ゴルフはマナーにうるさい人がいるから嫌だとか、いろいろなルールがあるから面倒そうだと思っている人も多いでしょう。
確かに細かいルールやマナーは存在しますが、ゴルフのマナーの基本を覚えてしまえばそんなに難しい事はありません。
この記事を読むことによって、ゴルフの基本的なマナーやルールがわかり、初心者でも恥ずかしい思いをすることはなくなると思います。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Contents
ゴルフのマナーとは?
ゴルフのマナーとはあくまでもゴルフをする人たちが気持ちよくプレーするためのものです。
「マナー」と聞くと堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、このマナーを守らない人がいると楽しいはずのゴルフが楽しくなくなってしまいます。
周りの人に迷惑をかけないためにも、しっかりとゴルフのマナーの基本を押さえておきましょう。
初心者が最初に覚えておくべきマナー

ゴルフ初心者の人が初めに覚えておくべきマナーは5つあります。
- 服装はきちんと!
- プレイファーストを心がける
- 同伴者への気配り
- グリーンを傷つけないように
- 自然を大切にする
どれも基本的なことなので覚えておきましょう。
初心者はプレーすることに精一杯になりがちなので、最初はできないこともあるかもしれませんが意識することが大切です。
余裕をもってプレーできるようになれば、マナーも身についてくるはずです。
1.服装におけるゴルフのマナー
ゴルフはだらしない服装はNGです!
いわゆる正装と言われるような、ホテルに入るような服装でクラブハウスに入ります。
ラウンドする時のゴルフウェアも襟付き、ハーフパンツNGなど様々な決まりがあります。
最近はカジュアルな服装でもOKなゴルフ場も増えてきていますが、一緒に行く人に恥ずかしい思いをさせないためにも最低限の格好をする必要があります。
クラブハウスに入る時の服装

最初に受付をする場所がクラブハウスと言われるところですが、男性は基本的にはジャケット着用が義務付けられています。
男性だったら靴は革靴、女性はヒールが良いでしょう。(サンダルはNG)
それにあった服装をするとなると、カジュアルではなくフォーマルに近い服装になってくるのではないでしょうか。
名門と呼ばれるゴルフコースは女性もジャケットを着用しなければいけなかったりもしますので、ゴルフ場によって厳しいところ、ゆるいところとあります。
事前に自分の行くゴルフ場のことを調べておいた方がいいですね。
ゴルフをする時の服装

ゴルフは他のスポーツと違い、あまりにもカジュアルすぎる服装はNGです。
例えばランニングシャツやTシャツ、デニムやカーゴパンツ、サンダルなどです。
ゴルフをするときは襟付きのトップスにチノパンやスラックスなどが良いでしょう。
ハーフパンツは暑い夏は履いている人もよく見かけますが、その場合はハイソックスなどを履くのがマナーです。
シャツはズボンの外に出していても問題はありませんが、シャツインした方がよいゴルフ場もあるのでこちらも事前にゴルフ場の指定の服装を調べておいた方が良いと思います。
帽子やサンバイザーは必須
ゴルフをプレーする時に帽子やサンバイザーはかぶる必要があります。
頭を守るためにも役立ちますし、紫外線帽子にもなります。
ただし、クラブハウスではサンバイザーを取らなければいけないゴルフ場もあります。
2.ラウンド中のゴルフのマナー

ラウンド中はとにかくプレイファーストです!
スロープレーなんてもっての他!速やかに行動することによって周りの人にもいい印象を与えますよ。
初心者は下手なのはしょうがないので、自分のできる範囲で急いで、でもボールを打つときは落ち着いてプレーしましょう。
構えたらできるだけ早く打つ
素振りは1回にしてスムーズに打ちましょう。
見ているほうは「早く打て」とイライラします。また遅くなると後ろの組にも迷惑がかかります。
ダフったら目土をする
フェアウェイでダフったりして穴が開いてしまうこともありますよね。
その場合は目土(砂で埋める)をすると芝の回復が早くなります。
カートに乗るときはクラブは持ったままで
全員がカップインしたら、はやくカートで次のホールに移動しましょう。
早く移動するにはクラブは持ったままカートに乗ってしましょう。
次のホールに着いてからクラブをしまう様にすると進行が早くなります。
後続組に気を使ってあげましょう。
人のいる方向にボールが飛んだら「フォアー!」
人に当たったら大ケガをする可能性があります。
打ったボールが人のいる方向や隣りのホールに行ってしまったら、すぐに「フォア ー」と叫びましょう。
バンカーで打った後はレーキで砂をならす
バンカーの周りにはレーキが置いてあります。
バンカーショットをした後に必ず砂をならしましょう。
バンカーに入ると必ず足跡が付きます。そのままにしておくと、ほかのプレイヤーが不利な状況で打つハメになりますもんね。
バンカーの砂の形を崩さないようにする
バンカーでは砂の形を崩さないためにも低いところから入って、低いところから出ます。
クラブを複数持ってボールの場所に向かう
ボールの場所に移動するときは複数のクラブを持って行きましょう。
1本しかないと番手が合わなかったときにカートまで戻ることになって時間をロスします。
目安は3本です。
ボールの落下地点をしっかり見ておこう
ゴルフ場は広いです。ボールの落下地点を見ておかないと、なかなか見つからないことがあります。
また同伴者の打ったボールの行方も見てあげるようにしましょう。
プレイファーストのために
- クラブは何本か持って行く
- 小走りでボールのところまで行く
- ボールを5分以上探さない
- カートにはクラブを持って乗る
3.同伴者への気配り
ゴルフは自分との戦いとよく言いますが、一緒にラウンドしている人にも気を使いましょう。
同伴者が打つときはしゃべらない
同伴者が打とうとしたら、おしゃべりをストップしましょう。
近くで素振りをしたり、物音を立てたりするのもやめましょう。
ゴルフは集中力が必要なスポーツです。
また打つ人の視界に入る、ボールが当たりそうな位置にいる…など最初のうちは周りが見えなくなってしまうことが多いのでやりがちなミスです。
ボールはどこに飛ぶかわからないので気をつけましょう。
4.グリーンの上でのマナー

グリーンでは走らない
グリーンエリアを走るのはNGです。
グリーンはとても傷つきやすいので、グリーンの上を走ったり、クラブをポンっとおいたりするのはよくありません。
旗もできたらグリーンの外においた方が良いでしょう。
グリーンでは速やかにボールの前まで歩いて行って、順番を待ち狙いを考える時間に当てましょう。
同伴者がパットを打ったら、自分も速やかにバットをして時間を短縮しましょう。
同伴者のラインを踏むのは厳禁
一番嫌がられるのは人のパターのラインを踏むことです。
あなたがパターのラインを踏むことによって、ボールの転がり方が変化するかもしれないからです。
そんな大げさなと思うかもしれませんが、それだけ繊細なのです。
ラインをまたぐこともよく思われないので、グリーンの上では慎重に動きましょう。
グリーンについたボールの痕を直す
グリーンの上は繊細な場所ですが、ボールのあとが付いている場所があります。
それをグリーンフォークで直すとグリーンの再生が早くなります。
そんなことお金払っているんだからゴルフ場でやってよ!という人もいるかもしれません。
もちろんゴルフ場でもやっていますが、自然な環境を借りてゴルフを楽しんでいるという意識を忘れずにプレーするのがマナーで、良いゴルファーと言えるのではないでしょうか。
クラブを置き忘れないようにしよう
クラブを置き忘れは自分も困るし、ゴルフ場の方、他の組の方にも迷惑がかかるので避けましょう。
できるだけカートに近い場所にクラブを置いておけば、否が応でも視界に入るので置き忘れなくなりますよ。
ゴルフのマナーが悪い人がいたら?

ゴルフのマナーが悪い人がいたら雰囲気が悪くなりますよね。
最低なマナーとしては後ろの組からボールを打ち込まれるということです。
経験がある人もいるのではないでしょうか。
万が一こちらのプレーが遅くても、ボールを打ち込むのは危険な行為なのでゴルフ場の人に伝えるべきです。
そうしたら後半は順番を変えてもらえたり、ゴルフ場から注意が入るはずなので。
また、一緒に回っている人がマナーが悪い人だったら、注意してもいいのではないでしょうか。
本人は気がついていない場合もありますから、相手のためを思って伝えてあげましょう。
まとめ
ゴルフのマナーは最初は難しいと感じることもあるかもしれませんが、安全を考えてのことだったり、一緒にラウンドする人のことを思いやるためのマナーです。
意味がわかれば納得するものも多かったのではないでしょうか。
なんども言いますが、最初はマナーやルールなどはプレーに集中するとわけがわからなくなってしまうものです。
服装をきちんとするという、できることから始めたら良いと思います。
まずはゴルフのマナーを頭にいれつつ、ゴルフを楽しみましょう!