ゴルフは日帰りが一般的ですが、遠方だと宿泊となります。そうすると楽天GORAでホテル付ゴルフ場を検索しますよね。
泊りで行くなら、大切な彼女や、楽しい友人と行きたいですよね。特に、彼女と行く場合はホテルの雰囲気がとても大切です。
外観、客室のインテリア、食事などムードを演出するグレードでかつリーズナブルな料金が求められます。
しかし、中には合宿所みたいなロッジもあり、行ってみないとわからない事もあります。
そこでムード満点のホテル付ゴルフ場を探すコツ。それは『Resort』というwordがあるかどうか。
ニセコゴルフ&リゾート、スパ&ゴルフリゾート久慈、軽井沢プリンスホテル&リゾーツ、キャメルゴルフ&ホテルリゾート、ホテル&リゾート那須霞ヶ城ゴルフクラブ等々、いずれにもResortの言葉があり、どこもステキなホテルでとても雰囲気があります。
そして今回取材したボボスカントリークラブ久慈川コースもロゴには『BOBOS Golf & Resort』とあります。
さて、どんなホテルで、どのようなコースなのでしょうか。
JGJA日本ゴルフジャーナリスト協会会員でゴルフ歴35年、年平均40ラウンド、これまで700コース以上をプレーしている私が実際にラウンドしてきましたのでレポートしますね。
Contents
ボボスカントリークラブ久慈川コースについて
ボボスカントリークラブ久慈川コースへのアクセス
都心からは約2時間半かかりますが、常磐道はあまり渋滞しないので、時間の読みが外れないのがいいですね。
住所:〒319-3111 茨城県常陸大宮市山方4933
TEL:0295-55-9555
常磐自動車道/那珂ICから 23 km
JR常磐線 ・水戸駅下車 タクシーで約45分9,000円
JR水郡線 ・山方宿駅下車 タクシーで約5分1,300円
【クラブバス】なし。しかし、バスは所有しています。大規模コンペの時など出動するのでしょうか。

ボボスカントリークラブ久慈川コースのドレスコード

ボボスCCには特に厳しいドレスコードはありません。
冬季のジャケット着用の義務もありません。一般的なゴルフ場のドレスコードと同じです。
しかし、非日常空間のゴルフですから、フェアウェイに映える鮮やかな色使いでおしゃれして行きましょう。
望ましい服装
- シャツの裾はパンツにIN
- ブレザー・ジャケット着用(入退場時・夏は除く)
- 襟つきシャツ
- ハイネックカラー付き
- スラックス・ゴルフ用パンツ
- 帽子・サンバイザー
- 長ズボン+襟付きシャツ
- ポロシャツとキュロットスカート
- ズボンの場合はハイソックス推奨
望ましくない服装
- Tシャツ
- タンクトップ
- キャミソール
- 襟なしシャツ
- Vネック
- Uネック
- ヘンリーネック
- タンクトップ
- ジャージ素材のズボン
- ジーンズ
- 迷彩パンツ
- カードパンツ
- スウェット・パンツ
- テニス・ジョギング用ショートパンツ
- 女性のホットパンツ
- サンダル類
- クロックス
- タオルをかける
- スリッパ
- 下駄
ボボスカントリークラブ久慈川コースの練習場

ドライビングレンジは山に向かって打ちます。晴れていると気持ちいいですね。
打席の人工芝はやや荒れています。

キャディマスター室でコインを購入してから向かいましょう。
▶打席数:20打席 ▶距離:250yd ▶料金:30球 380円

練習グリーンは2面あります。コースが高台に位置しているので眺望がとても良いですね。

スティンプメーターは計測していないそうですが、8.5ftほどです。
それほど速くありませんが、コースのグリーンはアンジュレーションがあるので慎重なパッティングが求められます。
なお、練習グリーンではアプローチ練習はできませんが、カラーからのパッティングはやっておきましょう。そういうケース、多いですもんね。
ボボスカントリークラブ久慈川コースの攻略法
設計は加藤俊輔

設計家の代表格は東の井上誠一氏、西の上田治氏と言われますが、加藤俊輔氏も70コース以上を設計した名匠です。
太平洋クラブ御殿場コース、JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部、北海道ゴルフクラブなどのトーナメントコースから大衆的なコースまで手掛けています。
太平洋クラブ設計部に所属し、軽井沢コース、高崎コース、益子コース、そして御殿場コースと、自社コースの開場に関わった後、独立し、数多くの設計をこなしました。
「自然との共存」を掲げた設計ポリシーに則ったため、戦略性の高いコースに仕上がりました。
日本ゴルフコース設計者協会の初代理事長でもあります。
コース全体の特長(ホワイトティー)

全体的には飛ばしよりもコントロール重視のほうがスコアは安定します。フェアウェイは自然に起伏を活かした「うねり」があり、傾斜地からの正確なショットが求められます。
ラフはそれほど長くはありませんが、野芝ではなくコーライ芝のためか芝の影響を受けます。

ガードバンカーはアゴが高く、距離感を出すのが難しいです。

スコアをまとめるならバンカーは徹底的に避けましょう。
砂質はちょうど良い柔らかさなので脱出だけなら容易です。
また、コース内で池が絡むホールは7ヶ所。岩が露出したホールなど飽きさせないレイアウトです。

グリーンも多彩。2段グリーン、砲台、ポテトチップグリーンと言われるアンジュレーションなど、設計家加藤氏の工夫が見えます。
1番ホール 358yd Par4

ほぼストレートのミドルホールです。

フェアウェイは広いですが、左右両サイドがOBなのでコース内に収めましょう。

特に左サイドは崖になっているので絶対NG。右側ならば低いのり面もありラッキーキックが期待できます。

アプローチでグリーンオーバーは禁物。奥は崖になっています。
グリーンは縦長。グリーン面はフラットでさほど難しくはありません。
2番ホール 120yd Par3

景観のいい名物ショートホールです。高低差がかなりあります。

-20ydのつもりで番手選択をしましょう。もちろん風があればその影響も考えて。

グリーンは馬の背で3パットの危険もあります。
この2番ホールは狭いグリーンに無理してワンオンを狙うのではなく、周囲のラフも含めてOKと寛容に考えて、寄せワンParを狙っていきましょう。
3番ホール 385yd Par4

H/C 1のミドルホール。ボギーでも良しと考えましょう。

フェアウェイが広いのは200ydあたりまで。
250yd地点は幅が30yd弱と狭いので飛ばし屋はティーショットは200ydで留めておきましょう。

右サイドは崖、左は林です。コントロールショットで小刻みに攻めましょう。

2打目は打ち上げです。しかし、グリーン奥はOB。
右サイドは崖です。外すならグリーン左サイドです。

グリーンは大きな2段グリーン。

奥側が高いのでアプローチは慎重に。
4番ホール 310yd Par4

距離が短いミドルホールですが、罠が待ってます。

フェアウェイは狭く、傾斜もあり、グリーン手前には長さ40ydもあるガードバンカーが壁になります。

ティーショットは飛ばしすぎずバンカー手前、200yd付近がベストです。
2打目はバンカー越えを狙うより左側に見えるマウンド越えのほうが安全です。
なお、グリーン奥は急斜面になっており、返しで大叩きします。距離感を大事に。

入れてはいけないガードバンカーがこの写真です。グリーンまでの距離を合わせたバンカーショットは至難の業。このバンカーは気を付けたいですね。
5番ホール 340yd Par4

池越えで右ドックレッグのミドルホール。

右サイド140ydにも池があります。
狙いは左方向のフェアウェイです。ティーショットは200ydで十分です。

起伏あるフェアウェイはスタンスをしっかり。

バックスイングは小さく、ゆったりとショットしましょう。打ち上げなので1番手上げてもいいでしょう。

グリーン周りにガードバンカーはありません。周囲はすり鉢状なので、アプローチは必ず左足下がりになります。
左足下がりのショットは、右足を思い切り引いて、左足一本で立つような形で打つこと。
決してトップはしないように。OBも近いですよ。
6番ホール 255yd Par4

池とバンカーに囲まれた短いミドルホールです。

ワンオンチャレンジしても良いですが、ストレートボールが打てるプレーヤーにはバーディチャンスがあります。
ティーショットは確実に160ydで止めて、フェアウェイキープ。

2打目はクリーク越えになりますが、残りはSWの距離。
グリーンセンター狙いで打ちましょう。

グリーンは中心が高く、放射状に下っています。なので、ピンが真ん中にあればすべて上りパットになります。
7番ホール 481yd Par5

OUTホール唯一のロングホールです。

250yd付近が一番広いので、ドライバーでマン振りしましょう。贅沢言えば、ティーショットはやや左側狙いのほうが2打目は楽です。

フェアウェイ左サイドは土手を越えるとOBです。

フェアウェイはわりとフラットですがラフにはコブが連立しています。

フェアウェイ内で勝負したいです。

ガードバンカーはひとつ。グリーンは砲台で受けており確実に乗せていきましょう。

ピンの下に付ければやさしいラインが残ります。
8番ホール 312yd Par4

岩場を越える変わったレイアウトのミドルホール。

右サイドは急傾斜ですから左側に見える3本の樹の方向を狙いましょう。
そして、230yd先のバンカーに入らぬよう距離を調整しましょう。

この2枚目の写真の樹が狙うターゲットです。しかし、樹に近すぎるとスタイミーになります。

ガードバンカーのゾーンは奥行き60ydもあるので、ここには入れないように。

グリーンは細長く、幅がありません。
距離感に気を付けてピン下へアプローチ。
9番ホール 160yd Par3

やや難しいショートホールです。

160yd先の砲台の幅32ydのグリーンに球を止めようと力むとたいていフックボールが出ます。
グリーンの奥と左は斜面ですし、左はOB杭がすぐです。

狙いは右サイドの斜面がいいでしょう。グリーン右のラフに1打目が止まればまだParno可能性が残されてます。

グリーン手前のガードバンカーも入れるとピンに寄せるのは厳しいので避けたいですね。
グリーンは受けていますが、アンジュレーションがキツいので読みを慎重に。
10番ホール 493yd Par5

後半はスタートホールからロングホール。

INコースはPar5が3ホールありPar37です。

左ドッグレッグなので左サイドを攻めたいですが張り出した樹がスタイミーになるので、右サイドに打つしかありません。

が、250yd以上飛ばすと2打目が打ちづらくなります。
フェアウェイは広めです。左サイドに外すと斜面に落ちるので、右のり面が安全。
ティーショットがいい場所ならば2オンも狙えます。

ガードバンカー右サイドを狙ってグリーン近くまで運びましょう。
ところで、バンカーは整備がイマイチ。バンカーエッジの芝が砂地にまで伸びてしまっています。

トーナメントコースのバンカーエッジは角刈りのように立っているもの。
そのほうが、遠くからでもバンカーの脅威を与えられるからです。ここはメンテの改善が必要ですね。
11番ホール 370yd Par4

左ドッグレッグの谷越えミドルホール。

ティーイングエリアから眺めると目に飛び込んでくるのは急傾斜の面。結構怖いです。
ティーショットは真っすぐ、170yd~220ydの距離でコントロールショットしましょう。
2打目はやや打ち下ろし。ガードバンカーは無く、グリーン奥も壁になっているのでオーバーしても大丈夫。その代わり、急斜面からの寄せとなりますが。
外して行けないのはグリーン左サイド。
斜面で落ちて、OBは免れてもリカバリーが困難なエリアに行ってしまいます。
安全策は2打目でレイアップして、3打目で手前から寄せる事です。
12番ホール 157yd Par3

池越えのショートホール。

池がホールの横幅いっぱいに広がり、両サイドのわずかなラフも池に向かって傾斜しています。
また池の長さは70ydもあるため、グリーンに乗せないといけません。
7番か6番で打つ方が多いと思いますが、力むとヒッカケて左サイドの林へOBです。
バンカーで止まればまだマシですね。
女子のティーもレギュラーティーの少し前。やはり池越えを強いられます。
池に入った場合は特設ティーから3打目として打てます。
こんなケースは2つの手段があります。
ひとつはピンがどこに切ってあろうとも、グリーンに乗せられる最短距離を測り、その番手のクラブでしっかり打つこと。12番ホールの場合144ydです。短いクラブならば力まず打てるという自己暗示をかけるのです。
もうひとつは大きめのクラブで軽~く打ちます。170yd飛ぶクラブで150yd打つつもりでゆったりと振ります。
クラブの芯に当たりやすくなり、ヒッカケは出ませんし、距離も落ちます。
不安がある方は是非、お試しを。
13番ホール 325yd Par4

距離の短いミドルホールです。

しかし、フェアウェイは狭く右に傾斜しているので、クロスバンカーに注意してフェアウェイに収めましょう。

右のクロスバンカーまで約235yd。

バンカーに届かないクラブでティーショットしましょう。

グリーンは横長で奥行きは13ydしかありません。
そしてグリーンの前後には大きなバンカー群がガードしています。
2打目は距離感を踏まえて、高い止まる球で打てればParも獲れます。
14番ホール 173yd Par3

距離はあるがハザードが少ないショートホール。
左右はのり面、グリーン手前はうねりのあるライ。
ロングアイアンで無理するとグリーン左サイドの1ペナゾーンに飛び込むかも。
ティーショットが乗らなくても寄せワンで凌ぎましょう。

グリーン左手前のグラスバンカーは、それほど厳しくはありません。
15番ホール 445yd Par4

距離もある谷越えのミドルホール。

レディスティーは谷を越えた先にあるので安心ですね。
H/C 2でINコース最難関ホールです。
3オンボギーでいいというマネジメントをしましょう。
ティーショットの狙い処は正面に見えるケヤキの木の真上です。それも160yd以上200yd未満でお願いします。

200ydを超えるとラフの斜面から次打となります。
距離を稼ごうと欲張ってケヤキの左側を狙うと必ず急斜面に捕まります。
途中で球が止まることはないので、ロストかOBへ。斜面を超えてフェアウェイをキープするにはキャリーで240ydは飛ばさないといけません。

グリーンを狙うには斜面がある左サイドを避けて右のり面方向へ打ちましょう。
16番ホール 536yd Par5

距離の長い右ドックレッグのロングホール。

ティーショットはフェアウェイ左サイドへ。
右にプッシュアウトしてしまうと林がスタイミーになり、横に出すだけとなります。

2打目も220yd以上残してますよね。2オンを欲張らずレイアップして得意な距離を残しましょう。

グリーン手前はフェアウェイが右傾斜、コブもあり球の止まった位置によっては打ちづらい場所となります。
トップしてグリーンオーバーするとOBの可能性もあります。
17番ホール 305yd Par4

やや打ち下ろしの短いミドルホールです。

このホールも池のハザードが効いており、ドライバーでティーショットできません。
手前の池まで200ydしかありません。
狙うは池に届かないクラブで、フェアウェイ左サイドしかないですが、ヒッカケると右の斜面を転がります。

ポイントは2打目。ウエッジの距離ですし、確実に乗せたいです。
しかし、グリーンを外すと左は池。右は急斜面。手前はガードバンカー。奥は林でOBもあります。特に左右外しはNGです。

グリーンはセンターから手前は受けており、奥は下っています。
ピン手前に止まる高い球で乗せるしかありません。短いけど難易度が高いホールです。
18番ホール 475yd Par5

池越えのロングホール、右ドックレッグです。
池はプレッシャーになりません。

正面に見えるクロスバンカーまで225ydです。自分の飛距離と相談して、このバンカー周辺を狙いましょう。

2打目は左右OBなので真っすぐにグリーンを狙います。

幸いにもガードバンカーはグリーン後方なのでフェアウェイウッドでグリーン近くまで寄せたいですね。

グリーンは砲台でかつ、2段グリーン。それも強烈な段差です。
上段は奥に下っているので、打ちすぎると奥のガードバンカーの餌食。
手前から寄せるならランニングアプローチがオススメです。
TOTAL ブルーティー6,304yd ホワイトティー6,000yd Par72
売店

売店はOUT6番とIN14番にあります。いずれも無人で自販機とWCがあります。

自販機の値段はゴルフ場にしては良心的ですね。小銭を持参しましょう。
カート

カートは電磁誘導式です。リモコンは上級者が持ちましょう。

天井ネットはありませんが、背面カゴが上下に2ヶ所あるので収納力は問題ありません。

カートNAVIは最新式。直射日光でも見やすく、スコア入力すればスマホで確認できます。
なお、ボボスCCはグリーンが難しいので、グリーンに向かう際は必ずチェックしたいですね。
スコアカード

真っ赤でおしゃれなデザインのスコアカードです。
レギュラーティーで6,000ydと、距離が短いレイアウトなので、上級者はBLUEティーからのラウンドをオススメします。
しかし、距離が短いということは戦略的なコースの証明でもあります。
見栄を張ってBLUEから回ると恥ずかしいスコアになりますよ。
ところで、売店、WC、避雷小屋の場所が明記されていません。せめてWCは書いておいて欲しいですよね。
ボボスカントリークラブ久慈川コースの施設をチェックしました。
ボボスカントリークラブ久慈川コースのクラブハウス

ボボスCCは1987年に国武グループが総合リゾートとして建設し開場しました。バブル期直前ですから歴史ありますね。
開場当時の名称は「サンクチュアリ久慈ゴルフクラブ」でした。
その後、2014年に経営交代、2016年から韓国のヘイソリアグループが所有し、現在に至ります。そのため、あちこちに韓国語でも表記があります。
なお、系列コースにニセコ&リゾートもあります。

熊谷組が建設したクラブハウスはかなり豪華です。
このあと、ホテルの項目でもその豪華さを紹介しますね。

受付ではGORAチェックインが使えます。プレー後の精算は精算機で。もちろんクレジットカードも使えます。
ロッカールーム

木製のかなりしっかりしたロッカーです。
収納力もバッチリです。スリッパが各ロッカーに収納されており、感染症対策も講じられています。靴ベラは共有でした。
また、ロッカー前の出っ張りは椅子代わりになるのでとても便利ですよね。
化粧室

天板が大理石の洗面所です。うがい薬はありません。
また、布タオルではなく、ペーパータオルでした。
ボボスカントリークラブ久慈川コースのレストラン

豪華でかっこいいレストランです。

窓からはコースとともに山々が望めます、その先は太平洋です。


※料金は昼食付プランの場合の差額で表示
・肉うどん・そば(冷・温) 0円
・ビーフカレー 0円
・唐揚げ定食 +300円
・ビビンバ +300円
・スンドゥブ +300円
・プルコギ丼 +300円
・霧降高原豚のトンカツ +500円
・生姜焼き定食 +300円
・韓国ラーメン 0円
・赤ワインソースの牛カツレツ+500円

私たちは冷やし中華とから揚げ定食をいただきました。

韓国料理も揃っていて、どれも本場の味が堪能できそうです。
おつまみにもキムチやチャンジャなどが用意されてましたよ。
なお、一般の方にもレストランは開放しているそうです。
この景観とステキなインテリアでランチができるので地元の方にも好評でしょうね。(予約制)

ソフトドリンクのドリンクバーは別料金、450円です。

レストランの横には豪華なラウンジとBARがありました。
宿泊した夜は恋人とカクテルをいただきましょう。
大浴場

大浴場も美しく豪華です。大きな窓からは自然の風景。秋には紅葉が見事でしょうね。

サウナも備えてあります。(現在休止中)

脱衣所も広々とし、清潔です。

化粧品はルシードのヘアトニックと化粧水。
ヘアリキッドや乳液はありませんでした。

足裏のツボをマッサージするニューフットウェルが常備されていました。これ、気持ちいいんですよね~。
プロショップ

プロショップはコンパクトにまとまっていました。
ボール、グローブなどの消耗品のほか、ウェアやキャディーバッグなどおしゃれにディスプレイしてあります。

ゴルフ場のショップは街中の専門店と比べて、お買い得な掘り出し物が見つかることも多いので、決してスルーしてはいけませんよ。
お土産

お土産コーナーは地元の名産、笠間焼や、韓国の食品やお菓子が充実していました。

お土産に力を入れているゴルフ場はホスピタリティあるコースと言えます。
ホテル

88名以上が宿泊できる規模の大きいホテルです。

シングルルーム24部屋、ツインルーム31部屋、スイートルーム1部屋があり広さも十分です。

部屋にある冷蔵庫は冷凍室もある中型。ドリンクを凍らせておくことができますね。

マッサージサービスもありました。

お部屋はバルコニー付きなので気持ちいいです。

景観も素晴らしく、ゴルフコースとその先に広がる山並みが早朝はとても美しい。雲海が見えることもあります。
宿泊費は1泊7,700円~。とてもリーズナブルですよね。宿泊付きプレーがお得です。

スイートルーム以外はお風呂が部屋に付いていません。ホテルの地下には宿泊者用の大浴場があります。

ゴルフ場の宿泊施設の風呂といえば、コースに付いている大浴場を利用するのが一般的ですが、ボボスCCには宿泊者専用風呂があるんですね。

食事も予約しておけばホテル内で摂ることができます。
また、食事を持ち込んで食べたければ、電子レンジがホテルロビーに備え付けられています。

ホテルには他にもラウンジがあったり、屋内プールがあったりと、設備が凄い!

※プールは団体や、水泳合宿用のため、一般開放はされていません。
こんな立派な会議室(100名収容)まであり、企業が団体で利用することもあるそうです。
なにか大きなイベントができそうですね。
ボボスカントリークラブ久慈川コースの評価

評価 | 解説 | |
---|---|---|
コースの面白さ・設計 | 5 | 挑戦欲が掻き立てられるか。 |
コースの起伏 | 2 | 起伏があるほうが数値が低い。 |
フェアウェイが広い | 3 | フェアウェイの幅。 |
距離が長い | 2 | レギュラーティからの距離。長い方が数値が高い。 |
グリーンの難易度 | 5 | アンジュレーションが効いているか?難しい方が数値が高い。 |
ハザードの難易度 | 4 | バンカーや池等の数や配置。難しい方が数値が高い。 |
OBの危険度 | 3 | OBゾーンが近いか?危険度が高いほど数値が高い。 |
コースの景観 | 5 | コースからの眺望。植栽の美。 |
メンテナンス | 4 | 下草の処理や、グリーンの状態など。 |
付帯設備・キャディ | 3 | 練習場の充実度。カートやグリーンの解説等(キャディ含) |
クラブハウス | 5 | クラブハウスの美観やインテリア。使いやすさ等。 |
食事が美味しい | 4 | メニュー量や味、レストラン充実度など。 |
料金 C/P | 5 | コース評価に対して料金が安ければ数値が高い。 |
アクセス | 3 | 都心からの距離。最寄りICからの距離も参考。 |
ホスピタリティ | 4 | スタッフの姿勢。設備や備品の心遣い |
楽天GORAのクチコミ評価の8項目よりも多い15項目で評価しました。
ボボスCCは距離が短いながらも、名匠・加藤俊輔氏の想いが活かされたレイアウトで大変面白く、そして難しいコースです。18ホールすべてが異なるデザインで何度訪れても攻略する楽しみを見つけるでしょう。
アクセスにやや難はあるものの、ホテルの充実度から考えると、もっと知られてもいいコースだと思います。

(2024年6月取材・構成:JGJA日本ゴルフジャーナリスト協会会員 影山 篤)