を眺めながら食事ができます。
テーブル間の距離もたっぷりで感染症対策もキチンと講じています。
朝食
甲府国際CCのウリのひとつが食事です。
まず朝食サービス。無料で朝食が食べられます。
ごはん、豚汁、生玉子、漬物、ふりかけというメニューでした。おかわり自由です。
昼食
※基本的にランチはプレー代とのセットです。表示は差額です。
- カレーバイキング(ハヤシも含む)+150円
- 醤油ラーメン
- つけ麺
- もつ煮と餃子セット
- 二色蕎麦とミニうな丼+150円
- 冷やし中華
- ラム肉鉄板焼き+250円
- 豚ロースカツ +150円
- トンテキ +350円
- 焼き魚セット
- 鰻丼 +350円
- 鰻重 +1,450円
- 宮崎牛ステーキ+1,450円
すべてのメニューにサラダバーとコーヒーがついています。
さらに、月替わりでおかずの無料サービスがあるんです。
4月は「おでん食べ放題」でした。
5月はコロッケ、6月は平日がチキンカツ、土日はトウモロコシ。
ちょっと凄いサービスですよね。いいんですか?(笑)
私はカレーバイキングを注文しました。
チキン、牛すじ、ハヤシの3種をすべて食べられます。
さらにカレーバイキングだけ、スープ3種が無料、アイスクリームも食べ放題です。
友人は、二色蕎麦とミニうな丼、つけ麺を食べました。
昨年あたりから、鰻はどこのゴルフ場でも定番メニューになりましたね。
しかし、その質には差があります。
甲府国際CCの鰻は本格的でした。
レストランの質のUPはお客様がゴルフ場を選択する理由になり得ますから、他のコースも甲府国際CCを見習うべきでしょう。
スコアカード
この表紙の写真は名物ホールの18番グリーンから見える甲府盆地の景観です。
スコア記入面はシンプルでティーごとに色分けされています。
自販機(茶屋)、トイレ、避雷小屋の場所は明記されていないので、これは改善していただければ嬉しいです。
立ちションさせないためにもトイレの場所は必要ですね。
カート
電磁誘導式と自走式が切り替わるカートです。
この日は午前中が電磁誘導式で、午後は自走式となりフェアウェイ乗り入れOKとなりました。
最近はフェアウェイのカート乗り入れ可のコースが増えてきました。が、これはお客様の要望が多いから。
芝を管理するコース側はやりたくないはずです。
なぜならカートに男性が4人乗ればその重量はカート自体と合わせて700kgを超えます。
そんな重いカートが芝の上を疾走して、芝が痛まないわけはありません。
特に最近は異常気象のために芝の病気が多くなり、弱くなっています。
フェアウェイにタイヤ痕があるコースは美しくありませんよね。
皆さん、ゴルフをしに来たのですから、カートはカート道路に停めてボールまで歩きましょう。
荷物入れは背面に2ヶ所あり収納スペースはたっぷりです。天井ネットがあると便利ですね。
また、暑くなると、クーラーボックスが装備されます。
GPSナビはありませんのでコースマップか、ゴルフラボの当記事を見ながらプレーしましょう。
ロッカールーム
ロッカールームは部屋風スタイルで木製の格調あるロッカー。
幅も広く、大き目のバッグでも楽に入ります。
鍵はスコアホルダーに付いている鍵で開閉します。
スリッパは共用ではなく、各ロッカーに入っていました。
化粧室
クラブハウスは古いですが、洗面所が清潔でキレイです。
感染症防止対策でハブラシは撤去され、布タオルはペーパータオルになったと書いてありました。
ところで洗面所を使ったら、周囲の水はねをタオルで拭き取る習慣をつけましょう。
あの石川遼プロも子供の頃、父親に躾けられたと言ってましたよ。
大浴場
お風呂は浴槽がふたつ。
ぬるめのお湯と熱い湯の浴槽があり、ホスピタリティを感じました。
脱衣所にはマッサージチェアがあり、疲れを癒してくれます。
洗面所の化粧品はルシードの化粧水、ヘアトニック、リキッドとZIOTのジェルが備えてありました。
プロショップ
甲府国際CCのプロショップは大変充実しています。
さすが全国に36コースを所有する市川興業グループです。
Admiral、JACK BUNNY、Black Clover、等々の有名ブランドが揃ってます。
LINEで友達登録するとニューモデルも20%OFFですから必ずチェックしましょう。
お土産
甲府国際CCのある山梨県笛吹市は勝沼(甲州市)を抜いてブドウと桃の出荷高では日本一です。
シーズンになれば新鮮な桃やブドウ、富有柿がここで買い求められます。
年間で人気なのは甲州ワイン。
幅広い品種が揃っています。
お菓子ではアップルパイ(シーズンには笛吹産の白桃パイが希少品)が不動の人気で売り切れることもあるというので、朝のうちに買っておきましょう。
イベントやオープンコンペが盛ん
どこのコースもゴルフメーカー協賛のオープンコンペは実施されていますが、甲府国際CCは様々なイベントを企画し、集客力を高めています。
例えば、この抽選会などはゴルフの力量とは関係ないので、どなたにもチャンスがありますね。
また、毎月開催されるオープンコンペもゴルフ用品だけではなく、肉やお酒など飲食系が多いので、家で待っている家族にも喜ばれそうです。
甲府国際CCの評価
評価 | 解説 | |
---|---|---|
コースの面白さ | 5 | 挑戦欲が掻き立てられるか。 |
コースの起伏 | 1 | 起伏があるほうが数値が低い。 |
フェアウェイが広い | 2 | フェアウェイの幅 |
距離が長い | 3 | レギュラーティからの距離。長い方が数値が高い。 |
グリーンの難易度 | 3 | アンジュレーションが効いているか?難しい方が数値が高い。 |
ハザードの難易度 | 2 | バンカーや池等の数や配置。難しい方が数値が高い。 |
OBの危険度 | 4 | OBゾーンが近いか?危険度が高いほど数値が高い。 |
メンテナンス | 3 | 下草の処理や、グリーンの状態など。 |
付帯設備 | 4 | 練習場の充実度。ストレッチルーム等。 |
料金 C/P | 4 | コース評価に対して料金が安ければ数値が高い。 |
アクセス | 5 | 都心からの距離。最寄りICからの距離も参考。 |
食事が美味しい | 5 | メニュー量や味、レストラン充実度など。 |
楽天GORAによる8項目のクチコミ評価よりも多い、12項目で診断しました。
甲府国際CCは平坦で楽ちんなリゾートゴルフが好きな方には向かない、技術向上を目指すアスリート系コースです。
どのホールも表情が異なる面白さがあります。
また、ゴルフマネジメントを教えてくれるコースでもあります。
ここで80台でラウンドできるようになれば、フラットで広いコースでの70台も夢ではありません。
評価は3.9としました。
今後、グリーンを改造する計画があるそうです。
グリーンがさらに良くなれば4.1以上の評価になるでしょう。
(2022年4月取材・構成:JGJA日本ゴルフジャーナリスト協会会員 影山 篤)