【道の駅 ひだ朝日村】飛騨高山でしか買えないレアなお土産15選

お土産を買うならネットで買えないものや地元限定品がいいですよね。

岐阜県の飛騨高山は超有名観光地で、観光客も多く訪れます。

でもわざわざ飛騨高山まで行ったのなら、少し足を伸ばして素晴らしい景観と珍しい逸品に出会ってみませんか？

今日は飛騨高山市街から車で30分弱のところにある「道の駅 ひだ朝日村」を訪れました。

その夜はキャンプ場に泊り、道の駅で買ったお土産を早速いただいてみました。キャンプ場のオーナーからもコメントをいただきましたよ。

某有名旅行会社の添乗員として全国を旅している私が本当にオススメするお土産をご紹介します。

ご案内していただいた観光協会の長瀬さん（右）と道の駅駅長の山本さん（左）

道の駅 ひだ朝日村のアクセス

・〒509-3325 岐阜県高山市朝日町万石１５０
・TEL　0577-55-3777

道の駅 ひだ朝日村で作っている、限定のお土産

元祖飛騨よもぎうどん　細麺と太麺　（株）サンサンあさひ

朝日町は、よもぎが名産品。春一番に採れた良質のよもぎを保存し、年間を通じて商品化しています。

製造元はこの道の駅なんですよ。

太麺は温かいうどんに。細麺は冷たいうどんに向いてます。

商品名	飛騨よもぎうどん
保存方法	要冷蔵
製造者	（株）サンサンあさひ
賞味期限	１週間
内容量	３人前
価格	600円
特徴	道の駅で製造

 

食べてみた感想

もちもちとした麺の食感が新鮮。

よもぎの含有量が多いのか、よもぎの風味が強く、普通の小麦粉のうどんより圧倒的に美味しいです。

細麺は蕎麦のようにスルッと食べれます。

よもぎ五平餅　【1本250円】

道の駅の外の売店で召し上がれます。その場で手作りの五平餅。えごまダレはここでしか食べれません。

他の売店で販売している五平餅は「味噌だれ」になりますが、飛騨あさひの五平餅は「えごまタレ」。

高級調味料とも言えるえごまをこれだけ贅沢に使ってこのお値段は衝撃的です。

よもぎが入っていることで餅の粘り気が増すので五平餅の概念が変わる美味しさです。

他に、よもぎみたらし団子（80円）も大人気です。
⇒和菓子のお土産をみる

食べてみた感想

えごまダレの風味が良く、よもぎの味が濃いのでアンコとベストマッチしてます。
また、餅自体も柔らかいので、五平餅の新たな美味しさを発見した感じです。

きねつきあっぽ餅　（株）サンサンあさひ

「あっぽ」とは飛騨高山地方の方言で「餅」の意味。

真ん中の黒っぽく見えるのは草もち。もちろん朝日町産のよもぎを使用していますよ。

お土産には草もちがいいかも。その色にビックリ、食べると美味しくて二度ビックリです。

きねつきあっぽは道の駅ひだ朝日村の加工場で作られているので、まさにココだけの逸品ですね。

商品名	きねつきあっぽ餅　白もち
保存方法	要冷蔵
製造者	（株）サンサンあさひ
賞味期限	１ヶ月
内容量	８個
価格	400円
特徴	道の駅で製造

商品名	きねつきあっぽ餅　草もち
保存方法	要冷蔵
製造者	（株）サンサンあさひ
賞味期限	１ヶ月
内容量	８個
価格	430円
特徴	道の駅で製造

商品名	きねつきあっぽ餅　豆もち
保存方法	要冷蔵
製造者	（株）サンサンあさひ
賞味期限	１ヶ月
内容量	８個
価格	430円
特徴	道の駅で製造

食べてみた感想

舌触りがなめらかでよく伸びます。

他の餅は米の触感が微妙に感じることがありますが、飛騨あさひ村のあっぽはよく搗いていますので、それがないです。

中でも草餅は朝日町春一番のよもぎを使用いますが、他の草もちより含有量が多いこともあり、よもぎ感たっぷりです。

朝日町の特産品をお土産に

美女餅　(有)ひだ美女餅工房

近くにある美女峠にまつわる言い伝えからネーミングされました。

朝日町では戦前から棒状の餅が作られてたそうですが、この形状のため、料理にも幅広く使える便利なお餅です。

メディアで多く紹介され、朝日町だけでなく飛騨高山の名物にもなりました。

地元朝日町で、もっともポピュラーな食べ方は醤油焼き。

1本まるごと焼いて豪快にガブリと食べても良いし、小さく切って醤油と絡ませてもOK。

バター焼きや、きな粉をつけて食べたり、薄くスライスしチーズをトッピングしてピザのように食べる方も多いです。

また煮ても形が崩れにくいことから、冬場は鍋やお汁粉にいれるのが定番。

商品名	美女餅
保存方法	要冷蔵
製造者	(有)ひだ美女餅工房
賞味期限	２週間
内容量	６本
価格	480円
特徴	朝日町特産

食べてみた感想

氷中貯蔵（生）【300ml 1,180円 / 720ml 2,540円】

高山市朝日町を流れる清流・秋神川をイメージして造られた「秋神水明」は同じ蔵元の本醸造酒。

辛口で塩味が効いた料理に特に合います。

商品名	氷中貯蔵（生）
保存方法	要冷蔵
製造者	(有)平瀬酒造
賞味期限	―
内容量	720ml 300ml
価格	\2,540 \1,180
特徴	朝日町限定

飲んでみた感想

ほんのりと甘く薫り、スッキリとした飲み口。これはいくらでも飲めてしまいます。

和食はもちろんですが、魚料理なら洋食でもマリアージュしますね。

製造にこんなに手間がかかり、流通ラインに乗らない希少品と聞いて、大事に飲んでます。

よもぎ焼酎　（老田酒造店）

朝日町の名産、よもぎを使った米焼酎です。よもぎの米焼酎は日本でここだけでは？

よもぎの香りがほんのりとして、どんな飲み方にも合います。

商品名	よもぎ焼酎
保存方法	常温
製造者	（株）老田酒造店
賞味期限	―
内容量	720ml
価格	1990円
特徴	朝日町特産

 

飲んでみた感想

飲んだ後味でよもぎの香りがします。

野草パワーをもらった感覚になります。ただ野草ではなく、明らかによもぎを感じます。

飲んだ時のインパクトは芋に匹敵します。焼酎をロックで楽しむ大人の男向きかも。

強調しすぎないほのかな香り。癖が強くないので、料理の味を邪魔しません。何杯でも飲み続けることができそうな名わき役。

とまとじゃむ　【150g 500円】

地元トマト農家の奥様の手作りジャムです。

トマトジャムはトマトの新しい美味しさを発見できるジャムとして、クックパットなどでも大人気ですよね。

しかも市販のジャムよりもかなりお値打ち価格。

キャンプの朝食でパンに塗れば、爽やかな森林の風とともに気持ちいい朝が迎えられそう。

商品名	とまとじゃむ
保存方法	常温
製造者	地元トマト農家の奥様
賞味期限	―
内容量	150g
価格	500円
特徴	朝日町特産

食べてみた感想

口に含んだ瞬間、あまーい！想像以上に濃厚で甘みを感じます。後でトマト感が押し寄せてきます。

トマトっぽい香りはあとでほのかにやってきますので、トマト嫌いなお子様でも気にせず食べれると思います。

原材料は、トマト・砂糖・レモン果汁、以上！トマトはそのままミキサーでかけているのかな？トマトの種がそのまま残っています。

飛騨の名産品をお土産に

こもどうふ　（野口豆富店）

豆腐を巻き簀に乗せて紐で縛り、出汁で長時間ゆでたものです。

特長は無数の気泡。この気泡があるから味がしみこみ弾力のある食感が味わえます。

飛騨の高山祭りに欠かせぬ「お祭り料理」のマストアイテム。

野菜などと煮物にしてもいいですし、袋のまま温めてそのまま食べても美味しいので、キャンプでお酒のアテとしても最高です。
⇒おかずのお土産をもっとみる

商品名	こもどうふ
保存方法	要冷蔵
製造者	野口豆富店
賞味期限	―
個数	２本
価格	420円
特徴	高山祭りでお馴染み

食べてみた感想

表面の無数の気泡により、出汁があふれ出します。型崩れもせず、口に含むとジュワッと旨味が広がります。

味付けタイプと、煮込み前の状態のこも豆腐があります。調理が面倒なかたは味付けタイプ。

そのまま冷えた状態で食べても美味しいし、温めて食べる時はラップにかけてチンするだけ。

超らくちんな食卓の1品です。自分の好みの味付けにしたい方は煮込み前の商品がいいと思います。

また出汁が美味しいからこれでけでお酒がすすみます。日本酒、特に飛騨の酒と相性が抜群です。

飛騨牛最高ランクA5が入ったプレミアムサラミ　（あずさ屋）

全国にブランド牛がいますが、飛騨牛は別格の存在。

その中でもＡ５ランクの飛騨牛を贅沢なサラミにした逸品。

飛騨産の山椒粉が付属しているのでさらに美味しくいただけます。

これもキャンプには必需品ですね。
⇒おつまみのお土産をもっとみる

商品名	飛騨牛最高ランクA5が入ったプレミアムサラミ
保存方法	常温
製造者	あずさ屋
賞味期限	90日間
内容量	90g
価格	970円

 

食べてみた感想

口に含むと牛肉の脂が溶けてきて、サラミのうまさを倍増させます。

山椒をかけて食べると大人の味が加速します。ビールによく合います。

あの飛騨牛のサラミですからお値段は決して安くはないですが、箸が止まりません！

うら田のめしどろぼ漬　（あずさ屋）

ネーミングが楽しいですよね。

岡山のままかりと同じ意図で「白ごはんの友」なんでしょうね。

飛騨地方に古くから親しまれている赤かぶらに大根、野沢菜、きゅうりなどを和えた漬物です。

チャーハンに入れて炒めると絶品ですよ。
⇒漬け物のお土産をみる

商品名	うら田のめしどろぼ漬
保存方法	常温
製造者	あずさ屋
賞味期限	90日間
内容量	180g
価格	380円

食べてみた感想

「めしどろぼ」というだけあって白いご飯に乗せて食べると、ごはんがすごく進みます。ごはんとの相性抜群です。

弁当の片隅に入れてもGOOD。ちょっとした一品におすすめです。普段漬物を食べない子でも残さず食べてくれますよ。

たぁちゃんの菊芋漬 （生き生き漬物ｂｙ飛騨あさひ）

「菊芋」って知っていますか？

キク科ヒマワリ属の多年草なんですが、菊に似た黄色い花が咲き、地中にできる太い茎が菊芋です。菊芋は身体にいいらしいですしね。

そんな飛騨朝日町産の菊芋を漬物にしました。

しそ味、みそ味、しょうゆ味の３種がありほんのり甘くて、止まらなくなります。

⇒漬け物のお土産をみる

商品名	たぁちゃんの菊芋漬 （しそ、みそ、しょうゆ味）
保存方法	常温
製造者	生き生き漬物ｂｙ飛騨あさひ
賞味期限	90日間
内容量	200g
価格	450円

食べてみた感想

菊芋ってなかなか手に入らないですよね。手に入ってもどのように調理したらいいか分かりにくい食材。

でも健康の為に食べ続けたい。この漬物なら味が3種類あって、飽きずに食卓に並べれそうです。

菊芋独特のコリコリした触感は漬物にしても健在。コリコリ触感がハマリますよ。

朴葉味噌　(有)糀屋柴田春次商店

これぞ飛騨の郷土料理。

東京の人はまったく知らない朴葉味噌（ほうばみそ）ってなに？

それは朴の木の大きな葉の上にネギ、しょうが、キノコや山菜と味噌をあえて焼いた食べ物です。

甘い味わいがやみつきになるとか。

この朴葉は燃えにくい特長があり、殺菌作用もあるそうですよ。
まさにBBQの時に飛騨牛を乗せて焼いてもいいですね。
⇒おつまみ・珍味のお土産をみる

商品名	朴葉味噌
保存方法	常温
製造者	(有)糀屋柴田春次商店
賞味期限	８ヶ月
内容量	120g×２
価格	490円

食べてみた感想

道の駅 ひだ朝日村の見どころ

道の駅 ひだ朝日村は広い敷地内に施設がいろいろあり、休憩するだけではもったいないスペースです。

お食事処「蓬庵」

飛騨杉のテーブルと和紙の照明がほっこりする空間です。

このレストランではお土産コーナーで紹介したここの加工場で作っているよもぎうどんの出来立てが食べられますよ。

レストランの奥には団体用の個室も備わっています。

流木をテーブルにしていてダイナミック。窓からは日本庭園も眺められて、とても道の駅には思えません。

日本庭園

お食事処　蓬庵（よもぎあん）の隣には日本庭園があり、池には鯉が泳いでいます。

100円で鯉のエサを買って、しばし寛ぐのもいいですね。

古民家「やすらぎ館」

道の駅の敷地内には古民家があります。

普段はイベントなどに利用されているそうですが、古い囲炉裏もあり、映画の撮影所に迷いこんだ錯覚を起こします。

キッチンも付いているので、ここに宿泊して、昭和体験できるといいですね。

グラウンドゴルフ場「あさひの里」

子供からお年寄り、障がい者まで手軽に楽しめるレジャースポーツがグラウンドゴルフです。

元々、鳥取県泊村で誕生した新スポーツでしたが、今では競技人口が15万人弱。ほぼ全県に206もの認定コースがあります。

ルールもとても簡単ですので、道具をレンタルして家族で遊んでみてはいかがですか？

また、グラウンドゴルフのコースの真ん中には土俵があり、ちびっこ相撲大会を開催います。

この朝日村出身の力士がいたことから、大相撲の巡業で朝日村を訪れたこともあり、このように立派な土俵ができたそうです。

そしてペット連れのお客様にはペットを放し飼いにできるあそび場もありますよ。

＜2022年８月取材・構成：旅程管理業務主任　影山　篤＞