ゴルフは日帰りが一般的ですが、遠方だと宿泊で行きますよね。
たまには遠くへ出かけて、現地の旨いモノを食べる「ゴルフ合宿」は楽しいものです。
今回、私は伊豆半島のコースをラウンドしました。
暖かい伊豆半島は冬ゴルフには大人気のエリア。
温暖な気候のほかにも海を臨む景観、美味しい海産物など楽しみが満載の伊豆ゴルフ。
そして、今回ご紹介するのは「伊東カントリークラブ」です。
高台に立地するため、相模湾や富士山を眺めることができる景観の良さと、殿堂入りしている地元出身の山本増二郎プロが設計したレイアウトが楽しめるチャンピオンコースです。
さて、どんなコースなんでしょう。
JGJA日本ゴルフジャーナリスト協会会員でゴルフ歴35年、年平均40ラウンド、これまで700コース以上をプレーしている私が実際にラウンドしてきましたのでレポートしますね。
Contents
伊東カントリークラブについて
伊東カントリークラブへのアクセス
東京からは小田原厚木道路から熱海を経由して135号線のシーサイドラインを走行するので気持ちいいアクセスです。
住所:〒414-0053 静岡県伊東市荻694-1
TEL:0557-36-5865
小田原厚木道路/小田原西ICから 54 km (約1時間)
JR伊東線 ・伊東駅 (JR伊東線・伊東駅下車)
伊豆急行 ・南伊東駅 (伊豆急行・南伊東駅下車)
【タクシー】伊東駅から25分 約4,000円 南伊東駅から20分 約3,000円
【クラブバス】なし。
伊東カントリークラブのドレスコード
厳格なドレスコードはありません。一般的なゴルフプレーヤーとしてのマナーを守って来場しましょう。

望ましい服装
- シャツの裾はパンツにIN
- 襟つきシャツ
- ハイネックカラー付き
望ましくない服装
- Tシャツ
- Vネック
- Uネック
- ヘンリーネック
- タンクトップ
- ジャージ素材のズボン
- ジーンズ
- サンダル類
- クロックス
- タオルをかける
最近はアパレルブランドがゴルフウェア業界に参入して、女性を中心にオシャレになってきました。
せっかくのリゾートコース。オシャレして行きましょう。
練習場

ドライビングレンジはINコースへ向かう途中の左側にあります。
▶7打席 ▶40yd ▶15球 100円(現金利用)
距離が短いと思うかもしれませんが、アマチュアのプレー前の練習場としてはこれで十分です。

球筋を目で追うとヘッドアップしてしまうので、しっかり球を見てショットする練習になります。

練習グリーンはOUT、INそれぞれのスタートホール近くにあります。
スティンプメーターは8.5ftです。特に速くはありません。

練習では2mほどの距離を4方向から打って、感触を覚えましょう。
また、グリーン周りからパターを使った寄せも大事です。カラーから距離を合わせる練習試しておきたいですね。
伊東カントリークラブの攻略法
設計者・山本増二郎とは。(1911~2000)

地元伊東市出身のプロゴルファーで、日本プロゴルフ協会の理事長を歴任し、2022年にゴルフ殿堂入りしたレジェンドです。
我孫子ゴルフ倶楽部に所属していた時に、あの林由郎を育てたことでその先にジャンボ尾崎や青木功等が巣立ち、のちに「我孫子一門」と呼ばれるようになりましたが、その礎を築いた人でした。
コース設計者としては数少なく、伊東CCの他は矢板CC、ダイナスティGC有明(2025年2月末に経営譲渡)、コスモクラシッククラブ(2H、11H)の4コース。
⇒コスモクラシッククラブのレストランの口コミと評判!名物メニューが美味しい
いずれも設計の意図を明確にした戦略的コースを設計しました。
コース全体の特長(レギュラーティー / Bグリーン)

コースは丘の上にあり高低差はありますが、カート道路でそれを相殺しているので、各ホールはほぼフラットです。
打ち下ろしや谷越えなど毎ホール、表情がコロコロ変わる魅力があります。
OUTは左右のどちらかがペナルティエリアになるので、方向性が求められるトリッキーなコース。
INはフェアウェイが広く、豪快なショットが楽しめます。
冬でもフェアウェイは緑色。ちゃんと着色していてメンテナンスもとても良いです。

ガードバンカーは深く、アゴも高いのでなるべく入れないよう避けてアプローチしましょう。
砂質は素直で脱出は容易ですが、距離を合わせるのが難しいので1打以上のペナルティを払うことになります。
なお、バンカーはグリーン両サイドにあることが多く、花道は広いのでランニングアプローチでの寄せも十分アリです。

2グリーンです。
砲台グリーンが多いので、寄せるときには距離感が大切。
アンジュレーションは少なく、芝目もさほど影響を受けません。
8.5ftなので上りはしっかり打ちましょう。なお、ボールマークは必ずグリーンフォークで修復するよう心がけましょう。
5分以内に修復されたボールマークは24時間で元通りになりますが、10分経過すると15日間も残ります。
とにかく、目についた凹みはすべて治すつもりで。
1番ホール 368yd Par4

スタートホールはやや距離のある左ドッグレッグのミドルホールです。

左サイドの1ペナゾーンが浅いので右側のり面狙いでティーショット。
晴れていれば、ティーイングエリアの後ろに富士山が臨めます。


ティーショットが左側のクロスバンカー横まで飛んでいれば残りは150ydほど。
2打目はピン狙いではなく2つのグリーンの間を狙う感じで。

左のAグリーンの左側は斜面ですし、奥もセイフティゾーンが浅いので距離感と方向性が求められます。

伊東CCはアプローチの精度がスコアを分けます。
2番ホール 482yd Par5

豪快に打ち下ろすロングホール。

先が見えないので、左の3本杉の一番右側を目標にティーショット。
ブラインドホールは球を追えないのでフェアウェイキープが必須。
頭を残し、コンパクトスイングを心掛けましょう。

2打目はグリーンまで見渡せます。

飛ばし屋は2オンも狙えますが、左足下がりのライですから、やや右足寄りに球を置いて打ちましょう。
アベレージプレーヤーはミドルアイアンで残り100yd地点あたりへ。

ホール左手を見ると相模湾の絶景が広がっていました。
3打目は打ち上げです。

やや大きめのクラブでアプローチ。グリーン奥も広いので怖がらずに打ちこみましょう。
3番ホール 180yd Par3

距離のあるショートホールです。

ロングアイアンを手にして、力むとフックボールが出ます。そうすると左サイドの1ペナゾーンに捕まります。
グリーン右サイドの傾斜面を利用するくらいの気持ちでバンカーを避けてティーショットしましょう。

ガードバンカーはアゴ近くでなければそんなに難しくはありません。

グリーンは広く手前に受けています。
4番ホール 504yd Par5

緩やかに右にドッグレッグするロングホールです。

狙いは正面に見えるクロスバンカーです。このバンカーまで約270yd。

2打目、3打目は左右のOBに気を付けつつフェアウェイキープがマスト。

特に3打目は左足下がりになるので、シャンクが出やすくなります。

ガードバンカーはもちろんですが、グリーン奥はOBが浅いので特に注意です。
5番ホール 347yd Par4

右ドックレッグで打ち下ろしのミドルホールです。

5番ホールは設計者がクラブ選択を問いかけています。
ティーショットでドライバーを選択するなら右の林ギリギリに。
打ち下ろしのため距離は稼げますが、狙いはピンポイントになります。
安全策は左サイドに見える細く高い木の右を狙い170ydで留めること。
ブラインドホールであることも難易度を上げています。

フェアウェイは左に傾斜しているので、思ったより球が左側にあることでしょう。

2打目は距離感が大事。砲台グリーンで、奥はOBが浅いため、2オンを狙わずグリーン手前に置きにいくほうが無難です。

右サイドののり面は急斜面です。
プッシュアウトしても落ちてくることがあるのでラッキーもあるホールです。
6番ホール 337yd Par4

谷越えでプレッシャーのかかるミドルホール。右ドックレッグです。

谷を越えてフェアウェイに球を運ぶには140ydのキャリーで十分なので、ドライバーでケヤキの木の左側を狙いましょう。

ケヤキまでは185ydです。
この6番はH/C 1のホールです。ボギー狙いで十分。
1打目でフェアウェイを捕らえたら2打目はショートアイアンの距離です。
バンカーに気を付けて高い球でグリーンに乗せましょう。


ガードバンカーに入ったらホームランには気を付けて。グリーンをオーバーするとOBですよ。
7番ホール 350yd Par4

左ドッグレッグのミドルホールです。

フェアウェイが狭いのでドライバーの方向性に自信が無い方はドライバー以外でティーショットを。

フェアウェイが広いのは200yd地点です。
狙いは左サイドの斜面の麓にあるガイドツリー右側。200yd地点です。

ティーショットが200ydだった場合、距離が残ります。
フェアウェイが絞られているので無理せずレイアップを選択するのが賢明です。

グリーンは砲台ではありませんが、伊東CC唯一の2段グリーンです。

3打目でピンと同じ段に寄せることがParへの近道です。
8番ホール 118yd Par3

距離が短いショートホールです。

ショートホールこそ設計者の意図が明確になります。
左グリーンの左側はクリークが流れていて、グリーンを外すと砲台の斜面を転がり落ちます。
右グリーンも右側に外すと、斜面を転がりカート道路で跳ねてOBです。
だからと言って両グリーンの真ん中を安全に狙っても、距離が合わなければバンカーです。

この奥行き30yd幅17ydのグリーンに確実にストレートボールで乗せなければいけません。
ショートアイアンの正確性を設計者は問いかけてるのです。
9番ホール 320yd Par4

挑戦的なレイアウトのミドルホールです。

320ydという短い距離で誰もが2オンを狙える距離ながら罠が多彩なデザインです。

ティーショットでドライバーを選択した場合、幅20ydもないフェアウェイを狙わなければいけません。

200ydまでなら幅は30yd強まで広がります。
240ydあたりからはコースが半分えぐれており、落とすとOBの可能性も。(ネットが止めてくれますが)

2打目はショートアイアンの距離ですが、谷越えになりますし、グリーンは砲台なので、周囲は傾斜しています。

大きめのクラブで狙ったほうがケガは少ないでしょう。
10番ホール 358yd Par4

スネークラインの谷越えミドルホール。

谷を越えてフェアウェイまでは約150ydです。

ターゲットゾーンは見た目より広いです。
左側はのり面により球は落ちてくるし、スライスしても右サイドのふところが深いので思い切り振れるホールです。

2打目は右サイドから眺めると、フェアウェイが広いことがわかります。

グリーン周りも広いので、方向性に神経質になることはありません。

ガードバンカーだけに気を付けてアプローチしましょう。
11番ホール 374yd Par4

右ドックレッグのミドルホール。

左サイドは林に入れるとOB。右サイドは斜面なので落とすと1ペナです。
ティーショットでフェアウェイに置ければ比較的易しくParが獲れます。

大きいクロスバンカーに捕まるのはむしろラッキー。ペナルティ行きを防いでくれるんですから。

花道は広いので手前から寄せていきましょう。
12番ホール 328yd Par4

谷越えの打ち下ろしホールです。

フェアウェイまで届くかどうか、遠くに見えますが約160ydです。
自信を持って振りぬきましょう。

この12番ホールは池と川があります。グリーン手前の池ポチャは黄杭。川は赤杭。
どちらも1打罰で救済を受けられますが、球をドロップできる場所が違います。
黄杭は1クラブレングス以内の後方線上であればどこでもドロップすることが可能ですが、赤杭は黄杭の救済に加えて、2クラブレングス以内のドロップも選べます。
なお、谷越えできなかった場合も池ポチャですが、OBゾーンです。

2打目は池の手前にレイアップしてもいいでしょう。
12番Hはペナルティエリアを徹底的に避けるのが無難にまとめる手段です。
13番ホール 144yd Par3

H/C18のショートホール。ここは確実にParを獲りたいですね。

グリーン手前のガードバンカーは深いので、入れてはいけません。

グリーン奥は傾斜しておりOBゾーンが浅いので大きめのクラブ選択はしないほうが賢明です。

また、右グリーンの右側に外すと、傾斜で転がり落ちて、返しのショットは一苦労。
狙い処はふたつのバンカーの間です。
グリーンに乗らなくてもいいので、アプローチでピンそばに寄せられる場所へのショットを。
14番ホール 538yd Par5

距離の長いロングホール。

INコースで最も難しいホールなので、スコアを欲張らず、ボギーでまとめましょう。
230ydあたりからフェアウェイが絞られるので、マン振りは禁止。方向性重視のティーショットを。

両サイド1ペナなので、FWウッドも方向性に自信があるクラブを。

グリーンに近づけたくて、ロングホールでは2打目に常に3Wを持つのはやめましょう。
フェアウェイキープが必須です。

アプローチはやや打ち上げ。グリーンは受けており、素直なラインなのでグリーンセンターを狙いましょう。
15番ホール 198yd Par3

距離の長いショートホール。

長いホールなので方向性が定まらないロングアイアンで1オンを狙うよりも、グリーン手前50yd地点でOKと思って打つことをおススメします。

150ydであれば両サイドのOBゾーンまでは曲げないでしょう。
そうなると気を付けるのはセンターにある松の木。狙っていきましょう。
木に当てないように左右を向くより、センター狙いでOK。
そうそう木には当りませんから。
グリーン左側は1ペナ。右側は斜面でOBが浅いです。
風向きも確認してショットしましょう。
16番ホール 476yd Par5

打ち下ろしでほぼストレートのロングホールです。

左サイドはずっとOBなので、右のり面を狙いましょう。急斜面なので球は落ちてきます。

2打目も右サイドへ。

とにかく左側はグリーンまでOBが続くので、右、右と意識しましょう。
飛ばし屋は2オンも可能なホールなので、果敢に狙ってもOK。

グリーン手前80ydあたりに池が隠れています。かなり大きい池です。

左グリーンの場合、気を付けたいですね。
17番ホール 416yd Par4

打ち下ろしですが距離の長いミドルホールです。

左サイドはOBが続き、右は1ペナ。フェアウェイは広いので恐れず振っていきましょう。

右サイドには2連バンカーが連なります。
約200ydから250ydまで続くのでティーショットはセンター狙いですね。

グリーン手前にはガードバンカーが無いので、2オンを狙ってもいいでしょう。
グリーンは上から速いのでピン下にアプローチ。
18番ホール 352yd Par4

最終ホールはストレートのミドルホールです。
左サイドは1ペナですが、斜面なので、この面を活用しましょう。

左サイドにはクロスバンカーが控えます。約210ydで入ります。

問題は2打目。
グリーン周りのガードバンカーはどれも大きいので、方向がズレるとバンカーインです。

ガードバンカーは浅いですが、アゴがあるので、縁には付けたくないですね。
売店

コース内売店はOUT6番とIN15番にあります。

無人ですが、自販機とWCがあります。ぜひ、利用しましょう。

自販機は500mlペットボトルが140円から。良心的なお値段です。
スコアホルダーでは買えませんので、小銭を持っていきましょう。
なお、売店には無料のおしぼりもありました。これは嬉しいサービスです。
カート

カートは電磁誘導式です。

天井ネットと背面カゴがふたつあり収納力は十分です。
ゴミ袋も備えてありました。

カートNAVIは最新式で、とても見やすい明るさです。

コースガイドはかなり細かく攻略法やローカルルールを表示してくれます。

スコアカード
伊東CCのスコアカードは上段にAグリーン、下段にBグリーンの距離表示があります。
ティーは3ヶ所。シルバーティーはありません。
レディースティーはかなり前で、谷越えホールも谷の先から打てるので、コンペの際は有利ですね。
売店、WCの表記もしっかりあって助かります。
スコアカードにこの表記が無いゴルフ場って、実はかなり多いんです。
伊東カントリークラブの施設をチェックしました。
伊東カントリークラブのクラブハウス

伊東カントリークラブは1978年に開場しました。
当時は日立造船グループが所有していましたが、2021年から現在のバンリューグループに譲渡されました。
バンリューグループは栃木県の名門、東ノ宮CCなど全国で12コースを経営しています。

受付では記帳してフロントに提出してチェックインします。
楽天GORAチェックインも使えます。プレー後の精算もこの受付で。
クレジットカードも使用可能です。

また、ラウンジはとても広く、立派です。
ビジターも利用できますので、ゆったりしましょう。
ロッカールーム

ロッカーは落ち付いた木製。

ロッカーは広いので大きな荷物も楽々入ります。
化粧室

洗面所にはうがい薬の他、化粧水、ヘアトニック、リキッドとコームが備えてありました。
タオルは布タオルです。
伊東カントリークラブのレストラン

明るく、広いレストランです。
大きな窓からは陽光がふりそそぎ、コースを眺めながらランチがいただけます。

※追加料金なしなしフェア開催中のメニュー
・鉄板サーロインステーキ膳 0円
・広島県産カキフライ 0円
・豪快大海老天丼 0円
・夢の大地豚ロースかつ煮膳 0円
・石焼麻婆豆腐 0円
・醤油ラーメン炙り葱チャーシュー丼0円
・盛り蕎麦とねぎとろ丼 0円
・カツカレー 0円

通常であれば、+770円の鉄板サーロインステーキ膳が「追加料金なし」だったので、私はステーキをいただきました。
牛肉が柔らかくて大変美味でしたよ。

伊東CCの料理はどれも凝っています。

シェフがこだわりある方なのでしょう。
季節ごとにメニューも変わるんでしょうね。

名物は「すき焼き膳」です。美味しそうですね。
大浴場

お風呂は広く、清潔。

洗い場も隣に配慮したセパレート型です。

脱衣所も広いので、混みあうことがありません。

化粧品はKENTの化粧水、ヘアトニック、リキッドが備えてあります。
プロショップ

プロショップもかなり充実しています。

消耗品のボールやグローブ等のほか、ウェアやキャップもディスプレイしてありました。

ゴルフ場のプロショップは専門店よりお買い得なことがよくあるので、見逃してはいけませんよ。

伊東CCオリジナル商品も販売しています。
お土産

お土産は伊豆土産として名高い、地のりやわさび、また伊東の有名店、山六ひもの店の「ひもの詰め合わせ」が手に入ります。

スタート前にフロントで注文すれば買っておいてくれるというサービスが嬉しいですね。
伊東カントリークラブの評価

評価 | 解説 | |
---|---|---|
コースの面白さ | 5 | 挑戦欲が掻き立てられるか。 |
コースの起伏 | 4 | 起伏があるほうが数値が低い。 |
フェアウェイが広い | 3 | フェアウェイの幅。 |
距離が長い | 4 | レギュラーティからの距離。長い方が数値が高い。 |
グリーンの難易度 | 3 | アンジュレーションが効いているか?難しい方が数値が高い。 |
ハザードの難易度 | 4 | バンカーや池等の数や配置。難しい方が数値が高い。 |
OBの危険度 | 4 | OBゾーンが近いか?危険度が高いほど数値が高い。 |
コースの景観 | 5 | コースからの眺望。植栽の美。 |
メンテナンス | 4 | 下草の処理や、グリーンの状態など。 |
付帯設備・キャディ | 3 | 練習場の充実度。カートやグリーンの解説等(キャディ含) |
料金 C/P | 5 | コース評価に対して料金が安ければ数値が高い。 |
アクセス | 3 | 都心からの距離。最寄りICからの距離も参考。 |
食事が美味しい | 5 | メニュー量や味、レストラン充実度など。 |
ホスピタリティ | 5 | スタッフの姿勢。設備や備品の心遣い |
楽天GORAのクチコミ評価の8項目より多い15項目で診断しました。
伊東CCはリゾートコースと舐めていましたが、本格的なチャンピオンコースです。
景観は素晴らしいリゾート。
しかしコースは設計者の意図を感じられる、仕掛けが多い難しいコースでした。
各ホールのレイアウトがプレーヤーを考えさせ、楽しませてくれます。
冬は温暖でラウンドしやすいのはもちろんですが、夏も風が抜ける地形なので気持ちよくプレーできるはず。
次回は芝が青々とした夏にお邪魔します。

(2025年2月取材・構成:JGJA日本ゴルフジャーナリスト協会会員 影山 篤)